子供プレッシャーがしんどかったという話②

転職活動(公務員試験受験)のさなか、子供のことでさまざまな角度からプレッシャーを受けしんどかったという話が前回。

続きです。


<わたしの気持ち>

産んだら産んだでなんとかなるよって言ってくれる人もいたし、実際そうだったかもしれない。

でも、どうしても心配で先に生活の安定を求めたのは、わたしの生い立ちが関係してるのかなって思います。

わたしの家族は何故かみんなお金に困ってて、わたし自身も小さいときにそういう思いをすることがありました。

非常に豊かな時期もあった。
ホント今考えると異常なくらい。

でも、そのoni家バブルが弾けてからは、しんどい時期が続きました。


ガスが止まって、急遽水で頭洗って学校行くとか。(電気が止まったこともあったり)

学校で、みんなの前で学費の催促されるとか。(先生も先生だと思うけど)

就活中に携帯が止まるとか。

急遽引っ越ししないといけなくて、わたしがキャッシングするとか。

まぁいろいろありました。
(実家関連については、転職した今もなお現在進行形で。)

もっと苦労してる人はたくさんいると思うけど、これだけでもわたしは結構しんどく感じたから、自分の子供にそういう思いはさせたくなかった。

何よりわたし自身もう一生お金に困りたくなかった。

(といっても、奨学金使ったとはいえ大学まで出してもらって最後まで育ててくれた母と父、家族には心から感謝してます。)

<やったこと>

そんなこんなで、わたしは生活の安定のため、まずは転職を優先させたわけですが。

ただ、やっぱり年齢のことが気になり、婦人科で相談してみました。
(仕事のストレスで生理が遅れて、婦人科にかかったときについでに)

そこで進められたのが、卵巣年齢を調べるAMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)。

かなりざっくり言うと、血液検査で卵子の残数を調べるというもの。

卵子は年々減っていくもので、治療で増やすことは出来ないから、もし個数が少ないのなら早めに妊活した方がいいとのことでした。


で、調べてみた結果、わたしは平均よりもそこそこ余裕がある数値だったので、安心して転職と向き合うことができました。

転職の時期を考える一つの指標として、オススメです。


が。

わたしは転職後、1年半にわたり不妊治療をすることになります。
(これについてもいずれ書けたら)

つまりAMHの結果が良いからってすぐ妊娠出来るわけじゃないってことは伝えたいです。
(卵巣年齢と妊娠力は必ずしも比例していないということ)

だから、もし検査するなら他にも女性ホルモンの数値とか諸々調べておいた方がより安心と思います。

あと声を大にして言いたいのは、旦那さんの検査もあわせてするべき。絶対に。

どのくらい絶対かというと、すき焼きに生卵くらい、絶対に。

おにぎりにお米くらい、絶 対 に。

早くに原因が分かっていれば、転職活動中でも漢方療法とか出来たかもしれない。

転職と子供のタイミングで悩んでる方は参考までに。

<プレッシャーを通して分かった大事なこと>

①相手の気持ちを考えること

当たり前のことではあるけど、すごくすごく大事だと再認識しました。


人それぞれ都合がある。
わたしたちにはわたしたちの都合がありました。

歳のことお金のこと仕事のこと、生活とか将来のこと、人それぞれ考えがある。
わたしたちにはわたしたちの考えがありました。

欲しくてもすぐ産めない人だっている。

望んでなくてもぽんっと授かる人もいる。

みんながみんな同じ気持ち・同じ考え・同じ状況なわけじゃない。

それを心に置いておくのが大事。
(子供のことに限らず全てにおいてね)


だから、プレッシャーをかけてる方も無意識だったり、決して悪気があるわけじゃないっていうのも理解してみる。
(でも難しかったら、無理せず距離をおいてみる)


わたしは、こうやって自分で経験した辛い思い・もどかしい思い・どす黒い感情(笑)があるからこそ、自分は気を付けようって思えたし、もっと優しくなれると思いました。

だから、今まで感じた嫌な思いも、決して無駄ではなかったと思ってます。
(今となっては。当時は、幸せなやつみんな呪われろと思ってました)

②旦那さんと話し合うこと

転職活動中、旦那さんとも子供のことでケンカしたり、気まずくなったこともありました。
(まぁありました、しばしばありました)

そういうときは、腹を割って、とことん話し合うのが一番。

もう思ってること、全部言っちまうのが一番。

だって家族なんだし、2人の問題だから。

自分の考えは伝える。
でも、わがまま言いすぎたなって思ったら素直に謝る。

プレッシャーを受けたら、「今日こんなこと言われたわ、腹立つ~、殺!」と、情報共有。笑

自分だけで抱え込まないことが大事。
(といっても、言えないこともあるけどね)

これも子供のことに限らず。


③広い視野で物事をみること

自分も気持ちを切り替えること。
(といっても、これが一番難しいんだけど)

前の会社の先輩が言ってたこと。
「人の考えを変えるのは難しいから、自分が変わるしかない」。

全てに当てはまる言葉ではないけど、なるほどなと思った。
そういう考えもあるんですね。


あとは、なるようになるって思ってみる。
とても思えなくても、無理矢理思ってみる。

子供はもう少し後って決めたんだったら、うじうじしてたら時間がもったいない。

今は全力で旦那さんと2人の時間を楽しむことにする。

子供が産まれたら出来ないことも、行けないところもあるわけだし、今のうちに旅行したり遊んだり楽しむ。


子供が産まれたら新しい楽しみが出来ると思うけど、2人きりで楽しめるのはだいぶ先までお預けになるだろうし。

そもそも旦那さんのこと好きで結婚したんだから、子供がいてもいなくても幸せなんだと思い出してみる。

先が見えなくてどうしても不安になってしまうけど、今をもっと大事に楽しむ。

<最後に>

最後になりますが、
わたしは子供欲しかったから子供を産む前提の話になりましたが、子供が全てとは思ってません。

子供についても人それぞれ考え方が違う。
子供がいることが幸せの絶対条件ではないと思う。

結婚もしかり。

結婚する前は「結婚はまだ?」っていう圧を受け、結婚したらしたで「子供はまだ?」っていう圧を受け、きっと1人産んだら産んだで「2人目はいつ?」っていう圧が待ってるんだろうな。

女はツラいですね笑

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好き勝手、きれいごとばっか並べてしまいました。

いろいろ書いたけど、辛いときはどうやったって辛いし、前向きになれないときはどうやったって前向きになれないですよね。

いつかの鬱な自分への備忘録として残しておきます。

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