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第7章 面接 - 質疑応答

 この章では、面接という時間の核心になる質疑応答に対する対応を説明します。
上手な回答より誠実な回答の方が評価されます。あなた自身のことを正しく正確に伝えられるように目指してください。


 さて、いよいよ面接の核心部です。ここを上手に乗り切れるか、面接官の顔に笑みを作れるかという最も重要な部分です。ひと通り、あなたからの自己紹介と自己PRが終わった時の面接官の表情をまず確認しましょう。ペンで机をトントンしていたり、資料をパラパラしていたり、あなたを見ていないなどの傾向が見られるようならかなり要注意です。逆に、うなづいてくれていたり、しっかりと視線を投げかけていたり、資料に何か書き込んでいたりする場合は、話したことに対する興味を持っているからかも知れません。


 まず、質問が来たら、質問をしている面接官の目をしっかりと見て回答するようにしましょう。内容にもよりますが、緊張しているからといって怖い顔にならないように意識しましょう。そう、口角を上げて対応することです。複数の面接官の場合は、順番に質問されたり、ランダムに質問が来るかも知れませんが、原則、質問している面接官の方に体を向けて対応するようにしましょう。首だけ向けるのではなく肩から向ける意識で対応することで、動かせない椅子や回らない椅子であっても、面接官と向き合う姿勢を作ることができ、面接官としても安心して話ができますね。


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