2022.08.10 近況報告、本が出ますの話

・無色透名祭の感想を書きたかったんだけれど、うまいことまとまらないので一旦ボツにする。他の手段でそのうち世に出すかも。

・ということで近況報告的日記です!

・本が、でました

・↑このリンクから買うと私の父にアフィリエイトでお小遣いが入ります。私はAmazonのそういうの用のアカウントを持ってないので、父が身内に宣伝するときに使っていたリンクを拝借しました。巡り巡って私の携帯代とかになるはずです。

・本が出るの、すなおにとてもとても嬉しい。

・柴那典さんは私からすると「大尊敬している神様」みたいな人で、「初音ミクはなぜ世界を変えたのか?」が発売されたときに読んだのがなんなら新書という存在や、音楽に向き合うという姿勢との出会いだったように思う、そんな人で。柴さんの本でご一緒させてもらえたことがとても嬉しい。

・Twitterとかであんまり言ってないけど、私は本を読むのが好きで。もっぱら小説ばかりだったけれど、とにかく紙に文字が書いてあるものが好きな子供だった。寝る前には取り上げられるので、しかたないから枕元に落ちていたDS本体の説明書を何度も繰り返し読んでいた。そんなかんじなので、「本」という形態で自分の文章が世に出るということにすごく興奮している。 

・良い本になってると思います。広く深く、そしてきらりと光る各レビュアーの自我がある。「この人、こういう文脈でボーカロイドが好きなんだな〜」っていうのがなんとなくわかって、それが面白い。

・私以外の執筆者さんはみんな本業がライターさんなり、物書きさんなりの人たちで、そこに混ざって浮いていないかどきどきひやひやしている。私ひとりが音楽全体を俯瞰せず、無限にボーカロイドだけを軸足にモノを語っている気がする。いろいろな視点があることは面白いことなので、自分ではまあ自分はそういう役割で呼ばれたのだろう、と思っています。

・年末年始に「クリエイターズ・スタジオ withボカコレ」の特別回で、ボカロネイティブの私と音楽を広く見る柴さんでお互いに「ひとつのテーマで思いついたボカロ曲/人間曲」を持ち寄り魅力を語るラジオ番組をやらせていただいたんです。このときに認知していただいて今回の本のお話をいただけたんだと思う。

・最近、それこそクリエイターズ・スタジオもそうだし、musicるTVもそうだし、今回の本もそうだし、ぼかれびゅとかも…まだ発表できない企画もたくさんあるんだけど、そういうのでお声掛けいただけることが増えてきた。本当に嬉しいです。

・嬉しい、と同時に、「人間って…人間なんだなあ〜」とか「人って仕事してたりしてて面白いな…」とかをよく考えている。

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