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見なくて良いもの


著名人の訃報について、個人的な感想を述べるのはやめておこう。ただ、この三次元システムで一度でも成功した著名人ならば、己の魂のカルマを解消するための「肉体の死」である可能性は高いかなとは思う。静かにご冥福をお祈りするだけだ。

プランによるロンメルだとかにも、私はあまり興味がない。今のところ、それを知ることはまだ出来ないし、知ってどうなるものでもない。我々は、亡くなったはずの人は生かされていて、生きているはずの人はすでに亡くなっているという混沌の中にいる。我々に知る必要があることならば、適切な時に知らされるはずなので、今は静かにご冥福をお祈りするだけでいい。ロンメルだ!ざまぁ!みたいな思考は量子に読まれているので、特に気をつけるようにね。

さて、こういう著名人の自死かもしれない報道がされると、意識を引っ張られてしまう人がいる。ただでさえ地獄のようなこの三次元世界、夢も希望も見えない人もたくさんいる。精神的に弱いとか、豆腐メンタルだとか言われてきた人は自覚あると思うので、少しでいいからテレビやSNSから離れて欲しい。テレビとSNSは、見たくもない、知りたくもない下衆の勘ぐりのようなものを押し付けてくるからだ。一週間でいい。一週間離れてみたら、もうこの件はなかったかのような扱いになる。だから、それまででも。
ずっと闇に支配されてきたから、この三次元世界はマイナスの負の引力の方が強い。そして、そこに引っ張られてしまう人に、精神的に弱いという言葉で追い打ちをかけてきた。弱いのではなく、繊細で、人の痛みや悲しみに敏感で、共感し、寄り添ってしまうだけだ。それは決して悪いことではない。
私自身、覚醒前は散々言われてきた。どうしてそんなに弱いの?もっと強くなって頑張れないの?そう言って母は私を追い詰め続けたし、適応障害で最初に当たった医師は、私の言葉をすべて否定し続けた。今でも、あの医師はあんなんでよく精神科医やれてたなぁと思う。まぁ、すぐに病院変えたけどね。
覚醒前から、うっすらとHSPでエンパスの自覚はあった。でも、周りはみんなで私を「ただ精神的に弱くて、豆腐メンタルのダメな人」にしたがるのね。だから私はダメなんだってみんなは思わせたいんだろうって考えると、誰にも必要とされていない私には価値がないと思った。何度も自死を考えた。死にたいではなく、消えてなくなりたい。この世界から消えてなくなる方法が自死しか思いつかなかったからだ。
丁度、私の適応障害の症状が一番ひどかったのは311の時だ。西日本在住の私には、直接的な被害もなければ、身内や友人にも被災者は一人もいない。それでも連日の報道を見て、どんどん引っ張られていった。小さい子供までたくさん犠牲になっているのに、私は誰にも必要とされていないのにまだ生きていてごめんなさい、私が犠牲になれば誰も悲しまないのにと思ってた。
夫に出会ったのは、311から半年くらい後。正直、その半年のことはよく覚えていない。消えてなくなりたいと言う私に、消えてなくなったら悲しいからそうならないように俺が一緒にいる、と夫は言ってくれた。まぁ、そこから適応障害が寛解して薬断ち出来るまでまだ何年もかかったけど。

覚醒したことで、HSPでエンパスであることを確信したのはもちろん、何故こんな面倒な設定をして転生してきたのかも分かった今は、安易に引っ張られることはなくなった。日頃から、そうならないようにテレビは見ない、SNSはやらないようにしているし、極力ぼっちを貫いている。中身スカスカの下衆の勘ぐりしか出来ない友達なら、いないほうがマシだ。
少し前、ある引率者がSNSで、自分はどれだけ闇落ちしても自死だけは考えなかった、自分は光の存在だから!みたいな発言してて、少し驚いた。このレベルの人でも、自死を考えたことがある人をディスるようなこと言うんだねって。
私は、ある意味この人のことは尊敬してる。私より魂の経験値は高いと感じるし、今まで違和感を覚えたことはない。でも、この時は感じてしまった。いやいや、何度も自死を考えてきたけど私は割りと強めの光ですけど?って。
結局、人は経験したことでしか物事を測れない。五次元ゲートが開くまでは、三次元の経験でしか語れないし、自分がしたことない経験をした人に寄り添い導くことは出来ない。だから、私は私自身にHSPでエンパスという設定を追加した。同じ経験をした人に寄り添うためだ。

人の痛みや悲しみに敏感で、共感し、寄り添ってしまうことは悪いことでも弱いからでもない。これからの五次元世界では、それはとても重宝される特別な力だ。
今もし、HSPやエンパスの人でも、そうでなくても、しんどい人がいるなら、もう少しだけ自衛に意識を向けて欲しい。これまで感じてきた苦しみや悲しみが全部報われる時は近いから。
テレビやSNSなんかなくても、あなたの生きている今は特に変わらない。あなたがあなたらしくいるために見なくて良いものは、もう見なくていいよ。


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