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私たちが、10分で届く宅配スーパーOniGOを創業した理由

こんにちは。
「10分で届く宅配スーパー」アプリを運営するOniGO株式会社採用担当です。
このたび、弊社でもnoteをはじめることになりました。

我々について、ご存知でない方も多いと思いますので、まずは事業について、代表取締役CEOの梅下にインタビューしました。

代表取締役CEO:梅下 直也(うめした なおや)
東京大学卒業後、SMBCで勤務し、ロシアの現地銀行設立、新興国向けビジネス構築など海外勤務9年を経て、2015年に独立してスタートアップを複数設立し、楽天への売却などを経験。連続起業家としての経験を生かし、Onigo立ち上げと同時に海外から3億円超を調達して事業をスタート。

▼OniGOとは

OniGO株式会社は、2021年6月創業の「Q-Commerce(Quick Commerce)事業」を日本で展開する会社です。

「Q-Commerce(Quick Commerce)」とは、今欲しい、新鮮な生鮮食品、食料品、お酒などの飲み物、生活用品、娯楽品などを直接指定の場所までお届けするデリバリーサービスです。日本だと「即配サービス」とも言われます。

OniGOでは「10分で届く宅配スーパー」というタグラインで展開しています。
近くのスーパーやコンビニまで時間をかけて歩いて行かなくとも、必要なものがすぐに手元に届くという体験を創出しています。

社名については、
①誰もが知っている日本語を入れたかった(鬼ごっこ)
②サービスのコアバリューであるスピードに対する意識(鬼速)
2点の理由から「全速力で時間を追いかけよう」という思いも込めて付けました。

▼サービスの流れ

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我々のサービスの大きな特徴は「10分で届く」というスピードです。
ユーザーは専用のアプリをダウンロードしていただき、アプリから注文します。
ユーザー目線ではあとは届くのを待つだけです。

注文を受けてからの流れとしては、まずはピッカーが商品を梱包します。OniGOの店舗はピッキング作業も効率的に行えるよう店舗が最適化されています。

梱包が終わると、ライダーが配達に向かいます。最近ではデリバリーフーズが日本でも一般的になったこともあり、街中で自転車を使ってデリバリーを行う風景が当たり前になりましたが、OniGOでも専用の自転車を利用して、ライダーがお届けする仕組みになっています。

この注文から商品のお渡しまでが10分以内というのがOniGOのサービスです。

▼なぜ、「10分」で届けられるのか

理由の一つに「ダークストア」という運営形態があります。

「ダークストア」とは、スーパーにように店舗に商品が陳列されていますが、実際にお客様が足を運ぶことのない店舗のことです。皆さんが普段行く実店舗と違い、ピッキングするために最適化された陳列がなされています。また、接客の必要がないため、ピッカーは商品の梱包に集中することができます。

もう一つの理由は自社の開発力を活かしたシステムにあります。

OniGOでは、ユーザーが利用するアプリから、在庫管理システム、ライダーが利用するシステムに至るまで、全て自社で開発を行っております。そのため、複雑な処理も一気通貫で処理することができます。例えば、ピッカーが間違った商品を梱包しないようにチェックする仕組みなども実装されており、スピードと質の両面が担保できるようになっています。

▼なぜ、今なのか

海外(アメリカやイギリス、ドイツなど)では、ダークストア市場は急速に成長しており、時価総額が1兆円を超える企業も登場しています。

日本では長年、買い物スタイルは変わりませんでしたが、新型ウィルスにより、人々の買い物体験においても行動変容が起きつつあります。フードデリバリーが一般的になったり、ネットスーパーなどを通じて「実際にものを見ないで購入する」ということも増えてきました。今年は「ダークストア元年」と呼ばれており、ビジネス的にも注目を集めています。

現状は競合の多くが海外企業であり、国内発としてのポジションを獲得しに行きたいと考えています。そのためには、ユーザーが「即配サービスといえばOniGO」と真っ先に浮かべてもらう必要があります。大手もダークストア市場に対し意欲的な中、ユーザーの第一想起を取るためにはスピードが重要です。大手が既存ビジネスとの調整に時間をかけている間に、スタートアップの小回りを活かして、シェアを獲得していきたいと思います。

▼なぜ、私たちなのか

「創業者の強みを生かせる事業モデル」だからです。

この事業モデルのポイントは大きく2つで「資金調達」と「開発力」です。
この2つに立ち上げから大きなパワーが必要です。

まず、「資金調達」については、立ち上げから大きな資金が必要で、黒字化するまでに時間がかかるという点が課題になります。日本のスタートアップへの投資環境では、ビジネスの立ち上げ期に大きな資本が投入されることはほぼあありません。
そのため、海外投資家からの資金調達が必須になりますが、海外から大型調達をできる起業家というのは日本では多くいません。

私(梅下)は前職での海外勤務時に、資金調達などに携わった経験や、カープライズでの起業実績などもあり、海外からの調達ができるという強みがありました。
OniGOでは立ち上げの段階で海外から3億円超を調達して事業をスタートしています。

もう一つのポイントは「開発力」です。今回の事業において最適なユーザー体験を生む出すためには、UXに優れたアプリや強いバックエンドシステムが必要です。また、前述した通り、サービスローンチのタイミングも重要で、開発にもスピード感が求められました。

幸い私にはカープライズ時代から事業を共にするエンジニアチームがいたため、スピーディな開発が可能な体制が整っていました。結果的には開発から2ヶ月でローンチすることができました。

▼まとめ

本記事では、代表取締役CEOの梅下へのインタビューを通じて、弊社の事業紹介や、なぜこの事業に注目をしているのかについてご説明させていただきました。

本記事を1分でまとめると、、、

① OniGOとは、「10分で届く宅配スーパー」サービス(を運営する会社)である
② ダークストアという運営形態が10分で届けられるポイントである
③ ダークストア市場は海外で成功しており、日本でも急速に広まっている
④ その中でOniGOはスピードを武器に国内発としてシャア獲得を狙っている
⑤ 「資金調達」と「開発力」がスピードの源泉で、事業のポイントである

今回の記事は以上です。

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このnoteでは、今後もインタビュー記事や取り組みを通じて、OniGOをより深く知ってもらうための取り組みを行っていきます。

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