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2020年は原点回帰しリスタート。自分も周りもハッピーな一年に!

2020年あけましておめでとうございます。自宅で過ごす年末だったので昨年観戦した三井住友VISA太平洋マスターズGOLFでの富士山をおめでたく貼っておきます。本年もどうかよろしくお願いします!

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2020年はどんな年?

2020年はなんと言っても東京オリンピックイヤーですね。
4年に一度、しかも日本での夏季オリンピックは56年ぶり。前回は私が生まれる2年前だったのでそれはもう二度とない歴史的開催と言えます。この大規模案件に向けて国内外のあらゆる業界が動いていると言っても過言ではないわけですが、五輪後の経済や消費社会が抜け殻にならないようにいろいろと考えていかねばなりません。心はすでに大阪万博に向いている業界もあるとは思いますが(笑)
元号は令和。昨年2019年は発令年でもありますし、入り口の年。令和2年となる今年2020年からが本当の令和時代の始まりと言えます。
また、子年生まれの方は1062万人、全人口の8.2%です。昭和23年生まれが209万人いるのに対し、平成20年生まれは108万人、そんな構成です。

少し振り返りつつ2020を考えてみましょう

少しだけ私が身を置いていた業界の振り返りと新たな年のことを書いてみます。ファッションリテールではユニクロ独走に違うところからスターが現れました。ワークマンの追撃ですね。ワークマンを纏う女子が増え、高尾山行ってウェアを見るとパタゴニアやノースフェイス、モンベル、カリマーなどにワークマンplusが堂々と肩を並べている状況が見られたりします。
時価総額でも一年の増加分では他を圧倒。ユニクロ追撃状態に入っていますが今年はどんなドラマがあるでしょう。ワークマンが本物なのかどうか、今年は真価が問われるのではないかと。これはかなり楽しみです。
また、秋以降ビジネスニュースを賑わしたアパレルメーカーと百貨店の話題。急激に状況が変わっているかのように報道されてましたが、じわじわとボディブローが効いてきて今に至っているというのが本当のところではないかと。この28年で百貨店での衣料品売上は3分の1まで落ち込み、結果、老舗大手メーカーは消費者の行動変化と社会環境の変化についていけず取り残されているところも事実あると思います。

リテール系は米国の数年遅れで大きな変化があると言われてますが、すでに発表されているものも含め、2020年は大量閉店時代が日本のファッションマーケットを襲うことになるかもしれません。これまでの戦い方が崩壊していることは明白ですが、ブランドや企業の存在意義はこれまで以上に問われる時代に、お客様にもう一度熱狂していただくためには何が必要なのか、お客様の課題解決やニーズに合わせた組織作りやモノ・サービス作りがなされない限り、いっそう厳しい時代になるのではないかと言えます。そんな中、百貨店の逆襲はあるのか。あるならどんなコトを仕掛けるのか、注目しておきたいところです。

2020年、私はどうする?

そんな新たな一年ですが、私自身は昨年一年が本当にいろいろあったため、2020年を原点回帰しつつリスタートする一年として位置付け始動することにします。EC/デジタル/コミュニケーション/DX領域を中心に企業やブランドのお手伝いをしていこうと思っています。風に任せて気ままに生きられるほどの経済力を持ち合わせていないため、あと20年ぐらいはちゃんと生きていくためにまずは"今年"を生き抜こうと思っています。
占いによると、仕事でもプライベートでも、これまでの経験を活かして新しいことにチャレンジすると運も上昇すると言われてますし、それで未来が輝けば素晴らしいことかなと。
2019年も多くの出会いがあり、刺激も受けましたが、2020年も新しい価値を与えてくれるような出会いに期待し、私自身が周囲の人に"与えることができる"存在を目指します。そうして自身の価値を上げる。
毎年心に刻んでますが今年も「Value Up」の精神でいきたいものです。

2020年、自分に贈る言葉「人生は長い旅」

人生は長い長い旅のようなものです。行き先と滞在時間を計画的に決めておくのも良し、自分の行きたい場所や泊まりたいところを都度考えながら進むも良し。行くも帰るも留まるもすべて自己責任で決めれば良し。
ひとつだけ何か決めておくとするなら、それは必ず自分自身でジャッジすることでしょう。
旅先では何を得て、何を自分の糧にするかも自分次第。旅先での経験は成功も失敗もすべて自分自身の新たなスキルやナレッジとして溜まっていく、その結果、人生は豊かになるものだと思います。

気になることをピックアップ

最後に、旧年中つぶやいたことをもとに新年早々、気になることを記しておきます。ワークマンが気になるといいながら、やはりユニクロは気になります。昨年10月の決算発表時に「ECが本業の会社と…」と日下執行役員が発言していたのは非常に注目です。リアルの役割、機能をどう考えていくのか気になりますね。

続いて「働き方」の問題。昨年までかなり進んできている副業(複業)OKの動き、今年は一気に加速するのではないでしょうか、自社に在籍する人財のタレントマネジメントに関し、企業と人財の双方のハッピーを想像できないイマジネーションの乏しい人事部では良い人財の確保や育成はむずかしくなってくるでしょう。
また、これまで以上にプロジェクト単位での働き方は増えてくるでしょう。私たちはルパン三世の一味のような働き方を望んでいるのかもしれません。
みなさん、私といっしょにルパンや次元、五右衛門、不二子ちゃんのようなチームを作ってみようじゃないですか!

あとは、原点回帰ということでECについて触れておきます。まずは人財について。昨年12月頭にフォロワーの方々に訊いてみたEC人財の件、責任者クラスも足りてないが、リーダー、マネジャークラスが不足という結果がでました。スタッフクラスはパートナーとの連携やアウトソーシングで運営できることもありますが、結局は企業のEC組織のマネジメントとEC事業の意思決定ができる人財がいないということの現れなのでしょう。このあたりは私のネットワークの中でも常に議論になっていることで、メーカー、小売流通の中でのECの位置付けや本気度がまだ低いところにある証拠なのかもしれませんね。個人的に、リアルをずっとやられてきた方々がECに関するナレッジとスキルを溜めることで、組織は大化けし、非常にフレキシブルな動きができると思っています。分け隔てそのものが意味のないことなので、社内人事とか中途人財の采配をいまこそ流動的に考え、実行力のある組織強化に努めていただきたいと思います。そのお手伝いもやってみたい!

そして、気になるECの行方。昨年後半からいろんな人とECの形について議論することが多かったのですが、よく言われているようにまずはECとリアルの垣根はまったくなくなってしまいます。垣根というよりもコマースはひとつでその中にオンラインとオフラインがあるという構成です。そしてECはいまのようなECサイトという形(箱)ではなく、もっと実態がないようなもの(表現が難しいですが)になっていくのではないでしょうか。もっと具体的にと言われるとまだ頭の中で考えが熟成されてないので控えますが、キモとなるのはデータに他なりません。何は無くともデータです。データをきちんと整備したもん勝ちで、購入のデバイスやアプローチはすぐに新しい世界が訪れるものだと思ってます。これはまたみんなで議論していきましょう。

新年早々いろいろと綴りたいことはあるものの、あまり暑苦しいことを書いてもいけないので新年のご挨拶noteはこのあたりで終わります。
上述した通り、自分自身とみんなの幸せのために自分自身のValue Upを図り、社会に貢献し、育ててくれた業界や関係各位に恩返しすることを前のめりにやっていきたいと思います。
旧年中のお世話になった方々への感謝と新年のご健勝を祈念して新年の挨拶とさせていただきます!0時すぎの初詣はとーっても寒かったですが、気が引き締まりました!2020年もドゾヨロシク!

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2020年1月1日 大西 理

Photo by Andrea Davis on Unsplash