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普通のヨガスタジオについていけない人が通えるヨガスタジオ

というのが我がスタジオのキャッチコピーなのだそうです。
生徒さんが決めました。

普通のヨガスタジオというのは(聞くところによると)
「無理をしないで下さい」と言いつつ軽減法を教えてくれない。
インストラクターが前でポーズを取るのをそのまま真似して

辛いポーズを辛いまま耐えるのがヨガだと諦めるか?
硬い身体の自分が悪いんだわと大人しくスタジオを去るか?
あるいは絶対あのインストラクターみたいになってやる!と
身体を痛めつけて無理やりポーズの完成形を目指すか?
そりゃないでしょ。

そもそも私は日本的精神主義が苦手です。
「やればできる」「石の上にも3年」的な。
ヨガとは今日の自分とつながること。
今日の自分ができる事を楽しむこと。

モデル体型のインストラクターが見せるヨガの完成形を
いつの日か私も!と痛いのを我慢してやってたら
3年も経たないうちに怪我してしまいます。
(実際に怪我をしてヨガを離れてしまう人は多いと思います)
断っておきますがどんなにヨガを練習しても身長や腕や脚の長さは変わりません。よってモデル体型にはなれませんがな。

それから日本人の特性として集団圧力があります。
先生が前でポーズを取ってそれと同じ事を延々と生徒が真似る。
痛いけど痛いと言えない。辛いけど辛くないフリをする。
そういうスタイルが普通です。

海外でヨガレッスンしていた頃は
お決まりのヨガポーズを教室の前でして見せたって
「そんなのできるわけないし!」と止めちゃう人
毎回生理になって「生理だからこのポーズできなーい」と拒絶する人
諦めて早々にリラクゼーションの仰向けのポーズ始める人などなど。
第一ヨガポーズ目指す前に
「ジーンズは伸びないので次はストレッチ素材のパンツで来てね」とか
「靴下は脱いだ方がいいかもよー」とか
「レッスン中にブラジャー取って床に放っとくのはちょっと。。」とか
他のことで忙しすぎてあんな日本的な整然としたレッスンなんて不可能。

「テキトー」という言葉が私のインストラクションには沢山出てきます。
「テキトー」とは「適当」と書くくらいだから良い言葉です。
「足の位置はこの辺かこの辺に、テキトーに」
「こっちの手はどこに置くんですか?」「まあテキトーに」
私が指示するのではなく生徒さんが自分の身体の感覚を探りながら
自分に無理のない「適当な」位置に持っていくのが正解だからです。
「適当な」位置を見つけるようになるまでのお手伝いだけが私の仕事。

そうするとヨガレッスンの絵的には
それぞれが好き勝手なポーズをしている変なヨガレッスンです。
インストラクターはウロウロしたりニヤニヤして見ているだけで
自分はちっともポーズをしません。

それぞれが自分勝手で自分が一番可愛いヨガレッスン。
努力なんて要らない。
だって現代人の生活って努力とストレスの連続だもの。

もしあなたがヨガに興味があるけどキラキラヨガスタジオは敷居が高い、
ヨガを続けたいけど怪我をしてしまった、あるいは痛いから辛い、
ヨガレッスンに行くとなぜか自己肯定感下がる、
なんてことがあるならぜひ我がスタジオのヨガレッスンをお試し下さい。








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