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53MM その3 53歳のおじさんがもの書きになる物語

53歳おじさんのプロフィール パート2

運命的な出会いだったのが、新聞委員会顧問の近藤先生である。

近藤先生は、秋田県出身の国語の先生で、私も2年生の時に、古文や漢文を教えていただいた。苦学して、定時制大学を卒業され、高校の教員になられた方だった。職員室と図書室に先生の机があった。

委員長になってからというもの、毎日のように近藤先生から呼び出され、職員室や図書室に向かった。近藤先生からは新聞の作り方だけでなく、人としての生き方や、学びについて、政治や経済、社会について等々、実にたくさんのことを教えていただいた。私にとって、かけがえのない素晴らしい恩師であった。 (続く)


(注釈)
高校2年生から3年生になる春休みに、近藤先生の故郷である秋田県を、先生と一緒に旅行しました。湯沢市や秋田市、男鹿半島などいろいろな所に行きました。今回の写真は、「泣く子はいねぇかぁ、悪い子はいねぇかぁ」でお馴染みの秋田のなまはげです。
先日、大宮を散歩していたら、たまたまなまはげと遭遇しました。不思議な縁ですね。

著者:オニワ晃秀(電子もの書き屋オニワ)

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