ユージーン・スタジオ After the rainbowいま現在のわたし・わたしたちをリフレクションする美術
東京都現代美術館で開催中の表題の展覧会について、今までに経験したことのない2つの感覚を覚えたので、なるべく言語化して残しておこうと思う。
(展覧会詳細についてはこちら)
1つ目。
私は今まで「現代美術」というものを鑑賞するとき、「今の」「私の」美術だと感じたことが正直なかったように思う。
「中世」「近代」「現代」・・・と続く歴史の中の「現代」というものを、「今」の立場から振り返って見ているような感覚があり、それは「私」とは距離のあるものに思えた。
ダミアン・ハーストを観ても