旅人 モデラー

ミニマリストに憧れる、鉄道模型のレイアウトが大好きなバックパッカーです。旅で綺麗な景色に出会うと模型化したくなります。 学生の時は自転車で、社会人になってからは鉄道で世界を巡り70ヵ国を訪問。 その中でも特に好きなドイツDBとスイスRhBをレイアウトで再現しています(*^^)v

旅人 モデラー

ミニマリストに憧れる、鉄道模型のレイアウトが大好きなバックパッカーです。旅で綺麗な景色に出会うと模型化したくなります。 学生の時は自転車で、社会人になってからは鉄道で世界を巡り70ヵ国を訪問。 その中でも特に好きなドイツDBとスイスRhBをレイアウトで再現しています(*^^)v

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ヨーロッパの鉄道を好きになったとき

 ヨーロッパの鉄道を好きになった原点はどこにあるのだろう。そう考えて思い出すのは、787系つばめのことである。幼いころ南九州に住んでいた私は、旅行の始まりはいつも787系のつばめだった。博多までの約4時間、東シナ海が近づいて来ると一人ビュッフェに向かった。流れゆく車窓を見ながら、客室乗務員つばめレディやサラリーマンの乗客と話をしたことを今でもよく覚えている。実際は家族旅行だったのだけれども、制服やスーツを着た人たちと交じって話をしていると、大人の仲間入りをしたようでとても嬉し

    • RhB 2024

      また海外旅行に行けるようになったら、すぐにでもドイツへ。 ジャーマンレイルパス使ってICEやローカル線に乗って、食堂車でビールを飲んだり、模型店巡りして、レイアウトの参考になりそうな旧市街を巡って、パン屋さん巡りしたり、いや、スーパーマーケットに行くだけでも十分楽しいな。 子供と過ごす初めての夏休み、ドイツ旅行を考えてみたのだがどうもしっくりこない。ドイツでやりたいことを考えてみると、写真は綺麗に撮れるだろうけど夏じゃなくても良さそうなことばかり。 夏だからこそ・・・そうだ

      • 写真を撮らない沖縄旅行

        前回のサンタマッダレーナ村での出来事があって、写真を撮ってばかりの旅行に違和感を抱くようになった。 写真を撮らない旅行に挑戦してみたい。 カメラのファインダー越しではなく、心から旅行を楽しみたい。 そんな思いを抱えながら、家族で沖縄に行ってきた。 あえて撮らない、という選択をするために、カメラは一応持って行った。 写真を撮ることに気を取られずに、ひたすら海で遊んで、美味しい沖縄料理を味わい、南国のドライブを楽しんだ。 真っ白な砂浜のビーチ、どこまでも青い海と空、雲がゆ

        • サンタマッダレーナ

          「どこの村なんだろう。スイスの山奥かな。」 通勤ラッシュの大阪駅。あぁ、今日も仕事か・・・。 仕事の日はいつも9,10番ホームの階段の上にある、桃源郷のような景色に想いを馳せていた。 それがフネス谷にあるサンタマッダレーナ村との出会いと日常だった。 秋に嫁さんと五歳の子供を連れてイタリアに行くことになった。 一人旅か子供と二人旅だったら間違いなくドイツに行くのだが、嫁さんの隣でICEを追っかけたり模型店巡りをする訳にもいかない。 五歳の子供もだいぶ山歩きが出来るようにな

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        ヨーロッパの鉄道を好きになったとき

          グラーツ トラム紀行

          子供の頃、何故だかヨーロッパのトラムに憧れた。 地元九州の鹿児島、熊本、長崎、北九州などに路面電車があるが、ヨーロッパのトラムは全く別のものである気がした。 例えばこの写真、左も昔は道路だったのだろうけど、今ではトラムの線路と歩道になっている。 右の道路が一方通行になっているのもすごい。 そして、バス停とトラムの駅が一緒になっているというのだから驚きだ。 この線路と道路を設計した人と握手がしたい。 レイアウトのトラムの線路は自由に敷設しているが、こんなの見てしまうとしっか

          グラーツ トラム紀行

          ゼメリンク鉄道沿線を歩く

          4年前、レンタカーのパンクで来ることが出来なかったゼメリンク駅に降り立つ。 あぁ、夢にまで見た光景だ。 ゼメリンク駅といえばこの展示車両。 幹線なだけあって、少しの時間で貨物列車から旅客列車までどんどんやってくる。 すぐに沿線を歩きに行きたい所だが、まずはホテルに荷物を置きに行く。 駅に戻っていよいよハイキング開始。レイアウト好きとしては車両よりこんな写真を撮りたくなる。 しっかり待ち構えていたらもっとマシな写真が撮れるんだろうけど、家族旅行でコンデジなので列車の写

          ゼメリンク鉄道沿線を歩く

          ゼメリンク鉄道

          空白の三年半の時間を埋めるように今年度は海外旅行に繰り出す。 嫌で仕方ないけど円安だ物価高だなんて言ってられない。 来年から子供が小学生になるので、自由に使える時間は半年を切ってしまった。 ブログで書きたいことがたくさんある。レイアウトの制作だってしたい。料理もすごく楽しいし。 だけど、今は海外に行くことが何よりも優先だ。 だいぶ期間が空いてしまったが、ブログは旅行の順番通り書いていこうと思う。 シュネーベルクから幹線の駅に戻り、グラーツ行のレイルジェットに乗り換える。今

          ゼメリンク鉄道

          シュネーベルク鉄道

          ウィーンで模型店巡りをした後はいよいよゼメリング鉄道だ! そんな感じで計画を立てていたら、その日程だと乗車予定のNight Jetが高かったので、丸一日ウィーン近郊で楽しめそうな場所を探してみた。 ハンガリーやスロバキアに行くのも良さそう!と考えたりもしたが、 最終的にはオーストリア最高所の駅もあるシューネベルク鉄道に決定した。 ラックレールのレイアウトを制作する際の参考にもなるだろう。 朝早かったら客車のICもあるそうだが、夜行便の飛行機の疲れもあって9時頃のレイルジェッ

          シュネーベルク鉄道

          ゼメリンク鉄道への長い道のり 1

          自由に海外に行けるようになる! そんな聞こえ始めた2023年の4月。 GW頃に正式発表があり、とりあえず韓国にでも行ってくるかな。と考えたが、 どうしてもヨーロッパに行きたい! GWに航空券を購入したら何となく高そうだと思い、航空券を探すのを我慢してGW全ての時間をレイアウト制作に充て、GWが明けたらひたすら航空券探し。 それにしても高い。3年前の2倍近くはする。 ヨーロッパならどこでも良いと、主要都市を全て調べたら一番安かったのがエバー航空のウィーン行。本命はミュンヘンや

          ゼメリンク鉄道への長い道のり 1

          最後の写真撮影

          5年前から制作を始めたRhBのレイアウト。 最初、120×35だったものが、120×20になり、それでも巨大すぎて地面を埋める自信がなくて、 もっとミニマルなRhBのレイアウトを制作することにした。 次作は75×20。 自分が本当に作ってみたい景色だけ取り入れると、コンパクトなサイズに収まりそうだ。 そういうことで、またしても完成させることが出来なかったRhBのレイアウトの最後の撮影会。あぁ、全然運転したこと無かったな。 春なので桜の木を並べて、、、背景画がいるな。 ドイ

          最後の写真撮影

          レイアウト候補の駅

          スイスには思わずレイアウトで再現してみたくなる駅がたくさんある。 その候補の一つがモントルー駅だ。 スイスを訪問した時は、あくまでハイキングがメインだったので、晴れの日は登山、雨の日は鉄道旅行と、列車の写真は雨模様ばかりなのが少し残念(^^;) 自由に旅程を変更できるのもスイスパスの素晴らしいところである。 さて、初めてのモントルー駅はMOBで訪れた。 子供の頃、BEMOのカタログで見たことのあるlog in塗装の機関車。 RhBとはまた違った雰囲気の塗装がカッコいい!!

          レイアウト候補の駅

          RhBの車窓から

          オスピツィオ•ベルニナ駅の写真を眺めていると、ラーゴ•ビアンコの美しさが目をひく。 最高地点に向けて登っていく。 最高の天気! ヨーロッパの屋根にある、桃源郷のような湖。 湖が見えなくなると坂を下っていく。 車輪がギシギシ鳴く。 翌日、イタリアから戻る時にまた同じ区間を通過。

          RhBの車窓から

          RhBで1番高い駅

          日本では大井川鉄道と、かつての碓氷峠にしか無いラックレールの鉄道。 大井川鉄道は乗ったことないので、スイスに行ったら是非ともラックレールの鉄道を利用してみたいと思った。 今でもラックレールの鉄道に強い憧れがあるのだけれども、それでもRhBは魅力的な鉄道である。 RhB沿線には魅力的なハイキングコースがいくつか整備されていて、この時はアルプ•グリュムからオスピツィオ•ベルニナまで歩いた。 RhBの踏切を渡る。バラストがまだ真新しい。 もっと晴れて列車が来たら最高なのにな。

          RhBで1番高い駅

          小さな国際列車の旅

          図書館で見つけた根本幸男さんの『スイス鉄道一人旅』という本。 もう20年も前に書かれているのだが、物価の高いスイスで宿も飛び入りで、またこんな旅したいなぁ。と思った。 最近だとホテルを予約して、乗る列車もある程度決めてしまうからな。 著者の亭主関白な発言には衝撃を受けたりもしたが、それも時代の流れなのか。笑 本の中で読んでて懐かしいな。って思ったのがチェントヴァリ鉄道。 この列車に乗るために、ゴッタルドトンネルを越えてロカルノにやってきた。 斜めの終端ホームとカフェがレイ

          小さな国際列車の旅

          新しいレイアウトプラン

          制作を開始して5年経つRhBのレイアウト。 当初120×35だったのが、120×20になり、それでもやっぱり巨大すぎるので、もう少しコンパクトなレイアウトを制作することにした。 あぁ、子供の頃から何度同じことを繰り返しているのだろう…。 挙げ句の果てにDBの新たなレイアウトプランも思いついたりしている。 さて、新たなRhBのレイアウトプラン。 やっぱり駅がいいな。 どこか印象に残ってる駅、あったかなぁ。 と、スイスに行った時の写真を見ていると、MGBのゲシェネン駅が目に止

          新しいレイアウトプラン

          ドイツと南薩線

          1ヶ月かけて、とあるブログからnoteにお引越しをした。 ブログを閲覧していると、海外の鉄道とは全く関係のない広告の嵐でしんどくて仕方なかった。 yahooブログの時は航空会社や旅行会社の広告が多くてマシだったけど、そのブログの広告は本当に何でもアリだった。 Fallerの広告とかが表示されたら、それはそれで怖い気もするが…(^_^;) まだドイツに行ける日は来なさそうなので、先日は長崎に行ってきた。 このドーム駅、ヨーロッパをかなり意識してる? その後、九州の実家に帰

          ドイツと南薩線