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足のセラピストを目指す理由③

他の透析室に移動になり、
そこでやっているフットケアのやり方を知ってびっくり。
同じグループの施設なのに、
『そこまで考えてやっているとは!』
と驚きました。
フットケアについて勉強している看護師さんがフットケアの実施する間隔や頻度はその人の足の状態によって違う、リスクによってグループ分けをして一目で分かるようにしておこうという考えのもと、独自のリスク分類を作成していました。
それを知って、確かに、疾患や足の状況、血流によって足病変が起きるリスクは違うから、全員が一定の同じ期間でフットチェックしてたらだめだよね!と思うようになりました。

透析患者さんを見ていると、自分の足に興味を持っていない人がほとんど。
こういうことが起きることがあるから、足を見て傷がないか確認すること、毎日保湿剤を塗ってケアすることが大切なんだと伝えても、なかなか足に興味をもってもらえない。

自分の足のことなのに他人任せ。

透析室でフットチェック・ケアをする時間は限られているため、自分の足は自分で守る!っていうことがとても重要だなと思うようになりました。

どうしたら自分の足に
興味をもってもらえるんだろう?
と考えるようになり、毎年あるグループ内での研究発表で取り扱ってみようかなと考えていました。
しかし、その年の研究発表では私のやりたいことはできず。
委員会や係、毎日の業務に振り回されて、やりたいことは出来ず、いつしかフットケアへの熱意も冷め始めていました(笑)

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