大事にされないのは何故
あ、なんか悪い知らせかも。
会う予定日の前にLINEが入ると、こう思ってしまう友人がいる。
案の定、引き寄せが働くのか、何かしら悶々とすることが起こる。
ドタキャンとまではいかないが、何時までには帰らなきゃいけなくなった、だとか、野暮用が入ったので用事が終わったら解散でもいいか、とか。
いいんだけど。いいんだけどさ。
といった悶々とさせるような内容だ。
毎回すぎるので、もうこの際深掘っていこうと思う。
この友人は幼馴染で、正直中身が一緒すぎる(考え方や価値観)ので、話していてとっても楽だ。
10言わずとも必ず汲み取ってくれるので、とんでもなくスムーズに会話ができるし、共感が得られる。相談や愚痴がしやすい。
たまに、自分と話してるのかなとすら思う。
それもあるからなのか、何かと彼女と比べては歪んだ感情を持つことが多い。
私より”幸せ”そうだと、不安を感じる。
先に行かないで私を置いていかないでって思うからだ。
あまりにも似ているので、彼女がうまくいっている時に、じゃあなんで私はうまくいかない?という思考回路になるらしい。
敵対視?ライバル視?
双子の片割れと競っている感覚に近いと思う。
スペックが一緒なのに、私だけが手こずっているような感じだ。
だから、彼女の幸せを無条件に喜べない自分がいつもいる。
私は、この自分がとても醜いと思う。
でも、毎回そう思わずにいられないのだ。
その彼女に、いつもこういう”裏切り”をされてしまうのだ。
裏切り?
ちがう。
「大事にされない」が近いかもしれない。
重要視されない。
優先順位が低い。
自分の思考が現実に投影されるこの世界において、私はつまり
「自分が大事じゃない」と思っている
ということだ。
エイブラハムによると、心地よくない感情を起こす物事は、潜在意識が「そうじゃない」と矛盾を感じているかららしい。
この毎回感じる悶々とした気分は、そうじゃない。と言っている。
「あなたは大事じゃない」と言われているように感じる現実=「私は大事じゃない」と思っている自分
これに対して、「そうじゃない」と言っている。
私は愛される存在だし、自信を持っていい。
みんなから愛されているし、愛される価値がある。
愛を受け取っていい。
だから、構えなくていいんだよ。
嫌な知らせかもと思わなくていい。そしてその嫌な知らせも、ただの出来事だ。感情を乗っける必要はないんだ。
だってその乗っけている感情はすべて主観的で、自分の自信のなさを反映しているだけの幻想だから。
なんだかスッキリした。
自信のなさを徐々に解消しているつもりでも、この友人だけはなかなか手こずっているのだが、自分と似ているからつい条件反射的に比較対象にしてしまう。
心地悪い感情の裏には、必ず自分の感じたいこととは相反した思想がある。
これを念頭に一歩ずつ改善していきたい。
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