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【キングダム】戦術まとめ[破壊力抜群の戦の決め手]

キングダムでは戦場で高度な軍の運用を行い敵軍に大打撃を与える戦術がいくつも登場します。
この戦術を攻撃に用いれば短時間で勝敗が左右させることもできます。

剛力

この剛力は、羌瘣が飛信隊の新戦術として考えたものです。
歩兵たちを五人で一組とした「伍」が二組集まり十人になった状態で、敵の方向に盾を向けて下から重ね合わせていきます。そして敵兵が目の前に押し寄せたその瞬間、この十人が精神を一斉に集中させるとどんなに大きな衝撃でも耐えることができるという技です。

十人の息がしっかり合えば、馬をもはじき飛ばしてしまうほどの威力で、敵の勢いが激しく逃げられない戦況では、歩兵にとってはかなり有効な戦術と言えますね。

しかしこの剛力、弱点があり、衝撃に強く守りが固い一方で、実際やる歩兵たちはそれなりに被害を受けてしまうということ、腰や腕が骨折したり、肩が外れたり歩兵たちへの反動はなかなかのもので大変そうですね。

飛信隊と羌瘣隊とでは同じ剛力でも羌瘣隊のほうが威力が高いことから、戦術の熟練度によって更に強くなると考えられます。派生技の連結剛力もあり一度覚えていけば更なる進化を見込めることも強みですね。

輪動

輪虎が見せた最強の貫通攻撃陣形です。
機動力に優れた騎馬隊を左右に分けて、それぞれを逆方向に回転させ、敵陣に対して横方向に力を加えてることで敵陣の厚さを削っていきます。
敵陣が薄くなった刻を見計らって左右の騎馬隊を合流させ一気に中央突破を図ります。

防衛体制の敵本陣突撃に特化した強襲戦術ですね。
この輪動は六大将軍 王騎の本陣すら貫き総大将 王騎に一太刀浴びせた逸話を持っています。
秦の大将軍 蒙驁の本陣も貫通目前まで迫られてましたし、防御陣の突破においては作中最強と言ってもいい戦術です。

波状攻撃

朱海平原の戦いおいて麻鉱が趙軍に繰り出した戦術です。
この戦術は軍を分割して敵軍に向かい順次突撃していき、第一波の突撃で敵陣を乱したあと間髪入れずに第二波,第三波と息をつかせず無傷の新手を突撃させます。

相手からすれば無限に新手の突撃を受けるような錯覚を起こし士気は激減、疲労は蓄積で多大なるダメージとなります。
立て続けの突撃により陣形は崩れっぱなしとなり被害は甚大なものとなる恐ろしい戦術です。

斜陣駆け

蒙武が昌平君から授かり、函谷関で汗明軍に繰り出した戦術ですね。
この斜陣駆けは横陣に対して大きく効果を発揮する極めて高度な戦術と言われています。

横一列に並べた自軍を一気に前進させず、片方の端の軍から順次突撃させていく戦術で敵軍に斜めに力を加えて陣形を乱して本来の力を発揮させなくするというものです。

この乱れを起こし続けるには一糸乱れぬ隊同士の連携が必要となります。これを実戦できた蒙武軍の組織力の高さ故の戦術とも言えますね。

雷獄

藺相如の側近 尭雲が王賁を討つために繰り出した戦術です。
狙った敵将を尭雲と側近の精鋭部隊である雷雲十槍で取り囲み集中攻撃を行い、その周りをさらに尭雲直下部隊「雷雲」が取り囲むことで敵軍の援軍を阻むというものです。

この戦術は強力な武力を併せ持つ旧六大将軍を討つために旧三大天 藺相如と共に尭雲が練ったものでした。
六将にはぶつける機会が無かったものの、その威力は強大でありこれまで列国の将軍を幾人も葬って来たとのことでその包囲を脱出できた者はいないとされています。

大将軍級の尭雲を相手に打ち合うだけでも厄介な上に周囲からも精鋭の槍使いの攻撃が突き刺さるとなると如何なる武将でも一溜りもありませんね。
さらに周囲を尭雲直下部隊に囲まれるとなると援軍も見込めませんしこの包囲戦術は困難極まりないです。

流動

この流動はキングダム作中では李牧と呉鳳明しか操ることができないと言われる超高等戦術です。

その全容は自軍の本陣をエサに敵を誘い込み、追えば追うほど敵軍を分断させ最後にやせ細った敵軍を絡めとり全滅させるという恐ろしい戦術です。

包雷

総司令 昌平君が反乱軍討伐のため炸裂させた奥義ともいえる必殺の攻撃戦術です。
この戦術は敵軍の左右と後方に自軍の壁を作り逃げ場を無くした上で、正面から高武力の部隊で襲撃をかけ一気に敵将を討つまさに一撃必殺の戦術です。

左右後方どこにも逃げ場が無くなった敵軍は真正面から突撃してくる敵部隊を迎え撃つしかなくなり、正面を担当するのは最強武力を有する部隊ですのでこの包雷を受けては生存率は極めて低くなります。

敵将を討った後も包囲していた壁役の左右後方の自軍により敵軍を殲滅することもでき、故意に壁を崩して敵軍を狙った方向へ逃がすということもできます。
高い攻撃性に加えて、柔軟性も併せ持つ高等戦術と言えますね。

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