すごく辛くなった瞬間

2017年3月20日
二人連れの女性が座るのに困っていた
幸い私は一人なので席はまた探せば空くから、譲った

そのあと、一人がわたしを見つけてなんと名古屋のお土産を渡してきた
なんでも、その人は母親で娘とふたりで旅行に来てたらしい
だから、ありがとうと感謝された

正直なところ、複雑な気持ちになった
子供の私ならいいことをした!喜んで貰えたと嬉しくなるところだ
だが、少しだけ、わたしはその人を母親と重ね合わせて、なんともいえない罪悪感が生まれてきた
娘と二人で旅行にきて楽しそうにしている姿に、あぁ、わたしは今から母親を殺しにいくのかと思い知らされる


⬆️⬆️⬆️
これは、4年前私が1度広島に戻って母と話をするため新幹線に乗ってた時の話です
印象に残って日記みたいにつけてたみたい

新幹線って、人が多い時座れないことが頻繁にあって私もよく通路とか入口付近に立っていることがしばしばw

今でも覚えてるんですが、自由席で3人席(2人席だったかも)で座れるところがあって、そこに座ってたんです
確か、私の隣が空いていた状態でした

どんどん人が混んできて、通路にも人がいっぱいになったんです
混んできたなーと思った矢先、ちょうど私の目の前で止まった2人の女性が通路に立ったんです
会話を聞くと、旅行に来てたみたいで困ったねって言ってました
私の空いていた席に1人座ったんです
もう1人は私はいいからと譲ってたつつもりでいました

その時私が思ったのが、

(旅行で2人で来たんなら、どうせなら一緒に座って話とかしたいよな)

そう思って、席を立ちました
良かったらどうぞと譲って、まぁ最初はいいですよ!と断られたんですが、私1人ですし席なら探せばありますよと言ってそそくさと離れた記憶があります

カッコつけたいとか偽善でやったよりは、
私が1人で座ってる罪悪感が強かった気がしました


それから席探しましたが、混み具合からして空いてるはずがなく、先頭車両の入口付近で立っていました


それから程なくして、1人の女性がきたんです
さっきの、席を譲った女性の方でした

先程はありがとうございました!
お礼にどうぞと鰻パイ?のお菓子だったかな、名古屋のお土産ですがと私に下さりました

そんないいですよ!と断ってたんですが、大変助かったと感謝されました
とてもむず痒くでも、嬉しかった
その後の言葉、聞くまでは


「娘と旅行にきてるんです、娘が誘ってくれて。
席に座れてゆっくり話もできるので本当に良かったです」


どうやら、2人は母と娘、親子で旅行に来ていたのだった

顔が強ばったのが分かりました

ありがとうございましたと母親は去っていきました
お土産のお菓子を見つめて思ったのは

私も、母の為と大事にしていれば一緒に旅行に行っていたのだろうか

もしもの未来をあの親子に重ねて考えてました

でも、今から私がすることは、母を傷つけることでしたからそんな未来はないと言われてるようにも感じました

母の心を殺しにいくという実感がより増した気がしました





ま!今はあまり思ってませんが!(゚ロ゚)

いやー懐かしいなそゆうこと思ってたなとしみじみしました
最近はもう互いに諦めついて、好きにしなって感じで上京中です( ˘꒳​˘ )
母も実家で好きなことしてますし

親不孝者なのは自分でもわかってますが、まぁ30まで好きなことやってみてダメだったら帰ろうという話で最後落ち着いてます( ˙꒳​˙`)
その時はちゃんと母の代わりに色々やろうかなと思ってます( ˘꒳​˘ )

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