見出し画像

昭和30年代とかの記念硬貨で銀行口座に入金したら、1コイン1分かかったよ!速報

ウチには大事?に保管されていた、昔の硬貨が40枚弱ありました

「いつまでも貯めているより、いっそ買い取ってもらいましょか!」と妻が言うから近所の金券ショップに持参し、鑑定結果を聞いてみたら

「100円硬貨だけは110円で買い取れますけど、他の500円硬貨とか50円も5円も買い取れないです」と言われました

みんなオリンピックとか、何だか忘れてしまったけど記念硬貨なんですが、期待むなしくまったくプレミアなどつかん!と、冷たいお言葉

やむなく100円硬貨14枚だけはそれぞれ10円のプレミアついて合計140円の儲けになりました

他の硬貨もプレミア無しでいいから現代のお金で買ってくれませんか?

持って帰るより今のお金に換えてもらった方が邪魔にならなくていいと考え、お店にそう食い下がってみたところ

「それは『両替』になりますので、ウチは両替商はやっていないからできません」と、やっぱり冷たいお言葉

でも「銀行に持って行ったら両替してもらえるかどうかは分からないけど、古い硬貨でも銀行口座に入金はしてもらえると思いますよ」と心温まる怒ろばをちょうだいしました!

それで改めて銀行通帳持って馴染の銀行に行き、

入金依頼の伝票に記入して問題の昔の硬貨約20枚を窓口に出したら、
窓口担当者は、その硬貨の古さにビックリ!すると思いきや、まったく動じず、「ではしばらくお待ちください」と

そこからひたすら待っていたのですが、一向に呼ばれない

10分ぐらい経過してもお声がかからないので、何やっているのかと窓口の中を覗いてみたら、硬貨を一個づつ眺めているではありませんか

『たぶんこれは一個一個硬貨を鑑定しているんだ』きっとそうだ、だけど金券ショップの人は、硬貨をジャラジャラお皿の上に出した途端に仕分けして、これは110円で、あとはダメ!とアッちゅう間に鑑定し終えたのに比べて、あまりにも丁寧

『ニセモノコインだと思われているのかも』
そのうちサイレンの音色と共におまわりさんが銀行に現れ「ちょっと来てもらおうか!」なんてコト、まさか起きないだろうねぇ!?と不安になったが、やがて銀行の人が「45番の方、こちらの窓口にどうぞ」と声がかかった

めでたく持ち込んだ硬貨は前数「ホンモノ」と鑑定され、警察沙汰になるのではという杞憂は妄想に終わった
やはり「心配事の9割は起こらない」という、近年創作された格言の通りになった
よかった

結局、古い硬貨3千数百円分を銀行口座に入金するだけで、到着してから、なんやかんや30分はかかってしまった

現代の紙幣や硬貨だったらATMでものの1分で終了していただろうと思うと、実に30倍もの時間を要した古い硬貨たちだった

十数枚で30分かかったから、1枚に1分かかったことになる

今回学んだ教訓は、記念硬貨は持っていてもプレミアつかないから、世間で通用する間に使っちゃったほうがいい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?