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オーラが見えてしまう自分の力と素直に 向き合おうと決めて歩き出した人

超能力的な力って、本当は元々誰でも持っている能力で、現代の生活の中では隠れてしまっているだけなのかもしれません。お話を伺ってだいぶ経ってしまいましたが、倉本あや子さんは、ある日突然開いてしまった「オーラが見える力」に戸惑い、疑いながらも、思慮深く自分を見つめ直して歩き出した女性です。本も書かれています。素敵なお話ですよ。




今回参加いただいたのは倉本あや子さんです。



  ぽっかり空いた穴から


オンキ:はじめまして、倉本さん! 

あや子:はじめまして。今日はどうもありがとうございます。
 
オンキ:今日はどんなお話しましょうか。あや子さんは最初、僕があげた記事に立ち寄ってくださったんですよね?そのきっかけは何だったんですか?
 
あや子:いや、何だろうって。無名人って何かなと思って惹かれて読んで。私ももうすぐ50歳なので、いろんな人との関わりの中で成長してきたんですけど。
 
オンキ:はい。
 
あや子:なんか、逆に大人になって人に頼るとか、自分を語るとか。そんなことでそれを拾ってくれる人がいて、新たな自分?大人になってからの新たな自分に気づけるとしたら、凄いことだなと思って、興味を持ちました。
 
オンキ:なるほど。しばらく「自分との出会い」みたいな事は、お休みになってた感じなんですか?
 
あや子:そうですね。私、40歳過ぎまでずっと教師をしてたんです。なので、毎日本当に人との関わり、ずーっとしてきて。で、仕事辞めて専業主婦になったんですよね。そしたらもう、社会との関係がバッサリ切れて。
 
オンキ:はい。
 
あや子:主人は仕事忙しいので、なんかこう、この年になって初めて自分らしさとか、自分って何かなって、思春期みたいなことを思いはじめて。なんか、人様より随分遅いけど、これから新たな自分に出会っていくのも悪くないかなって。ずーっと子ども相手にしてきたから思うんですけど。
 
オンキ:学校は小学生だったんですか?
 
あや子:主に小学生です。なんだろう、子どもの中に大人を見ることはすごくありますよ。
 
オンキ:はいはい。
 
あや子:だから年齢とか、職業とか、立場とか、関係ないって思ってるので。私、大学卒業して出だしが特別支援学校。肢体不自由だったり、重複障害も兼ねていろんな障害重なっている子どもたちに触れ合ったんです。そのあと、小学校に行き、通常学級や特別支援学級や、あと吃りだったり。ちょっと発達障害がある、そういうお子さんたちとの通級教室みたいな。そういうものにも関わって、ずーっと教師してきて。たぶんもう定年まで行くだろうと思ってたんですよ。
 
オンキ:それが40歳の結婚を機に、すっぱりだったんですね。
 
あや子:そうですね。そのあと時間講師みたいに、短期間でアルバイトみたいな形で学校に行くことはあったんですけど。すっぱり、教師っていう、学級持ってとかそういう形は辞めました。
 
オンキ:学校を出てからだから、17,8年は。
 
あや子:そうですね。18年。
 
オンキ:22歳から40歳までだと、ちょうど18年ですよね。
 
あや子:はい。
 
オンキ:ずーっと人と関わってたのに、関わりがなくなって、あれ?って。自分の中にぽっかり穴が空いたみたいな気持ちになったんですか?
 
あや子:そうですね。ぽっかり穴が空いたのかな。最初のうちは妊活とかも、もう年齢が年齢だったのですぐ不妊治療はじめて。それで忙しかったっていうのもあるんですよね。
 
オンキ:妊活、忙しいんですね。
 
あや子:妊活、忙しいんですよ。全然予定が組めなくって。この日に来てください、お薬毎日こうしてくださいとか、あと自己注射とか、忙しくって。それでも結局、授からなかったんですよね。
 
オンキ:チャンスを逃してしまったんですね。
 
あや子:そうですね、うん。流産も経験して。で、結局授からず。自分って何のために、今いるのかなあなんて確かに思いました。
 
オンキ:学校での子どもたちとの関わりもなくなる、自分の子どもを授かることもなくなる、主婦、旦那との関係だけ。じゃあ私は何?みたいな感じ?
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:でも今、新たな挑戦はしてらっしゃいますよね?
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:そこについて伺ってみましょうか。  



 第3の眼が開いて、やってきた龍神様


あや子:そうですね。何か好きなことして過ごそうと思って。それで、スピリチュアルな関係のお友達が大人になってからできまして。その人たちとの交流の中で、自分の中の目に見えないものへの第3の目というか。なんか開いたんですよね。

オンキ:他人じゃなくて、自分の中の見えない何かに、3つ目の、サードアイが開いたんですね?
 
あや子:自分の中にっていうか、人との関わりの中で自分にそういう力があるんだってことに気づかされた?
 
オンキ:気づく前にもあったもので、それを意識していなかっただけのものなんですか?
それとも、開いて能力が発揮できるようになったんですか?
 
あや子:開いてですね。それまで全然、そんなこと意識する間もなく生活してたので。
開きかけてはいたのかもしれないです。一人の時間が長かったので、自分は何のために生まれてきたのかな、なんて思ってたところでの出会いだったので。そこで、いろんな不思議なことが自分に起きて。それを本当に数人の友人にだけ、noteじゃないブログで、ちょこちょこっと「こんなことあった、こういう出会いがあったって」いう話をしてたら。それ、すごく面白いから本に出したらいいよって。っていうことで、Kindle出版をして。そしたら出版をしたときにサポートしてくれた先生が、これ、ただ出すだけじゃあれだから、noteとか何か他のSNSでこういう本がありますよっていう紹介する場があった方がいいって勧められて。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:そしてnoteに来たんですよね。
 
オンキ:ざっくりしたお話でしたけど、その不思議な体験のさわり、どんな風に本に書いたのか、本にどんな反応・反響、人との関わりの中で起こった変化とか、お聞きしていいですか?
 
あや子:もう生活を楽しむことにシフトはしてたんですよね。毎日の生活の中でですけど、アロマをちょっと取り入れてみたんです。
 
オンキ:香りですね?
 
あや子:はい。そのアロマの1日だけのワークショップに出たときに、香りと瞑想ってすごく相性がいいから「瞑想いいよ」っていうことで、ちょっと聞いたんです。で、私にしたら瞑想のやり方も仕方もわからないし、瞑想なんてしたこともないし。どうしようかなと思いつつも、YouTube見たり、いろんなものを見て、かなり自分流、自己流のアレンジで瞑想を始めてみたんですよ。
 
オンキ:はい。
 
あや子:といっても、主婦が朝からとか瞑想する時間、なかなか持てないので。もう自分ひとりでゆっくりできる時間の入浴時間に瞑想を始めたら、その瞑想の中に、突然こう、龍神が現れたんです。
 
オンキ:ん? それは。
 
あや子:瞑想中に、龍神がバーッて出てきたんですよね。龍神のことなんか何にも考えてないんですけど。
 
オンキ:はい。
 
あや子:初めは、なんか私、おかしくなったのかなと思って、しばらくほっといたんですね。でも、瞑想するたんびに出てくるようになって。
 
オンキ:同じ人がですか?
 
あや子:同じ龍神の姿。「日本昔ばなし」に出てくる龍神、わかりますかね?龍の神様。
 
オンキ:あ、ドラゴン・ゴッドですか。
 
あや子:あ、そうですね(笑)龍の神様が突然現れたんです。
 
オンキ:それって、わりと手頃なサイズの龍の神様だったんですか?
 
あや子:そうですね。瞑想で目を閉じているので、私の頭の中で出てくるんですけど。
 
オンキ:あー、なるほど。サイズ感なしで龍の神様が出てきたんですね。
 
あや子:はい。で、もう毎回出てくるので、何かなーって思ってはいたんですけど。最初は、やっぱり私、おかしくなったんだと思ったんですね。
 
オンキ:はい。
 
あや子:で、そうこうしているうちに、人のオーラが見えるようになったんですよ。龍神が現れるのと同時に、オーラも見えるようになったんですね。
 
オンキ:それは、きちんと対面している時に見えるんですか?それとも道を歩いている人のも見えるんですか?
 
あや子:道歩いている人も見えます。
 
オンキ:あららら。おやおやおや。
 
あや子:それで私、初め、目がおかしくなったと思ったし。たまたまその日、なんかこう直感が冴えてて見えたんだなと思って、ずっと気のせいだと思っていたんですけど。
 
オンキ:はい。
 
あや子:どうやら龍神は、それでいいんだと。そもそもそういうもんだから、おかしくなったわけでもないから、そのままでいいんだよって、なんか励ましてくれてるようで。
 
オンキ:ふーん。
 
あや子:検証をはじめたんですよね。
 
オンキ:検証?自分で、自分がなんなのか。
 


 オーラの色の意味

あや子:見えてるのは本当なのか。あんまりそういうのを信じたくないとかじゃなくて、あるかもしれないなって思うようなスピリチュアルな友達に..
 
オンキ:フラットに聞いてくれる人に、相談してみたんですね?
 
あや子:はい。そしたら「ちょっと私も見てみて」ってなって。で、友達の何人かを見たんですよ。
 
オンキ:うんうん。
 
あや子:そしたら「なんかそれ、私の好きな色だ」と。その人たちが言うには。
 
オンキ:あー。そんな話してないのに。色を伝えたら。
 
あや子:うん。好きな色だっていうことになり。
 
オンキ:はい。
 
あや子:で、どんな風に見えるか。信じるとか信じないとかの前に、その色ってどういう意味?とか。
 
オンキ:うん。
 
あや子:あと、どんな風に見えてんの?とか。
 
オンキ:それは、色のゆらめきかたとか、色の大きさとか、そういうことですか?
 
あや子:そうですね。どんな風に、ビジュアル的に絵でとか表せるの?とか。
 
オンキ:うんうん。
 
あや子:なんか、そういうことを聞かれるようになったんですよね。
 
オンキ:それで、あや子さんは見えたままを相手の方に、伝えていったんですか?
 
あや子:色は、そうですね。でも、見てると単色ってことは、まずないんですよね。
 
オンキ:なるほど。グラデーションで?
 
あや子:グラデーションで何色か多重で見えてて。
 
オンキ:はい。
 
あや子:本当、その人それぞれで、全然違うなーっていうの、あったんです。
 
オンキ:うん。
 
あや子:で、色の意味って言われても、ちょっと私もわからないので。まあ、オーラの本を何冊か読んでみて。そのときは、その色味の中の色が持っているメッセージの中のいくつかを伝えてたんですね。
 
オンキ:それは、本で読んだ知識を伝えたんですか?
 
あや子:そうです。その中で、たぶんこういう色味の人はこういう感じだなとか。こういうタイプだなっていうことで、自分の中でタイプとしてちょっと分類して。
 
オンキ:パターンみたいなものの知識が溜まったんですね。
 
あや子:少しずつ。で、なんかそうすると不思議で。またその龍神の悪ふざけじゃないんですけど、なんかこれもできんじゃない?とか。もしかしたら、こんなこともできるかもよ、みたいな感じで。
 
オンキ:なんか、ずいぶん気さくな神様ですね。「君、もうちょっとこれもできるかもよ」って言ってくる神様なんですね?
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:それ、言葉にならないメッセージで言ってくるんですか?それとも日本語で言ってくるんですか?
 
あや子:なんて言うんですかね、ほぼ映像で見えるんです、私には。
 
オンキ:メッセージが映像で見えるんですね?
 
あや子:はい。で、そこから自分でメッセージを引っ張り出してきて。なんかやっぱり、そうやって人のオーラとか見てると、不思議なことにいろんなものが見えてくるんですよ。
 
オンキ:オーラ以外のものがですか?
 
あや子:はい。オーラ以外のものが。
 
オンキ:それは、どんなものなんですか?
 
あや子:それは、その人を守ってくれている人の中で、その人にメッセージを伝えたいって思っている人が出てくるんですね。
 
オンキ:それは守護霊的なものですか?
 
あや子:うーん、じゃないかなと思います。
 
オンキ:「かな」?
 
あや子:かなって。
 
オンキ:その人を守ろうとしてる、何か人格的なものが見えてくるんですか?
 
あや子:そうですね、その人物とか、人によったら神様っていうか、お釈迦さまだったり、仏さまですね。
 
オンキ:うん。
 
あや子:人によると、その人の前世っぽいのも見えたりするように。初めはなんか違うんだな。自分の思い込みみたいな何か。本当にまったく知らないんですよ、その相手のことは。
 
オンキ:うん。
 
あや子:知らないにしても、その人のことに共感して、なんか見させてもらって、それが引き起こしているものだと思って。全然信じていなかった。なので、いろんなものが見えてきたんですね。
 
オンキ:ふーん。人によっては眉唾な話ですけども。
 
あや子:そうです、そうです。
 
オンキ:あや子さん自身だって、見えてる自分に疑いを持ってたのに「どうもちゃんと見えてる」って、ゆっくりと自分を信じてきたんですね?
 
あや子:そうですね。いやあ、でも実際、本当に信じきってるかっていったら、正直なところ、信じきってはいないんだと思います。
 
オンキ:今でも?
 
あや子:今でも。
 
オンキ:今でも、見えてるけども。
 
あや子:見えてるものは見えてるんですけど、なんか違うかもなって一度は思います。
 
オンキ:ふーん。それは具体的に、例えばすれ違ってる人だとかは見えるけども、テレビの中の人だとか、映画の中の人だとか、画面の中の人だとかみたいなのは、見えなかったりはするんですか?
 
あや子:見えます。テレビの中の人も。
 
オンキ:テレビの中の人も見えてるんですか?
 
あや子:はい。オンキさんも見えます!
 
オンキ:おやおや、もう見えてるんですか?
 
あや子:はい。画像とか、画面通してでも見えます。あと、声だけでもわかるときもあります。
 
オンキ:声は大きいですね、確かに。
 
あや子:写真とかでも見えるときがあります。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:はい。本当にいっぱい見えると、怖いんですよ。
 
オンキ:でしょうね。今日は見なくてもいいやって言って「今日はシャットダウンね」ができるんだったらいいですけど。常に見えてるんですもんね?
 
あや子:それで、私、どうしようかなと思って、頭がすごく熱くなったんですよね。あまりにも、こう、グワーって入りすぎて。
 
オンキ:はいはいはい。情報過多になりますよね、それって。
 
あや子:それで、どうしようかなーと思って。スピリチュアルな友達に、みんな見たい見たいって言うけど、見ないようにする方法を知りたいと。
 
オンキ:今日は、オーラお休みねと。
 
あや子:うん。そしたら「わからないけど、なんかの参考になるかもしれない」っていうことで本をお借りして。
 
オンキ:本?
 
あや子:やっぱり、オーラとかそういう、見えないものが見える人が普段どういう風に生活してるかっていう本だったんですね。
 
オンキ:そんな「オーラ見える人の毎日」みたいな本があるんですね?
 
あや子:それを見て、あ、なるほどってちょっとヒントを得て。自分の中で切り替えるチャンネルみたいなのを作りました。
 
オンキ:もう、見えすぎてしまうものに惑わされないっていうか、煩わされないようにするやり方があるんですね?
 
あや子:私なりです。これが正解かどうかはわかりませんけど、今のところは、それで、別に不都合がないので、そういう風にしてるんです。その方法があります。
 
オンキ:じゃあ、見えちゃうオーラとの付き合い方は、ちょっとよろしくなってきたんですね?
 
あや子:はい。
 
オンキ:落ち着いて見たり見えなかったり、見えてても平気っていうような生活を獲得できるようになったんですね、今は。
 
あや子:そうですね。あと、受け取るものも、あまりにもマイナスなものは私は結構ですと。未来に繋がる、その人を。例えばオンキさんのオーラを見る機会があったとして、オンキさんのいろんなものを見たときに、オンキさんの未来がよりいいものになるためのメッセージなら受け取るけれども。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:そうじゃないものは、私は一切受け取りませんっていう。その人のためになるメッセージだけ、受け取りますっていうことで。
 
オンキ:オーラにすべてボジティブなメッセージだけが込められてるとは限らないですよね。ポジもネガも両方あるでしょうね。
 
あや子:そうなんですね。人ってやっぱり、ネガティブなものに引きずられるんですよね。
 
オンキ:それはそうでしょうね。
 
あや子:当然、見る私も引きずられちゃうので、それはお互いによろしくないなと思いまして。
 
オンキ:なるほど。でもオーラの中で「これはポジだ、この人の先に繋がる」っていう判断はどうやって?判断に迷うような中間領域のものとか、どっちとも取れるみたいなものも含まれてるんじゃないんですか?
 
あや子:ありますね。
 
オンキ:ありますよね、きっと。
 
あや子:うん。なので、見えちゃったものはしょうがないので。私の中で、もっとこうすればいいよっていうことで伝えます。変換できるものを。
 
オンキ:これネガっぽい、でもポジに転換できるかも。それにはこうすれば少し事態が良くなるかも、っていうアドバイスができるんですね?
 
あや子:要はエネルギーなんですよねオーラって、その人の持ってる。だから、ちょっと話があれしちゃうんですけど。
 
オンキ:どうぞ。
 
あや子:オンキさんも、もともとは見えるんだと思うんです。
 
オンキ:自覚してないだけですか?僕も。
 
あや子:そうだと思います。オンキさんみたいなタイプは、見える見えるって例えば自己暗示みたいに掛けて、何人かこう。オンキさんの場合、たくさんの人と関わってますよね?
 
オンキ:そうですね。
 
あや子:なので、見えるんだと思います。ただ、今、私もちょっと前までそうでしたけど。現代人って、どこか原始的な感性、そういうものが常にビンビンに立ってたら、すごく生きづらいじゃないですか。
 
オンキ:はい。
 
あや子:なので、そういうのをたぶんベールで隠してるっていうか、うまく使えてないだけで。何か解き放たれたときには、誰もが見えるんじゃないかなと私は思ってる。
 
オンキ:もともと持ってる力。今の暮らしを維持していくために、その力をオフらなきゃいけない必要性があるから、とりあえずオフるを選んでるってことなんですかね。
 
あや子:きっとそうなんじゃないかなと思ってて。だから私は、見えるようになったことは、初めは本当にびっくりしたし。なんか、おかしくなったんじゃないかなとか思いましたけど。
 
オンキ:うん。
 
あや子:いや、そうじゃなくて、私が特別なんじゃなくて、たまたま気づいただけなんだっていう風に思ってるんです。
 
オンキ:それって一つの力?なのかな、覚醒?した自分っていうのを、これからどう生かそうかみたいなことは、考えていらっしゃいますか?
 
あや子:そうなんですよね。それで、たぶんこのインタビュー受けようと思ったんです。
 
オンキ:なるほど。下世話な言い方になってしまうと、なんとかの母みたいに。
 
あや子:(笑)
 
オンキ:オーラ占い相談の女王様みたいになって「うわあ、そこまで見えてるんですか。私、どうすればいいんですか」ってな出来のいい占い師さんみたいな人として君臨する事だって考えられますよね?
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:でも、そんなことをしようとは考えてらっしゃらないんでしょ?
 
あや子:はい、もちろんです。それは望んでないです。でも、必要な方は見てるんですよね。
 
オンキ:で、先ほど見るだけじゃなくて、どんな人にも元々ある能力だって仰ったじゃないですか?
 
あや子:はい。
 
オンキ:どんな人にもあるんだったら「あなただって見えるようになるよ」っていう導き手になろうみたいなお考えはありますか?
 
あや子:あー。そう、なるほど。
 
オンキ:先ほど、僕だって見えてたはずだって仰ってたけども、今、僕は汚れちまった大人になってしまって、見えなくなってる。
 
あや子:そんなそんな。
 
オンキ:ね。
 
あや子:あの、もしかしたら、この先、私が実際に今、私がこの力を使って。すごく低料金で、本当に信頼できる友達からの紹介っていう形で、まれに見ることはあるんですよね。
 
オンキ:はいはい。
 
あや子:その辺の占い師に行くのと変わらないぐらいの値段で。
 
オンキ:一応、金額設定もされてるんですね?
 
あや子:はい、実は私、占い師の友人がいるんです、現役の。
 
オンキ:じゃあ、その辺のメソッドっていうか、一般的な価格だとか、紹介の紹介のお客さん。相談したい人にどんな風に説明するかみたいなパターンを教えてくれる友人さんがいらっしゃるんですね?
 
あや子:そうですね。まあそこまで商業ベースではないんですけど。ただ、あんまり安すぎると占い業界そのものが信用されないのもあるから。
 
オンキ:なるほど。適正な紹介の仕方と適正な価格設定を、確かめられる相手がいたんですね?
 
あや子:そうですね。それで、その価格で「どうしてもちょっと見て欲しいっていう人がいるからどう?」っていうことで、たまにやるんですけど。
 
オンキ:うん。
 
あや子:なんだろう、この力を使ってお金を頂くこと自体に、そんなに喜びを感じないんですよね。ただ、見た人が笑顔になって、長年のモヤモヤが消えましたとか、ちょっとすっきりされた顔を見ると、ああ良かったなって思うんです。
 
オンキ:なるほどね。
 
あや子:そこにお金が介在することで、なんとなくモヤるんですよ。
 
オンキ:モヤるんですね?
 
あや子:モヤるんです。なんででしょうね?
 
オンキ:うーん、なんとも言いようがないですね。ご友人の言われるように、何でもいいから友情価格っていうか、善意で無償でっていうのをやると、歯止めが効かなくなっちゃうと。しかも「私たち占い業界全体の秩序が乱れる」的なものもあるからと。
 
あや子:うんうん。
 
オンキ:「お金もらってプロとしてやるわけでもないのに、なんでやってるんだろう自分」ってことですか?
 
あや子:そうですね。元々ある力で見えて良かったなとか。実生活の中で、仕事じゃなくて。
 
オンキ:うん。
 
あや子:生活の中で良かったなとか。あとは、仕事は他にするけど、その力を使うとこんないいことがあるんだなっていうことが、実際に自分で、まだ実感できてないんですよね。
 
オンキ:今、発展途上なんですね?その力の使い方の。
 
あや子:はい。なので、自分の中で実感ができないものを「はい、見えるようにどうぞ」っていう風に、ちょっと言えないなっていうか。
 
オンキ:なるほど。自分自身も使いこなせてないのに、他人の能力開発するっていうのは無責任ですよね?
 
あや子:うん。
 


 
子供の頃は「どうして娘」
 


オンキ:さて、この先の話を伺う前に、いったんあや子さん、小さいころどんなお子さんだったのかっていうお話、伺ってもいいですか?
 
あや子:あ、私ですか?
 
オンキ:はい。
 
あや子:私は、小ちゃい頃は本当、落ち着きがなくて。
 
オンキ:うん。
 
あや子:好奇心旺盛で、母が言うには何でも自分でやって。器用にやっていたと言ってました。
 
オンキ:それは、工作をするとか、新しいことに挑戦するとか、スポーツとか。そんなとこに行かないっていうところにまで行ってみるとか。そういうチャレンジ、冒険みたいなことですか?
 
あや子:そういうこともありますね。ただ、人より上手に箸が使えるとか。
 
オンキ:あー。
 
あや子:紐、縛れるとか。
 
オンキ:はいはい。
 
あや子:そういうのあって。言葉が明瞭だとか、そういうのがたぶん同じ年齢の子より早かった、大分。
 
オンキ:なるほど。サトいっていうか、器用?
 
あや子:うん。わりとほっといてもなんとかなるタイプ?
 
オンキ:ふーん。そしたらみんなに褒められますよね?「あや子は上手だ」って。
 
あや子:いや、そんなことないんですけどね。褒められもしなかった。
 
オンキ:褒められもしないんですか?それは当たり前ってことなんですか?
 
あや子:なんでしょうねえ。
 
オンキ:ご両親は、そんなあや子さんの事を誇らしいっていうか「ウチの子は何でもちゃんと器用にできるよ」みたいに自慢するとか、そういうことはなかったんですか?
 
あや子:あ、全然なくって。ただ困ったのは、本当に「なんで」「どうして」「これ、どうしてこうなの?」とか。もうすごく「どうして」「どうして」聞かれるのが、もう母は答えに窮して。
 
オンキ:あー。
 
あや子:それでもう、そんなのにいちいち答えてたら身が持たないってことで。当時、すごい高価だったと思うんですけど、こども図鑑全セットを。
 
オンキ:何巻あったんですか?
 
あや子:結構分厚いので10何巻あったんですよね。それを買って「これ読んで自分で考えて」って言われました。
 
オンキ:インターネットのない時代ですもんね。
 
あや子:はい。
 
オンキ:それって、写真も図版もイラストも、すごい充実してるやつじゃないですか?
 
あや子:結構そうですね、絵がきれいだったんですね。
 
オンキ:細密画みたいな。びっちり描き込んである図鑑ならではの。
 
あや子:うん。もうなんか、表紙見てるだけでもワクワクしてくるような。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:そういう子どもでした。
 
オンキ:そういう子を「どちて坊や」って言うんですけども。
 
あや子:へー。
 
オンキ:「どうちて、どうちて?」っていつも聞くんですよ。「もう黙ってて。そんなの、いちいちわかんないわよ。お父さん、何とか言ってよ」「俺も無理だよ」みたいなの、ありますよね。
 
あや子:フフフフ。そうかもしれませんね。
 
オンキ:その探究心が強いっていうか、何でも聞いてみたい子どもであったことと、今のオーラが見える自分って、繋がってる気がします?
 
あや子:うーん。繋がってると思います。
 

 力の使い道 


あや子:やっぱり、どうして見えるようになったんだろうって考えますね。
 
オンキ:それで本を読まれたり、ご友人に聞かれたり。とにかく自分に今起こってることは一体何なのかっていうのを、ちゃんと自分の中で位置付けたいっていうか、解明したいっていうか。
 
あや子:はい。
 
オンキ:そういう探究心があるからこその今ですよね。
 
あや子:そうですね、きっと。
 
オンキ:気づかせてくれて今があるんだから。明らかにメッセンジャーですよね、龍の神様。
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:こっから先のアドバイスは、もう龍の神様はやってくれないんですか?
 
あや子:やってくれるのかな?
 
オンキ:わかんないですけどね。まあ、ほくそ笑んで「どうなるのかな」って見てくれてるのかもしれませんけどね、龍の神様。
 
あや子:うん、そう。ただ最後に龍神様に言われたのは、この力を正しく適切に使えるようになるんだよって言われたんですよね。
 
オンキ:その適切さは自分で見つけなさい、っていうことなんですかね?
 
あや子:おそらくそうだと思います。
 
オンキ:だいぶ大きな宿題ですね。
 
あや子:先ほどオンキさんが仰ったように、占い師的にオーラ見てなんぼ、ってお金もらってガンガン見れば、手っ取り早いんでしょうけど。
 
オンキ:それはそれで、世の中的には収まりがつきやすいですよね?
 
あや子:そうですよね?でも、そこに行ってはならぬ、そうじゃないって、やっぱり引き戻されるのは、もう「適切に」っていう言葉なんです。
 
オンキ:そうじゃないっていうのは、自分の中から聞こえてくる声ですね?龍神様の声じゃないですね?
 
あや子:そうですね、そうじゃないっていうのは自分の声で。それは、私はうれしくない。で、龍神様も「適切に」って言ってる。
 
オンキ:うん。
 
あや子:うん。じゃあどこなんだっていうのが、結構、今引っかかっているところです。
 
オンキ:先ほど「生活の中でうまく」って仰ってたじゃないですか?生活の中となると、主婦でらっしゃって、旦那さんと二人暮らしでお子さんがいらっしゃらないってことは、自分の中での平和ではありますけども、自己完結で他者と関わることはないですよね?
 
あや子:そうなんですよ。
 
オンキ:でも、その「見える」っていうのは他者との関わりを促されてる気がしてしょうがないですけども。
 
あや子:はいはいはい、そうなんです。
 
オンキ:そして、おこがましいかもしれないけど人をいい方に導けるかもしれないんですよね?その人のうれしい方、幸せな方へ。
 
あや子:うん、そうですね。その可能性はありますね。
 
オンキ:その適切っていうことの中身は、人をより良くする、その先に、街が、国が良くなっていくみたいな大きなビジョンが自分の中で浮かんだりしますか?
 
あや子:それが全く浮かばないっていうか。
 
オンキ:はい。
 
あや子:うーん。このnoteの中でも「私も見てほしい」っていう人も当然いるし。またそこからお金取るのも、それもなーとか。あんまりオーラ、オーラって言うとアレかなーとか。
 
オンキ:じゃあ今は、そうやって惑いながら、悩みながら、ごく身近な人や、何かのご縁で知り合った人たちの「見てほしい」っていう人を見るっていうスタンスで、今は静かに様子を見てるってことですかね?
 
あや子:そうですね。なんかちょっと、あまりにも流れに身を任せすぎですね。
 
オンキ:でも力っていうのは力だから。ある時がくると一つ壁を破るっていうか、向こう側に突き抜けて行くのかもしれないですよ。
 
あや子:うん。
 
オンキ:だってあるんだもん。そんな力があるようなフリをしている人とか、夢見てる人とかじゃなくて、実際にあるんですよね、その力が。
 
あや子:うん。ちょっと、もし時間があったら、オンキさん、見させてもらって。
 
オンキ:はい。
 
あや子:感想をいただいてもいいですか?
 
オンキ:もちろんですよ。それはもう願ってもありません。
 
あや子:本当ですか?
 
オンキ:うん。それは鑑定してくださるっていうことなんですか?
 
あや子:はい。
 
オンキ:もう、是非ですよ。何だか俺がインタビューしてんのか、オーラ鑑定に申し込んだのか、よくわかんなくなってきましたけども。
 
あや子:いいですか?
 
オンキ:是非お願いしますよ。
 


見られてしまった
 

あや子:じゃあ、一番最初にお声聞いて、2色浮かびました。
 
オンキ:え、もう、今すぐ伺えるんですか?
 
あや子:いいですか?
 
オンキ:結構ですよ。
 
あや子:ロイヤルブルーです。
 
オンキ:ロイヤルブルー?
 
あや子:はい。それと、ブルーがかった紫。
 
オンキ:紫はね、20歳ぐらいの時から、よく自分の中で感じてましたよね。ロイヤルブルーは…
 
あや子:感じていた?ロイヤルブルーはものすごく精神性が高いです。
 
オンキ:ロイヤルブルーが?
 
あや子:うん。知的で聡明な色です。そして、品があります。
 
オンキ:おや。
 
あや子:紫は、紫ももちろんすごく精神性の高い色で。慈愛の色でもありますし、愛に溢れてる人です。
でも、赤も。赤かな。オレンジっぽい赤も見えます。
 
オンキ:うん。
 
あや子:あの、なんだろう。より良くなりたいとか、生きる上での、何ていうのかな。根源的な欲求?そういうものも、うまく使いこなせてるって感じですね。
 
オンキ:本当かな。とてもいいことを言っていただいて面映い感じですけども。使いこなせてるっていう部分に関しては、肯定はなかなかできないですね。逆に、不器用だと思います。
 
あや子:あのですね、ちゃんと自分のエゴに気づいてるってことです。
 
オンキ:僕、お箸の持ち方が下手ですよ。
 
あや子:あ、そうですか?
 
オンキ:はい。
 
あや子:でも。お箸...欲求、自分がこうしたいとか、そういうのに正直であるっていうことでもあると思います。
 
オンキ:それはその通りですね。自覚してます。
 
あや子:うん。これって意外と、私、大事なことだと思うんですよね。自分のやりたいことに正直であること。欲求、スピリチュアルな世界の人たちって、エゴを捨てよって言うんです。
 
オンキ:はいはいはい。
 
あや子:ですけどね、エゴ捨てるって、そんな簡単なことじゃないと私は思うんですよ。
 
オンキ:はいはいはい。
 
あや子:それよりは、自分にはエゴがある、でもこれをやりたいんだ。じゃあ、人に迷惑かけないんだったらっていう。ある程度の大人の判断が必要だと思いますけど。
 
オンキ:はい。
 
あや子:自分のやりたいことに向かって純真に行くって、生きるエネルギーになると思うんですよね。
 
オンキ:そうですね。そうですね。
 
あや子:なので、うまく使いこなすっていうのが、もしかしたら課題なのかもしれません、オンキさんの。
 
オンキ:かもしれないですね。
 
あや子:うん。ちょっと、なんて言うんですかね。それは、ブルーと紫のオーラは全体を囲ってるんですよ。でもオレンジのカラーは、ところどころに水玉みたいに、水玉模様みたいにポツン、ポツン、ポツンってあるんです。
 
オンキ:それ、絵に描けますわ。
 
あや子:うんうん。
 
オンキ:楕円的に大きくポワーンと出てる星雲のようなロイヤルブルーの中に、ホワッ、ホワッ、ホワッとそれこそ太陽系の星雲のようなオレンジがいる、みたいな。
 
あや子:うんうん。
 
オンキ:なんか、天体望遠鏡写真みたいなものですよね、それってね。
 
あや子:あー、そうですね。
 
オンキ:のようなものが、仰った言葉から「これか」と思いながらぼんやりイメージしてました。
 
あや子:オンキさんが感性が豊かだったから見えるのかな。そういう風に言ってくださるのかな。
 
オンキ:描写が正確だからですよ、あや子さんの。
 
あや子:あー。えー!でも、綺麗なオーラですよ。
 
オンキ:ありがとうございます。
 
あや子:うん。もしかしたら、流れ星みたいに黄色いラインがシャーって入ってるな。
 
オンキ:黄色いライン?シャーですか?
 
あや子:黄色いラインがですね、オーラ全体の奥に。手前かな、一番手前かな。
 
オンキ:一番手前?
 
あや子:一番手前に、えーっとー、うーん、シャープの記号(♯)みたいに入ってます。
 
オンキ:シャープの記号?それ、ちょっとイメージしづらいですけどね。
 
あや子:音楽のシャープ。井形っていうんですかね。それが、着物の柄みたいに全体的に入ってます。
 
オンキ:絣の着物とか
 
あや子:そうです、そうです、ああいう感じで黄色いのが、あまり太いラインじゃないんですけど、ところどころにシャープの形で見えます、井形が。
 
オンキ:わかります。随分と正確な描写ですね。
 
あや子:うん。なかなか古風って言えば古風なんですけど、眺めれば。
 
オンキ:はい。
 
あや子:伝統柄っぽいのも入ってて。
 
オンキ:そうですね。
 
あや子:古風な和風なイメージなんですけど、でもなんて言うんですかね、モダンな感じもして。たぶんそれが、私が見えたオンキさんなのかなーと思います。
 
オンキ:もう、はっきりと思い当たる節ばかりがありますよ。
 
あや子:あーそうですか?
 
オンキ:はい、思い当たりますね。


 
龍神のご縁

あや子:私、結構、探究心はありつつも、疑い深いところもあって。
 
オンキ:そうですね。
 
あや子:それで。でもやっぱり、オンキさんにインタビュー受けたいと思ったのは、お写真かな?
それをちらっと、ちょっと小ちゃかったんですけど、よく見て。あ、この人、悪い人じゃないって。オーラ綺麗だもんって。
 
オンキ:(笑)
 
あや子:思ったんですよ。(笑)
 
オンキ:あのね、お話の最初にしとけば良かったですけど。このアイコンの滝みたいなところ、ここね、龍神様なんですよ。
 
あや子:えーっ!!
 
オンキ:ここ龍神の神社なんですよ。この滝の脇の方に、ほんの3メートルぐらいの小さな鳥居があって。山ん中にある本当の自然神みたいなとこなんですけど。
 
あや子:えー。
 
オンキ:そこにある龍神様のとこに、麻職人の友達が「いや、あそこは行った方がいいよ」とか「結構なパワースポットだよ」って言われて「じゃあ行ってみるか」って。すごい遠くて、山奥だったんですけど、てくてく歩いて行ったんですよ。
 
あや子:はい。
 
オンキ:その龍神様の脇っちょで、携帯で自撮りしたのがこの写真ですね。
 
あや子:うんうんうんうん。
 
オンキ:だから、僕、自分で撮ってる自分の写真であんまりいいオーラの出てる写真ってないんですけど。この写真はね、自分でも、あ、自分の中のいいとこ出たかもなって思う写真の一つではありました。
 
あや子:あー、そう。今言われたからじゃないんですけど、シルバーもすごく強いんですよね。
 
オンキ:へえー。
 
あや子:たぶん、実際、オーラ全体が金箔ならぬ銀箔
 
オンキ:銀箔なんですか?
 
あや子:銀箔っていうか、何だろうな。うーんと、上から撒いてる感じっていうんですかね。銀粉が降り注いでるっていうか。この銀色の方は、ものすごい職人肌の人が多い。
 
オンキ:思い当たる節しかない。そうだと思います。
 
あや子:うん。いい仕事をされる方によく見られる銀色です。
 
オンキ:ありがとうございます。
 
あや子:いいもの見させていただきました、ありがとうございます。いいお話も聞かせていただいて。
 


 
ラストメッセージ
 

オンキ: じゃあ最後に、あや子さんのこれからに向けて、もうひと言、言っておきたいことがあれば、お伺いしていいですか?
 
あや子:うーん。そうですね。いや、今更なんですけど、自分のオーラはわからないんですよ。
 
オンキ:それは、鏡を見ようが自分の写真を見ようが、自分のオーラは見えないんですね?
 
あや子:見えないんです。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:たまーに、これかな?って感じで見えるときがあるんですけど、実際は見えないんです。
 
オンキ:なるほど。
 
あや子:っていうことは、自分のことはわからないんですよ。ただ、こういう風に、今日、オンキさんとお話して分かったことがあります。
 
オンキ:はい、どうぞ。
 
あや子:人のオーラを見て、それを伝えて喜んでもらってるのかな?って思うと私はうれしいです。
 
オンキ:じゃあ、それをベースで生きていってください。
 
あや子:はい!
 
オンキ:たぶん、間違いないですよ。そんなうれしいことがちゃんとある人は、そんなうれしいことをちゃんとやっていくのがいいですよ。
 
あや子:うんうんうんうん。
 
オンキ:僕だってうれしいですもん。こうやって、自分の中で薄々感じていること。今、言っていただいたことの中には、ライトサイドとダークサイドがあって。僕の中にシャープ型の光がサーッと行くのは、本当に衝動に引っ張られて。やりたいことをやると言えば聞こえはいいけども、本当に計画性がなく、とっ散らかって、あれもやる、これもやるってなってしまって。毎日がカオスになっていることも含めて、良いとこも悪いとこもあるんだと思います。それも含めて言っていただいたのは、すごくうれしかったですよ。
 
あや子:あー、そうですか。
 
オンキ:僕がうれしいってことが、あや子さんのうれしいになるんですよね?
 
あや子:きっとそうなんだと思いますね。なので、オーラを通して、やっぱり誰かと関わらないと、これは発生しないことなので。
 
オンキ:ですよね。だって見て話すっていうことをしないといけないんですもんね。
 
あや子:ですよね。だから、人と関わりながら発信していくっていうことは、続けていきたいなっていうことは改めて思いました。
 
オンキ:是非、是非。だって、龍神さんが現れた時って、子どもたちとの付き合いもなくなるし。自分の子とも会えなくなったし。「お前一人になるよ」ってときに「いやいやお前、一人になってそのまま生きてく人じゃないよ」って言って、世界の扉を開いてくれたのが龍神さんじゃないですか。
 
あや子:そうですね。
 
オンキ:そうやって連れ出してくれるんですよね、龍神さん。
 
あや子:そっか。
 
オンキ:なかなか世話焼きじゃないですか、龍神って。
 
あや子:うん。なかなかそういうのって受け入れにくいじゃないですか、普通の一般の方っていうか。
 
オンキ:でも、あや子さんだって、なんだこりゃって最初は全然信じてなかったじゃないですか。
 
あや子:はいはい。
 
オンキ:これだけ見えるんだからしょうがないよなって、オーラも見え始めるし、いやいやもっとできるしって龍神さんがまた言ってくるし、みたいなのを受け入れるに至ったんですよね?
 
あや子:はいはい。
 
オンキ:じゃあ、そのうれしさの先に行ってください。
 
あや子:なるほど。うれしさの先。
 
オンキ:そんなうれしいことがある人、しょっちゅう体験できる人は勿体無いですよ。それを使わなきゃ。
 
あや子:うんうん。人と会うことは、実際に会うことはアレなんですけど。発信の場が、どうしようかなっていうのはあるんですよね。
 
オンキ:あー。
 
あや子:顔を出したりとか。
 
オンキ:はいはい。どうやってそれをやるかですね。個人の人との対面もあるし、その中で得られたやりとりみたいなのを、世界に向かって発信していくっていうことですね。それがまた、次のKindle Bookになるかもしれませんしね。
 
あや子:ありがとうございます。今、関東にいるんですけど。長く教員してたのは北海道なんですよ。
で、主人とこっちに来て。行くと、もう力を持て余して時間講師で学校にアルバイト行くと、やっぱり私、現場好きだなと思うんですよ。
 
オンキ:なるほどね。
 
あや子:こんな執筆なんて、籠って苦しい書くこと、自分見つめて書くって苦しいじゃないですか。
 
オンキ:書くって苦しいですね。
 
あや子:ね。こんなことしてないで、現場に出た方が精神衛生上いいんじゃない?って本当に思うんですね。
 
オンキ:そりゃあ、どちらもじゃないですか?で、龍神様は、現場を別の形で、また設られるかもしれない可能性の扉、開いてくれたんじゃないですか?
 
あや子:そうかもしれませんね。
 
オンキ:そうですよ、きっと。
 
あや子:でも、やっぱり現場が好きっていうか、人が好きなんでしょうね、基本的に。
 
オンキ:でしょうね。
 
あや子:うん。ましてや、完成形じゃないものが成長してく、そのさまを見るのが、どうしようもなく心惹かれるんですね。
 
オンキ:それが子どもたちであったのが、大人になっても成長のチャンスを掴めない人に、オーラを見ることで、また大人になっても成長できるようにする機会を作るっていうのが、これからの役割になったのかもしれませんよ。
 
あや子:あー、すごい!そうなのかな。
 
オンキ:かもしれないですよね。
 


 あとがき 


最初は「オーラが見える」って言って、もしかして困った人がやってきたらどうしようとは思いました。でもそうじゃなかった。あや子さんはキチンと御自分で「これ本当か?」と疑って検証を続けた方でした。生活にちゃんとした足場のある方です。今は「気まぐれオーラ鑑定士」を自称なさっています。


編集協力:有島緋ナ


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