生きる理由

僕は浪人期、生きる理由は何だろうとずっと考えていました。浪人期は確かに社会的に孤独な身で辛いと思う時もありましたが、別に病んでいるつもりは全くありませんでした。ただ純粋にその疑問の答えを知りたくてずっと考えていました。その答えに対する自分の解釈がやっと整理がつきました。

僕たちは様々な感情に流されては、喜んだり悲しんだりと忙しい生き物です。人間の欲求には生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求など様々な欲求があります。僕たちは勝手に自分の思う理想を抱いては、現実とのギャップに嘆いて苦しんでいるようです。しかし、最近その欲求の全てが一つの目的に繋がることが分かりました。それは自分の存在の証明です。皆自分の存在を保ち証明したいがために必死に競争したり自分を大きく見せてみたり、たまには人を傷つけてでも奪い取ったりしているのです。そして、それが上手くいかず自分を否定したり誰かを憎んだりしてしているのです。
それでは、自分の存在を証明する最善のやり方は何でしょうか。その疑問の究極の答えが分かりました。
人のために行動することです。結局人に自分の価値を認めてもらい人から必要とされることが一番の幸福であり、本当はそれ以上それ以下でもないと思いました。

まとめると、生きている理由の最終的な答えは
「今この瞬間ここにいさせてくれてありがとう。今この瞬間ここにいてくれてありがとう」
と思うことでした。

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