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電子書籍 作成ノウハウ

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AmazonのkindleやAppleのBooksで電子書籍を出版する際のノウハウを集めました。あくまでも私の経験によるものなので、PC環境によって該当しないこともあるかもしれま…
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#経験

kindle本の印税(ロイヤリティ)について

 せっかく電子書籍を出版するなら知っておきたい印税の話です。と言ってもkindleの規約の話です。出版全体の話ではありません。通常の紙の本の出版では10%前後が印税と言われているようです。kindleのガイドでは、印税をロイヤリティという単語で統一されているようです。  kindle出版の場合は、電子書籍、ペーパーバック(オンデマンドでの紙の本)の2種類があります。そして、電子書籍には、kindle unlimited会員なら追加費用負担なしで読めるようにする販売オプション

kindleペーパーバック校正刷りの注文

 kindleでペーパーバックを販売するときに、「校正刷りの注文」という機能がある。これは印刷コストのみで注文できる機能であるが、別途送料がかかる。それはAmazon Primeに加入していてもかかってしまう。販売開始した後でも利用はできる。  140ページ程度のペーパーバックだと500円弱の印刷料金が必要となる。詳細は以下のリンク先を確認してほしいが、紙の大きさは関係なくページ数のみで計算される。黒インクのみであればベースは400円で1ページ増加毎に2円加算されることにな

Kindle出版で気をつけたいこと

 Kindle出版での電子書籍はフォントサイズを気にする必要もなく、本のサイズも気にする必要はない。とても作りやすいと思う。しかし、ペーパーバックと言われる簡易製本のタイプだと色々と制約も多い。特に、国によって販売時にサポートされていない機能もあるので注意が必要だ。  Kindleには著者用コピー注文という便利な機能がある。これは、コストのみで注文できる機能である。しかし、残念ながら日本ではサポートされていない。それに近いのは、校正刷の注文というのができる。これは、「再販禁