侍エンジニア塾のレッスンをより良く受けるための3つのポイント

こんにちは。とある侍エンジニア塾(今はSAMURAIENGINEERという横文字になっているみたいです)卒業生です。前に自分の紹介で侍エンジニア塾に入塾することに決めた友人によく話していたことですが、需要がありそうだったのでnoteに書くことにします。

侍エンジニア塾のレッスンは、完全マンツーマン制度で、コースによっては完全にオリジナルなカリキュラムを組んでもらい、自分に合ったレッスンをお願いすることができるようになっています。

侍エンジニア塾の先生である「インストラクター」は実際にお仕事をされているエンジニアさんで、もちろん技術のレベルは高いことに間違いありません。しかし、エンジニアさんと言っても当然人間ですし、先生と言っても当然人間です。これはあくまで自分の経験、そして友人の経験から体感した空気ですが、包み隠さずに表現すれば、良く言えば「インストラクターに気に入ってもらえれば、支払う金額の何倍もの価値がある良いレッスンが受けられる」、悪く言えば「インストラクターに嫌われてしまうと、支払う金額に見合った最低限のレッスンになってしまう(もちろんインストラクター交代の制度もありますし、相性でインストラクターを選ぶことも出来ますから安心してください)」ことになるのです。

では、侍エンジニア塾でより価値のあるレッスンを受けられるように「インストラクターに気に入ってもらう」ためには、どうすればいいのでしょうか。別にゴマをすろうとか、チップを包もうとか、金髪を黒く染め直そうとか、そんな意味のないことは一切ありません。

答えは簡単です。できるだけ良いレッスンを受けたいと思ったら、次の3点を守ってレッスンを受けるようにしましょう。

1.「レッスンの予定変更は控える」
ある意味、これが一番重要かもしれません。友人で、頻繁に予定の変更をお願いしていた人がいたようなのですが、予定の変更をお願いし始める前と後でちょっと空気感が変わってしまった、ということを言っていました。
具体的なことを書くと自分や友人が身バレしてしまいそうなので控えますが、1つだけ挙げるならレッスンの日の予定の変更を何度かお願いしてしまった後、次のレッスンはいつがいいですか?というタイミングで選べる候補が減ってしまった、ということがあったそうです。
お互いの都合のいい時間でレッスンを受けられていることには変わりないですから、もちろんサービスとしては問題ないと思うのですけれど…。当然先生も人間ですから、スケジュールを崩されてしまうと良い気持ちはしないのかもしれません。自分は毎回決まったスケジュール通りにレッスンを受けていたので、特に感じなかったのですが、予定の変更は慎重にしないといけないと思います。もちろん、体調のことや、どうしようもないことでレッスンの予定を変えなければならないことはあるでしょうけれど、毎週あるわけではないですよね(インストラクターの先生からは、体調が悪い時や何か急用ができてしまった時は、遠慮なく言ってください、と言ってもらえていました)。

2.「基礎を大事にする」
友人の1人に、最初の学習でテキストを使った基礎固めを提案されたのに、いきなり「基礎に時間を割くのはもったいないし、本の内容は読めばわかるから、最初からアプリを作りながら学んでいきたいので、それに合わせた教材を作ってください」とお願いしてしまった人がいました。インストラクターの先生は基礎の大切さを説いてくれたようですが、それを無視して希望を押し通してしまったようです。そしてたしかに、インストラクターの先生は教材を用意してくれたようです。
でも、実際に作ってみると全く分からないことだらけ。本の内容も、読めばわかると豪語したのはいいものの、どこがどう繋がっているのか、分からなくなってしまったようなのです。
ここでようやく、友人は間違いに気付いたようです。調子に乗ったことを言ってしまったことをしっかり謝ったようで、基礎からしっかりやり直させてくれたようですが、当然、間違った希望を押し通したために使った時間は返ってきません。学習期間の半分くらいが、高い勉強代になってしまったようでした。

3.「決められたサービス以上のもの、コードそのものを要求しない」
これは自分がやってしまったことで、自分が悪いだけのことなのですが、会社で必要なプログラムの書き方などを学ぶレッスンの中で「こんなことをしたいので、具体的にどういうコードを書けばいいか教えてください」とインストラクターの先生に聞いたことが何度もありました。最初の何回かはコピペができるコードと一緒に教えてくれたのですが、途中からコピペができない画像で送られてくるようになったり、その後にはヒントと解説記事のURLが中心になったり、と、だんだん「自分で考えて」という強くメッセージが見えるようになってきたのです。
とはいえ、自分で考える実力もなかったわけですから、最初のようにコードを教えてほしい、と伝えたところ、「侍エンジニア塾はプログラミングの代行サービスではなく、あくまでもプログラミングの考え方を教えるサービスなので、特に会社で使うようなものならば、基本的にはプログラムそのものは提供できない。率直に言うならば、プログラムを書いて欲しいならば、会社としてプログラムを書いてくれるだけの外注サービスを使うべきなのではないか」ということでした。サービスが「考え方を教える」なのに、「コードを出してもらう」ことを要求するのは、確かに間違いですね。
最もなことでしたし、私もインストラクターの先生が書いたコードをよく考えず、そのまま会社で使ってしまったりしたこともあったので、インストラクターの先生に素直に謝って、その後に聞いたところでは、「ときどき、これを学びたい、これを作りたいので、という名目でインストラクターを外注のプログラマのように使われてしまうことがあった」そうです。

自分と友人の反省録みたいになってしまいました。侍エンジニア塾の人たちも、インストラクターの先生も、人間です。自分がされて嬉しいことをしようね、というだけの話だったかもしれませんし、こんなのは侍エンジニア塾に限らず何でも言えるかもしれません。

改めて、インストラクターの先生、友人を担当してくれたインストラクターの先生方、ありがとうございました。おかげさまで、自分は元気に、会社で楽しくPHPを書いてます。

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