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人を見る目を培うには

人を見る目の贈り物

あなたは人を見る目がありますか?

私は・・・あります(笑)。
いや、ここで「ないです」と言ったら、今の私に付き合ってくれている友人知人を全否定することになるので、「あります」と言うしかない(笑)。

だから、私は人を見る目がある
という前提で話を進めようと思う。

記憶の糸

人間40歳も過ぎれば、出会った人を一から十までくまなく覚えているわけではない。しかし、私自身は比較的「人」に対しての記憶力が良く、いつどこで出会った人かを割と鮮明に記憶している。

道端の奇遇

昔、道を歩いていると、知り合いが目の前を歩いているのに気がついた。しかし、誰だったか思い出せない。

いくら考えても思い出せなかったため結局声をかけられず、諦めたのだが、後々思い出した時に、「ああ、声かけなくて良かった」と思った。

なんとその人は、毎朝の通勤電車で同じ車両に乗っている人。
ただそれだけのつながりであって、知り合いでもなんでもなかったからだ(笑)。

そんなわけで、人との出会いを鮮明に覚えている私は、その記憶の中にその時に感じた様々な感情を結びつけて残している。

良い出会い・悪い出会い

多分私には「悪い出会い」が今までにない。

もちろん不快な感情を持ったことは山ほどあるし、
激怒したことも、
疎遠になった人もそれなりの数あるけれど、
いわゆる出会ったことを後悔するような感情が残ることはない。

その出会いが良いものか悪いものかは、後々決まるものだと思っている。

人との出会いの中で
「不快」に思うときも
「激怒」したときも
「疎遠」を選んだ時も

その後自分によって良い経験として消化できれば、
それは全て「良い出会い」として私の中に貯蓄されていく。

人を見る目の輝き

では本題の、「人を見る目があるのか」というと

「ある」と思える付き合いをする。
それに徹すること。
それだけだと思っている。

その人との出会いを否定しない付き合いをする。
そのためには、その人にとって出会って良かったと思ってもらえるような生き方をしよう、という非常にシンプルな考えに行き着く。

自分を見つめる鏡

自分が人を見定めると思うな。
人に見定められてると常に思うこと。

「見る目があった」と思える出会いを作るのは自分である。

どんな人も、誰かにとってかけがえの無い、素晴らしい影響力を持っている。だったらその影響力を自分が受け取れるように、自分も価値ある影響を届ける努力をすること。それだけなのだ。

人生の出会い

どうやったら、人を見る目を培えるのか?

その答えは、人から見た自分で決まる。

自分はその人にとって必要な価値を届けられる人材かどうか。
ただそれだけなのだ。

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