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◆思いがけず触れることのできた「最良」の一冊・・・(思いがけず利他)。


人生において、時折、思いがけない「一冊」との出会いがあります。まさに、この「思いがけず利他( 東京工業大学*中島岳志 先生)」は、その一冊となりました。

テラ・ルネッサンスで、20年もの間、支援(活動)に関わる中で、支援の受け手(元子ども兵、地雷被害者)を始めとする、ご縁あった皆さんが教えてくださった「支援哲学(テラ・ルネッサンスが大切にすること)」があります。

創設20周年の節目に、その哲学を言語化しようと試みたのですが、なんとなくしっくりこず・・・。悩んでいた時に、 森本 菜都美さんが初回してくれた「思いがけず利他」を読んでみたのです。

すると、「これが、言いたかったことなんだ」と、膝を打ちながら、どんどん読み進めていくことに。読了時には、なんとも言えない[充足感]が心に広がっていました。

それは、きっと、支援の受け手の皆さんが、

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「本来、人は、自ずと、人を助け、支えあうもの」
だから、
「相互支援・相互扶助に、明確な目的も動機も不要である」
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ということを、

困難な経験・状況の中でも、しなやかに生きようとする[生き様]から教えてくれたことへの[感謝]が、この本を読みながら、湧いてきたからだと思います。

きっと、この本を、僕は生涯に渡って、何度も読み返すでしょう。皆さんにも触れていただきたい[一冊]です。

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