人は動いてこそ「宝」になる

4月2日、今日は入社式。今年私が所属する会社は36名のフレッシャーズを迎えた。懇親会では冒頭で挨拶と乾杯の発声をお願いされ、社会人28年目(合ってるかどうかわからないが)の私が一言だけ、お話しました。以下、全文(記憶の範囲)

○○室の大西です。あらてめて本日は入社おめでとうございます。ようこそ、株式会社○○へおいでくださいました。かれこれ28年前の今頃、私もこうして少し緊張した感じでこの日を迎えました。毎年この季節になると、自分までフレッシュになったような錯覚をしてしまいます。

さて、ひとつだけお話をさせてください。こどもや赤ちゃんは国の宝と言いますが、みなさんは紛れもなく当社にとっての宝物です。宝物が光を放ち、輝き続けるには2つの大切なことがあります。1つはみなさんのテーブルにいらっしゃる先輩社員や経営陣の方々の役割。それは、宝物が輝けるような環境を整え、サポートしていくことです。右も左もわからないみなさんが個性を伸ばし、能力を発揮するには先輩社員たちの強力なサポートが必要なのです。そしてもう1つ、こちらのほうが大事なのですが、それは宝物であるあなたたちが自ら光を放ち、輝き続けるために努力をすることです。せっかくのサポートがあっても自らが輝こうと思わない限り、宝物にはなれません。そのためには夢や目標を持ち、そこに向かって実現するぞという強い思いを持ち続けることだと思います。

よくテレビで見る「お宝鑑定」のように、モノは寝かしていても価値が上がっていくことがありますが、人間は寝ていて価値が上がることは絶対にありません。目標に向かって動き続けることで価値が上がります。

今日、それぞれの思いを持って、この入社式に参加したと思いますが、今日の決意というか、考えたことを原点としていつまでもその気持ちを忘れないように日々精進してほしいと思います。

2018.04.02