導入すべき決済手段とやってはいけない決済手段

導入すべき決済手段BEST3

3位 代金引換

 代金引換とは、商品到着時に商品と引き換えで配達員にお金を支払う方法です。導入すべき理由は、特に何者だかわからないネットショップで買い物をする際に、クレジットカード情報などを入力するのは、お客様にとって心理的障壁となります。

 代引きでは商品と引き換えなので、初めての方、高齢者、ネットショップでの買い物初心者にとっても、リアル店舗での買い物と変わらず安心だからです。

2位 クレジットカード

 クレジットカード決済は、ECサイトで購入時クレジットカード情報を入力し決済する方法です。

 導入すべき理由は、代引きですと現金を用意する必要があるのに対し、購入時点で決済が完了し、次回以降も情報は保持されるので簡単に購入できるからです。

1位 〇〇ペイ

 これは、絶対に入れるべきです。決済画面で例えばAmazonにすでに会員登録していれば、Amazonのアカウントにログインするだけで、面倒なお客様情報を入力する手間がなく、購入完了できるからです。

 また、良くわからないショップであっても、クレジットカードでの請求はAmazonになるため、非常にセキュリティレベルも高く、安心・安全です。

 私の運営するショップでもLINEペイ、Amazonペイ、楽天ペイを導入しており、この3つで決済方法全体の半分以上を占めています。導入しない理由はないです。

最もやってはいけない決済手段

 一番最悪な決済手段は前払いの振込です。導入すべき決済手段の全てにおいて反対です。先ず、良くわからないショップに保証もない前払いで入金すること。次に、入金をする手間と時間がかかる。

 私も職業柄色々なネットショップで買い物をしたり、見たりしていますが、いまだにこの決済方法だけというショップも多いです。私自身、どんなに商品が優れていても、この決済方法しかないお店では購入しません。ひどいところだと、購入後後からメールで振込先お知らせするからそこに振り込んでくださいと、お客様の貴重な時間と安心を奪うような私からすると信じられないことを平然と書いているサイトすらあります。

 では、なぜ前払い振込みを採用しているかというと、ただ、新たな決済方法を導入するのがメンドクサイ、手数料払いたくないといった理由だと思います。この決済だと、既存の口座に振り込んでもらうだけですから、すぐに出来ます。審査も必要ありません。更に、振込手数料をお客様持ちにすれば手数料も発生しません。全て運営側の都合なんです。お客様の立場に立てば、こんな決済方法をとるべき理由は一つもないと思います。

まとめ

 決済方法は多種多様に存在します。私は、代引き、クレジットカード、〇〇ペイの3つが揃っていれば、ほとんどのお客様のニーズに対応できると思います。これに加え、BtoBであれば請求書後払いをプラスするぐらいでしょうか。後払いも自社で請求書出すと手間と払って貰えないというリスクもあるので、必ず決済代行会社の後払いサービスを導入しましょう。

 本当に、ECサイトで売り上げを上げていきたいのであれば、お客様目線で考えるべきです。お客様の時間を奪わない、安心・安全を提供することです。


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