Perfume運営が高額イヤホンのスペックを非開示で販売するなら予想するしか中田
とりあえず、アルバムリリース&アルバムツアーについては素直に喜びたい。
どうも、onigiriです。
2月のP.T.A.生配信時に予告されていた、「初夏アルバムリリース」。
なかなか、音沙汰がなく…「初夏っていつ?」「もう真夏日やぞ」「夏と思えば夏」「俺たちが夏だ」と言った声が聞こえてくる最中、5/11に告知の告知→翌日5/12にNewアルバム「PLASMA」7/27リリース&夏~秋にかけての全国アリーナツアーの情報解禁と、(金銭的に)嬉しい悲鳴が轟きました。
(今冷静になって考えると、7/27って初夏じゃなくてゴリゴリの真夏やん)
謎のBluetoothイヤホン
5/12に解禁された情報、サラッとしか見ていなかったので、完全に見落としていたのですが、
という、恐らくファンからもこれまで要望のあった「イヤホン」のオフィシャルグッズ化。
更に嬉しい悲鳴が聞こえてくる…と思われましたが、その後にこんな文章が…
という、「謎のBluetoothイヤホン付きアルバムの先行&一般販売の開始のお知らせ」が。
このイヤホン、アルバム代を除くと単純計算で29,550円というまぁまぁなお値段の代物。
気づけば、先行&一般予約は一瞬で売り切れに。
当初の予定が少なかったのか、それほど需要があったのかは分かりませんが、金額なので売れ残った場合のダメージがデカいだけに、ユニバーサル・ミュージックとアミューズはホッとしていることでしょう。
しかし、本件についてSNSでは賛否両論の声が…更には、ファンがファンに攻撃するというドえらい状況になっています。
運営側の問題点と賛否両論の声
今回のBluetoothイヤホン。イヤホンのリリース自体は嬉しいものではありましたが、「情報非開示のまま、約3万円のイヤホンをアルバムのオマケとして売ってしまう」ことによりこのリリースの方法が賛否を生む結果となりました。
賛成の人は、「Perfume公式のイヤホン」ということで、これまでグッズでもクオリティの高い物を提供し続けて来たこともあり、シンプルに期待の大きさから、「単純にどんな物か楽しみ」といった声から「むしろ何が悪いの?」「ファンなら文句言わない方がいい」という意見も。
反対の人は、イヤホンに対する期待はありつつも「情報非開示のまま、約3万円のイヤホンを売るのはおかしい」「なんなら買う方も買う方でおかしい」
という、真っ向から対立する構造になってしまっています。
個人的な意見
この件については、手放しで賛成はとてもじゃないけど出来ません。
ただ、Perfume3人が悪い訳でもなく、企画した人が悪い訳でも決してありません。むしろ、買うかどうかは別として「Perfume公式のイヤホン」は凄く嬉しいです。
問題は告知方法含めた「売り方」だと考えます。
①そもそも「Bluetoothイヤホン」って、広義すぎん?
これら、ぜーんぶ「Bluetoothイヤホン」で括られます。
まぁ、恐らく今回のオマケは「PLASMAオリジナルケース付」となっていたので、「完全ワイヤレスイヤホン」だとは思われますが、オフィシャルリリースとしては何でもありな非常にマズい書き方だと感じました。
極端な話、消費者側は完全ワイヤレスイヤホンと思って買ったが、実際届いたのは「片耳ヘッドセットにロゴをつけただけのやつ」ということが「アリ」な書き方となり、もし販売してクレームが来ても、運営側は嘘をついていないので詐欺にはならないと思いますが、非常に不親切な書き方だと思います。
まぁ、この広義過ぎる不明確な情報だけで買う人は居ないと思うので大丈b…売り切れてるんですよねコレ…その理由としては、下記が考えられます。
②安心と信頼の”Perfumeブランド”
前述もしましたが、これまでグッズにおいてもデザインや機能性そしてコスパ的にも高い物を提供し続けて来たこともあり、「Perfumeグッズ」に関しては、ファンだから・好きだからお布施として買うというだけでなく、「良い物だから買う」という人も多いかと思われます。
個人的には、リュックは2回出ましたが、どちらも痒いところに手が届く良い物でした。
買い替えようとするも売り切れで、仕方なく無印のリュックにしましたが、値段・機能・お布施の面でやはりグッズの方が良かったと今でも思います。
また、Perfume Closetのようにクオリティ重視の製品のブランドを立ち上げており、上記のグッズよりも遙かに価格帯は高いものの、グッズよりもコンスタントに新作をリリースしているということは、ビジネスモデルとして成り立っている証拠。
特に「Perfume Dance Heel」については、ファングッズという域を超えて、大ファンの人も、そこまでPerfumeに興味の無い人でも使い勝手とコスパの良さから購入されており、最初の伊勢丹のコラボからは7年目に突入するロングセラー商品になっています。
「Perfumeブランドは良い」「間違いない」といった信頼がここ数年で更に構築されたと考えています。
そんな中で発表された「Perfume公式のイヤホン」。
訳の分からない謎の状態でも、予約に踏み切った人は恐らくPerfumeブランドに全幅の信頼を置いているからだと思います。
しかし、寸法表からある程度フィット感が分かり、限定的ではあるものの試着可能なPerfume Closetに対し、同じぐらい高価であるにも関わらず、何も情報を出さずに数量限定と煽り、予約開始するやり方は甚だ疑問です。
音が出れば何でも良いという人からすれば、「Perfumeブランドなら大丈夫」と言えるかと思います。また、あくまでも商品じゃなくて「アルバムのオマケ」であるので、文句を言うなという意見も分かりますが、個人的にはそうは思えません。
③自分に合ったイヤホンはそう簡単には見つからない
自分はうん十万、うん百万と音響にお金をかけるほどのこだわりはありませんが、
イヤホン含めた音響については、数年・数十年モノになることから慎重に吟味します。
まずHPや通販サイトなどで、スペック表を見比べ、同じような嗜好の人のレビューを参考にしつつ、最終的には実機で試聴した上で、買うようにしています。
また、試聴時はPerfume楽曲を含めた数曲で聴き比べ「Perfumeを聴くためのイヤホン」を追い求めています。
上記のツイートはフォロワーさんが今より少ない当時でもそれなりに伸びたこともあり、「PerfumeファンはPerfumeを聴くための音響を求めており、大なり小なりこだわりがあるもの」と感じています。
当時とは、ファン層もメインの試聴環境も大きく変わっていますが、音楽・楽曲が本当に好きな人が多いグループだと思います。
だからこそ、チューニングのためのリファレンス曲としてPerfumeの楽曲が使われていると公言されているピヤホンなんかは、Perfumeファンにも特に人気だと考えられます。
今使っている「Technics EAH-AZ70W」はヨドバシで試聴出来る製品の中で一番気に入って買ったのですが、後々eイヤホンでピヤホンを試聴すると、これまた好みな音で、購入検討時に聴いていたら最後まで悩んでたかもしれません。
それもあって、スペックが全く分からない状態で売り出すことは、「”Perfumeブランド”なら何でも買うでしょ?(嘲笑)」と運営側が考えているのかな?と思わざるを得ないというのが正直な所です。
”Perfumeブランド”には全幅の信頼を置いて居ますが、そこに胡座をかくような売り方は極めて遺憾です。
とまぁ、これらの思いを極力抑えて、マイルドに書いたツイートがこちらです。
もしこれなら、多分賛否両論じゃなくて否否否論になってるはず…笑
でも、他のツイートでも書きましたが、
もしかすると「あのPerfumeサイドから満を持して登場するイヤホンは期待しかない」「金額的にどこのメーカーの何かな?」という反応を期待してたのかも知れないとも思いました。
ということで、予想タイムです。
Perfumeイヤホン ベースモデル大予想大会
①価格帯について
まずは、前述もしている通り、CDを除くイヤホンの価格が「29,550円」
数量限定のオリジナルケースが付くということなので、恐らくドンピシャ3万円弱のイヤホンをベースにしている訳ではなく、もう少し下の価格帯のイヤホンをベースとし、「オリジナルケース+UMJ・アミューズ側の利益」を上乗せしているものと思われます。
そのため、実際のモデルの価格帯は「2万円前半」と予想します。
②メーカーについて
ここまで、情報が出ていないということは、何らかのタイアップ(ツアースポンサー)があると思われます。そういった意味では、まず…SONYは大人の事情で無いと思われます。笑
SONYの製品のCMに関しては、多くはソニー・ミュージック系のアーティストが採用されるため、UMJからリリースをするPerfumeを使う確率は極めて低いと思われます。
JVCからもイヤホンが出ていますが、同じく大人の理由で無いでしょう。
また、上記の理由から日本以外のメーカーや新規参入メーカーは恐らくないと思われるので、候補からは外しています。
反対にPerfumeとタイアップ経験がある企業で完全ワイヤレスイヤホンを販売しているのが、Panasonicです。
そのPanasonic内のオーディオブランド「Technics」としてハイエンドモデルのイヤホンなどのオーディオを販売しています。
一番有名なのは、ターンテーブルですね。
あとは、ユニバーサルミュージックが立ち上げたグッズやアパレルのブランド「TOoKA BASE」名義で、NUARLというメーカーのNT01という機種をベースとした特別仕様モデルをリリースしており、この繋がりから本メーカーとのコラボの可能性もありそうです。
個人的には、AVIOTというより、凛として時雨のドラマー兼古参のピエール中野さん(ピ)監修のピヤホンとのコラボなんてのも、価格帯的にもありそうと思っていましたが、少なくともピとのコラボは無さそうです。
あとは、完全ワイヤレスイヤホンでコンスタントにリリースし続けており、数々のコラボをしているFinal、老舗のaudio-technicaも同価格帯のイヤホンをリリースしており、可能性はありそうです。
反対に、モノ自体は良いものの、価格帯的に無さそうなのはGLIDiCでしょうか。中国ではありますが、日本のアーティスト・企業とも積極的にコラボしているAnkerも価格帯的には無いと思われます。
ということで、
本命:Panasonic(Technics)
対抗:NUARL
穴:AVIOT
となりました。
③ベースモデルの予想
本命:Panasonic(Technics)
→EAH-AZ70W (eイヤホン価格 税込¥24,750)
1つ前のモデル。ちょっと安くなってるな。自分の愛用品。カラーリングも黒・シルバーとドンピシャ。吟味に吟味を重ねて、初めて手を出す価格帯ではあったものの、音に関してはずば抜けており、Perfumeのような打ち込みも、サカナクションのような生楽器&シンセも得意。あとは、やはりデザインというか「Technics」のロゴが凄く魅力的で…笑
めっちゃおすすめです。もしコレなら掌返します。
→EAH-AZ60(eイヤホン価格 税込¥27,720)
最新モデル。これもカラーリング自体はドンピシャ。個人的にもしこれなら買います。AZ70Wも同価格帯のイヤホン全部試して音はトップクラスだったのに、それを次作で凌駕したモデルがコレです。
ま、価格的に無いか。
対抗:NUARL
→N10 Pro(eイヤホン価格 税込¥21,450)
このメーカーに関しては、別のモデルで聴いたことがあり、コスパが優れているという印象。低価格帯だとドンシャリでごまかすものが多い中、女性ボーカルも刺さることなく、籠もることなく、聴きやすかったです。
ドンピシャこのモデルの試聴はないですが、価格帯的にこれが一番ありえそうです。
穴:AVIOT
→TE-BD21j-ltd(eイヤホン価格 税込¥19,800)
ピエール中野やゲスの極み乙女。、ヤバTなどコラボを積極的に行うAVIOTのフラグシップモデル。TechnicsのEAH-AZ70Wと最後の最後まで迷うぐらい、コスパが良く、最終的にはノイキャンの有無が決め手となりましたが、この価格帯ならトップクラス。
→TE-BD21j-ltdpnk(eイヤホン価格 税込¥26,950)
前述の、ピさんとAVIOTのコラボイヤホン、通称:ピヤホン。これは通常品よりも良かった…。ノイキャンないけどフィット感が良ければ気にならない。もしこれなら、興味もあるし買うかも。
…と、予想してみましたが、いかがでしたでしょうか?
もし、上記のどれかなら決して悪い買い物ではないと思いますし、すぐに運営は信頼回復出来るぐらい良いチョイスだと思います。
(だとしたら、尚更先に言ってよという話ですが…)
そうなったら、掌をぐるんぐるん返していきたいと思います。
まぁ、最後に本音を言えば、Perfumeコラボモデルより「中田ヤスタカコラボモデル」を切望したいですね。
中田ヤスタカが監修する、中田ヤスタカ楽曲を聴くための、中田ヤスタカファンに捧ぐイヤホン(CV:Perfume)
もしかしたら、5万ぐらいまでなら出すかも…(さすがに試聴無しでは買わんけど笑)
はぁ…普通に色々決まってから単独で売ればいいのに…笑
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