変化球“カーブ”の最前線。なぜ緩いカーブは使われなくなったのか
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カーブという球種に対してどのようなイメージを持つだろうか。球速が遅く、大きな弧を描いて捕手のグラブに収まるようなカウントを取るための古典的な変化球という印象を持っている人は今でも多いのではないだろうか。
ただ近年のトラッキングデータの普及により、MLBはもちろんNPBにおいてもカーブのあり方は大きく変化しつつある。今回はDELTAアナリストの宮下博志に近年のカーブの動向についてインタビューした。
より速く、より空振りを。MLBにおけるカーブのトレンド
ー本日はカーブについてお聞きしていきたいと思います。カーブというと漠然とカウントを取るための緩い変化球というイメージが強いですが、宮下さんはどのように見ておられますか?
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