気まぐれエッセイ

生きることの奴隷

取り返しがつかない引き返せない　生まれてしまったことには。　　　　君が非道い希死念慮を興そうと　生まれてしまったことにはそんな想いは軽々しく扱われてしまうものだ。　　　　それほどまでに生命力は君を支配して離さない。　大してマシな人生でもないのに最後、薄っぺらい皮一枚に干からびるまでずっと　君の身体から全てを搾り尽くすだろう。　　　　君の事情など知ったこっちゃないのだから困ったものだ。　君が服も擦り切れ、泥まみれ汚物まみれ

もと居た場所にかえってゆく。

人はみんなもと居た場所にかえってゆく。　男の子は、お母さんと似た人と結婚するというけれどきっとそれは、もと居たところの温もりが愛おしいからだ。　故郷に帰れば懐かしい気持ちになる。結局、慣れ親しんだその場所が気持ち良いのだ。　僕たちが死にゆくのは何もないところから生まれたからなのかも知れないな。　きっとみんな、もと居た場所にかえってゆくのだ。

うんこ

ヒトはきれいなまちとおいしいたべものがだいすきだ。　うんこはきたないしくさいからきらいだ。　むしはきもちわるいしいたいことをするからきらいだ。　しぬのはくるしいしさみしいからきらいだ。　すきなものは、ひとりじめだ。きらいなものは、けしてしまえ。　　　あれ　ぼくのそばにはだれもいないじゃないか。　ぼくはなにももっていないじゃないか。

モンダイハッケン♩カダイカイケツ♩

ヒトはいつでもモンダイハッケン、カダイカイケツ。　いたるところでモンダイハッケン、カダイカイケツ。　これ見てモンダイあれ見てモンダイモンダイってなんなんだい。　　　　　　不登校はモンダイかい？国の借金はモンダイかい？食料不足はモンダイかい？　誰にとってのモンダイだい？　　　　　　風邪が治るのはモンダイかい？清潔を保つのはモンダイかい？大きな大きなモンダイだ。　

華々しく散るのがいいわ。

人は色んなものを手放した時、やりたいことだけに没頭して、果てしなく広がる自由に生きがいを感じるのだと思っていた。　だけど相変わらず俺は何をすることもなく一日中眠り続けるし、ご丁寧に、整った頻度で定期的に死にたいし、　自由演技の今この時でさえ、この有様だ。　ただ漠然と生きるのにはとてつもなく向かず、病むこと無しには生きることができない。だから俺は哲学という薬がなければ生きられない。　むしろ哲学することは俺の天命とさえ思う。　　　　　　　

世の中が美しいことばかり見せるから、汚いことを、書くよ。

社会からどう思われるかとか、そんなん気にしても意味ない立場にいるから、書く（「今現在はそう思ってても、ログ残るんだから将来的に困るよ」とか言われても、別に今そこは気にしてない）。そして、世間体を気にしながら生きていたら、俺はきっと、エネルギーを失うから、書く（ちょっと違う話だけど、「世間体を気にせずにチャレンジしなよ、気にせず自分を貫きなよ」って言葉とかって、結局”いい人”が”いい人”のために作った綺麗事みたいに聞こえて、嫌いだ。）。　　　　　　いつか

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#死

生きることの奴隷

もと居た場所にかえってゆく。

うんこ

モンダイハッケン♩カダイカイケツ♩

華々しく散るのがいいわ。

世の中が美しいことばかり見せるから、汚いことを、書くよ。