見出し画像

気の極々小さい親戚のオヤジPart16

気の極々小さい矢鱈気の強い50代の親戚のオヤジは、始末に負えん時ばかりじゃなかった。

毎日、毎日、あの大都会まで通勤してたんだ。
来る日も来る日も、あの生き馬の目を抜く世界へ通勤してたんだ。
そうだった、そうなんだ、それがどんなに凄いことか、それがどんなに大変な事か、、、

通勤だけでもオヤジにとってはひと仕事以上の事。
これは同じ立場の人でないと解らないだろう。
意地と根性で自分の状態を超えて、維持してたのかも知れないな。

見てる私の方が気持ちダウンしそうだった。
辛い事いっぱい乗り越えて来た親戚のオヤジ。
ちょっとくらい楽してもいいんだよ!
我儘も言っていいよ!

全てしゃーない、しゃーないで、それでいい!って偶には言っておきたい。

誤解されやすい親戚のオヤジですが、オヤジはあったかい人間で私の大切な心の糧なのです。


そう今でもずっと私の心の糧なのです。
長生きして貰わないと困るのです。



つづく



…………………………………………🍃




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?