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さばの塩焼き

翌日早起きなときに限って寝つけない夜。
なぜか関西弁で書きたいから関西弁で書く。

思うだけじゃなくて言葉でちゃんと感謝を伝えるって
大事やなと思った本日。

実家が近くの私は母親から良く差し入れが届く。
最近は在宅勤務もあって、夫が早く帰ってくるし
お手伝いも大丈夫やでーと伝えているけど、
「お父さんと二人分しかいらんのに、こんなに多く作ってもうた~」
「生協めっちゃ頼みすぎて冷蔵庫入らんからあんたんとこ持っていくわ」
「今スーパーおるねんけど、なんか足らんもんとか欲しいもんあるか?」
とか。
母はヘルパーをしていて平日もずっと働いていて忙しいのにいつも気にかけてくれている。
それが日常になりすぎて、「ほん(うんの気の抜けた感じ)、ありがとう~」くらいのかるーーーい返事で済ませている私。
感謝はしているのだけど、当たり前になりすぎている私。

そんなこんなで今日もいつもの「お手伝い大丈夫?」の電話が。
「ふん(気の抜けた返事)、○○(夫)はよ帰ってくるって言ってるし大丈夫やでー」
「さばの塩焼き余ってるから食べるか?」
「ええの?子供らのだけ用意して忙しくてお昼食べてないから助かるー」
「お母さんすぐ利用者さんのとこいかなあかんから、玄関においてそのまま行くし、勝手に食べといてなー」
「ほん、ありがとう~」

それを私は忙しくて玄関の開いた音も聞こえず、
夕方まですっかり忘れる始末。
で、1階におりたときにようやく「あ!」と気づく。
玄関にはタッパーウェアに入ったさばの塩焼きと別のタッパーウェアには大根おろし。
夜ごはんに子供たちといただく。
なに、めっちゃ脂のってておいしいやん!!!
と感動した私。
いつもなら、明日にでもお礼言うとこー思って連絡もせんけど、
今日は美味しい感動をそのままに電話を鳴らした。
「もしもし?あ、さばの塩焼きめっっちゃおいしかって感動して!ありがとう~!!」
「おーほんまに!それはよかった!まだお母さん食べてないねん。」
「そうなん!めっちゃ美味しかったし、大根おろしもあって醤油つけて食べたら最高やったわー元気出たわーありがとう!」
「ほんまーーー!!そんな風に言うてくれたらあげがいがあるわ!わざわざありがとう⤴⤴ほんならね!」
「うん、ほなねー!」

お母さん、めっちゃ喜んでくれてるやん。
ちゃんと言葉で伝えないとな。いつもお礼は言うてるつもりやけど、
どこかで当たり前になってたな。

仕事の人とかには丁寧にメール返してみたり、丁寧に言葉を紡いでみたり。
身近な人って甘えもあっておろそかになりがち。
でも身近な人ほど自分の気持ちを素直に伝えたり、感謝の気持ちをあますことなく伝えたりって大事なんだよな。

この気持ちちゃんと忘れませんように!


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