見出し画像

初バレー観戦をアテンドしてみた

今回は、先日の日本製鉄堺ブレイザーズーWD名古屋の試合にバレー観戦初めての友人を連れて行って楽しんでもらえたので、そのレポートと自分の気づきを書いておくことにした。


今回アテンドした友人の紹介

友人A、東京都在住。
私とは同年代で、10年来の所謂オタク友達。
彼女とは若手俳優界隈やLDHと複数の好きなジャンルが被っており、付き合いも長い数少ない友人だ。
東京都在住なので住まいは遠いが、お互いが遠征や出張で行き来する際には家に泊めてもらったり、一緒にライブに行ったりしてきた。
私がバレーにハマっていることも知ってはいるが、彼女自身はスポーツ界隈にはまだ足を踏み入れたことが無かった。

突然の誘い文句「じゃあバレー見てから飲みに行く?」

そんな友人がバレーを見に来ることになったのは、私のこの一言から始まった。
友人が出張で大阪に来ることが決まり、前乗りで大阪入りするので飲みに行こうという誘いが来た。
これまでも出張の前乗りでユニバに行ったり飲みに行ったりをしていたので最早定例行事になっているもので、飲みに行くことは二つ返事でOKした。
私「ただ、昼間はバレー見に行ってるから夕方以降に合流かな」
友人「バレーの試合あるんだ」
私「(閃いた顔)え、じゃあ昼間バレー見てから飲みに行く?

どんな誘い文句だ。

そんな雑な誘いに続けて、私はいつも話しているブレイザーズの試合があることと、席によっては無料で見られることを話した。
その結果、即答で「え、行く!w」と返事が来た。この間数分。
フットワークが軽い。
それが私の友人の共通の特徴である。

ご新規1名様、ブレイザーズホームゲームご案内~!

チケットを購入してもらう

そうと決まれば話は早い。今回友人に観戦してもらう上で用意していたチケットプランは2つあった。
①スタンド無料席:FC特典の無料スタンドチケットで、無料で見てもらう。だが1人離れての観戦。
②アリーナ指定席:有料だが、私が所持している座席の近くで一緒に楽しめる。

というのも、試合に誘った時点でもう10月初旬であったため、自分のチケットは既にアリーナ席を購入済みだった。
そのため、無料で見てもらう場合は1人でスタンド席に座ってもらい、アリーナ席であれば連番は無理でも近くに座ってもらおうと考えていた。
友人はどんな現場も1人でも楽しめるタイプなのと、「誘ったくせに1人で座らせるなんて!」とか絶対に言わないタイプだとわかっていたので、この2択を用意していた。

結果、友人は②のアリーナ席を選択。どうせなら近くで試合が見たいし、隣じゃなくても近い場所だと嬉しい、とのこと。
即座にチケットを私が購入。
今シーズンからブレイザーズのチケットは座席を選んで購入出来るようになったので(大声)、なんと後からでも自分の座席の近くが選んで買えてしまうのだ。
座席選択最高。このシステムは1人の初観戦者を救ったのだ。
偶然にも私の所持していたチケットの隣が1枚だけ空いていたので、神に感謝をしながら隣の座席を購入。
連番相手にも説明して了承を得て、友人との連番観戦が決定した。

選手紹介と事前情報のインプット

いつも自分の推し現場に友人を誘う時に気を付けていることが、事前に情報を入れすぎないこと・偏った情報を入れないことだ。
簡単に言うと自分の推しだけをゴリ押ししない。フラットな気持ちで楽しんでもらえるような予備知識だけを入れて当日を迎えてもらう。
とは言っても、私のSNSを見たり話を聞く中で迫田くんの知識は若干偏って知られているが、それでもゴリゴリにプレゼンをしたりはしておらず、顔と苗字とスパイクの跳び方が綺麗という情報くらいだった。(ある意味偏った情報)
あと、彼女の出身が長野県なので、長野生まれのレジェンドがいるということも知ってもらっていた。

ただ、最低限試合を楽しめる情報は知っておいて欲しい。
ということで、私が準備したものはこちら。

日本製鉄堺ブレイザーズの選手一覧

とりあえず、目の前の選手たちがわかるように名前と顔を事前に送っておこう。
試合を見る想定で背番号とシャツネームと顔、あとは簡単な特徴を書いただけのシンプルな選手一覧を作り、事前に送っておいた。

あの選手気になるけど名前がわからん!となった時にわざわざHPを検索して見に行くまではしないと思ったので、これがあればササっと見られるかなと。
あとは事前にチームのメンバーの雰囲気を掴んでもらえるのもいいかと思ったので。
本当は対戦相手のウルド分も作ろうと思っていたが、時間と知識の関係上断念…写真はフォロワーに提供してもらっていたので、遅れても作りたいなとは思っている…。
だが今回は友人からも私の推しチームをしっかり応援したいという言葉はもらっていたので、ブレイザーズの知識優先にさせてもらった。

バレーボールの知識

友人から、バレーボールは学生時代の体育の授業レベルのことしか知らないが大丈夫かと質問されたので、全然大丈夫と答えておいた。
これは私自身も初めて観戦する際はハイキュー!の漫画の知識がちょろっとあるレベルで初観戦に行ったが全然楽しめた経験があったこともあったのと、バレーは球技の中では加点失点がわかりやすいので大丈夫だと思ったので。
一応、ハイキュー!の漫画の最初の数巻を読めば解説になるよと伝えておいた。(ちょうど私の単行本を彼女に貸していたので)

試合当日

入場

当日東京からやってきた友人と合流し、入場。
入り口でハリセンを貰った友人が「あとで使い方教えて」と言ってきたのも新鮮だった。
グッズ売り場をぐるっと回ったりしながら座席へ。この辺はライブや舞台慣れしているので何も問題なく入場。
入場したらすぐ目の前で選手が対人練習をしていたので、すぐに「近い!?え、こんな近いアリーナなのに4000円なの!?」と驚く友人。
私もそう思ってるよ。

そして2メートルの身長の選手たちを見て、「感覚バグる」と笑い、「推しさん(迫田くん)って身長聞いたら大きいのに小柄に見える…バグる」と。
私もそう思ってるよ。

応援練習・公式練習

ハリセンを折ったり、私の迫田タオルを友人の膝に勝手に乗せたり、私の推しはどこにいるでしょうかというクイズを出したりしているうちに応援練習が始まった。
まず、目の前に来たB-REX(チアの方)を見て友人一言。
「え、めっちゃ可愛い。あの子めっちゃ可愛い。LDHのガールズグループにいそう。かわいい」
と大絶賛。確かにE-girlsにいそう。K-POPもあり得る、なんて話ながら応援練習に参戦。
声だし応援やノリの良いことが大好きな友人なので、全力で声出し&ハリセンを叩きながらの応援。私もつられて、気づけば声を出してハリセンをぶん回していた。
結果、応援練習を頑張った人に贈られるプレゼントを友人はしっかりと貰っていた。B-REXさんよく見てる!
友人は、可愛いチアさんからプレゼントもらえた…と大興奮。良かったね。

そうしている間に公式練習が始まり、本格的にボールを使った練習が始まった。
それを見た友人が目を丸くして驚いていて、これがまた新鮮だった。
「スパイクの勢いと音がやべえ」「なんであんな高さ跳べる!?」「あのボール当たったら死ぬじゃん」「殺人スパイク」「あの小さい子は中学生か?(選手です)」
私の方がゲラゲラ笑ってしまったけど、私も初めて間近で選手のスパイクを見たときは驚いたなと思い出す。

試合観戦

いざ試合開始。練習よりも激しいプレーの連続に大興奮の友人と私。
ハリセンを叩く手が止まらない2人。
友人は迫田くんを認識してくれているので、ストレート決まった瞬間に笑いながら「(迫田くん)マジで殺意こもった球打つじゃん」と言われたのが面白過ぎた。

元々この日は友人と一緒に観戦を楽しもうと思っていたので、カメラは持って行っていたがカメラを持つタイミングは少なめにしようと思っていた。
が、普通に友人につられてハリセンを叩きまくり、カメラを持つのを忘れていた気がする。
カメラに残すものもちろん大好きだけど、こういう風に目に焼き付けながら一喜一憂しながら観戦するのもいいなあと思った。

結果は負けてしまったが、試合終了後は友人も1試合終えたレベルで披露困憊になっていて、それもまた良い観戦だったなと思う。

次回の観戦決定

試合終了後、また試合が見たいと言ってくれたので「3月頭の東京有明アリーナ、どう!?」と勢いよく誘ったら、行けるとのお返事。
その場で次の観戦予定が決まった。(ノリが軽い)

試合後のファン対応

今期から再開された試合後のファン対応。
この日は選手が出口周辺に出てきてくれて、差し入れの受け取りやサイン対応をしてくれるというものだった。
とりあえず友人には何か思い出を持って帰ってほしかったので、まずは松本さんの元へ。
友人も地元長野が大好きな人なので、何か長野話に花が咲くかなと思って連れて行ったが、想像以上にローカルトークが炸裂。
どうやら本当にお互いの地元が近かったらしく、聞いたことがない地域名まで出されて私はもはや見守り人。
松本さんも地元出身の人に会えて嬉しかったそうで、お互いに楽しい時間になったようだ。記念写真とサインをもらい、終了。
ツーショット写真を見た友人「私小人じゃん。ホビット?」

次に迫田くんのところに行こうと思ったが、例の如く長蛇の列。
あと5分で締め切るようなアナウンスもあって、今日はいいかなと友人に呟いたのだが。
友人「あなたが推しと話しているところが見たいから行け。並べ
この圧のある一言で、迫田列へ。
迫田くんのところには友人も連れて行き、今日は初観戦の人を連れてきました~という話題で3人で話し、次は彼女を有明に連れて行くことを報告。写真を撮ってもらって終了。

友人「楽しすぎた」

色んなコメントにもある通り、とても楽しんでくれた。(彼女の楽しみスキルが高いのはもちろん)
その後飲みに行った場でも感想を話してくれて、いい経験になってくれたようだ。ここまで楽しんでくれたのも嬉しかったし、次も見たいと東京の試合に来てくれるってことは本当に楽しんでくれたんだろうなと嬉しくなった。

次はアウェイなので、黄色のユニフォームを着せてやろうと目論んでいる。

私「新鮮で楽しかった」

新鮮で楽しい。これに尽きる。
何度も観戦していて見慣れた部分もあった選手のプレーがシンプルに凄いというところや、全力で応援をしながら楽しむという姿勢に学ぶ部分もあったと思う。私はカメラとハリセンの二刀流をしているが、もっと全身全霊で応援頑張ろうと思えるいい経験になったなと。楽しいし。

12月にも初観戦の友人のアテンド予定があるので、また全力で楽しんでもらえるようにしたいなと思う観戦だった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?