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【ワンピース式経営】最高のエネルギーとは

こんにちは!株式会社ワンピース コーポレートスタッフ HATAと申します!
転職3社目の社会人10年目で、以前は、防塵服メーカーの営業、入園入学アイテムの生産管理などを行っていました。

突然ですが、質問です。
・あなたの勤めている会社(部署)の収支がわかりますか?
あなたの勤めている会社の預金残高はいくらですか?
経営者や経理課の方は「わかります!」と言われると思いますが、
その他の方は「儲かってるはず」や「厳しいとか言ってるけどよくわからない」と思われる方も多いのでないでしょうか。

さて、今日の記事では、「会社の数字が見えていること」が、最高のエネルギーを作り出す1つの手段であることをお伝えしたいと思います。(私の恥ずかしい過去も含めながら)

会社を潰す気か!と怒られた私

前職の私は、入園入学アイテムの生産管理を行っていました。
・MDと相談の上、生産数や納期を決定
・自社で部材を揃え、委託外注工場に生産を依頼
・納期までに納品させる
上記のような、どの業界でもありそうな仕事内容です。
ある日、そんな私は上層部から「会社を潰す気か!」と怒られたことがあります。

数字がわからなかった私のミス

「納期に間に合わない=販売機会を逃すこと」が会社にとって最大のリスクと考えた私は、1日でも早く納品させることに専念します。

その結果、納期よりも2週間前、時には1か月前には納品している状態を作り始めました。
そして、とある日の会議に、私は上層部から怒られたのです。
・なんでそんな早く納品しているんだ?
・会社の金が無いのにどうやって払うんだ?
・売上が上がってないのに、在庫だけ大量に積んでどうするんだ?
など、とにかくたくさんのことを言われ、私は混乱しました。
会社の売上や資産状況がわからなかった私は、当時の会社の状況を考えないまま、目の前にある自分への課題だけをクリアすることだけに専念し、結果として会社に不利益を被っていたのです。

ワンピースにおける数字の見える化

今、ワンピースは下記を会社従業員全員(もしくはチーム)に共有しています。
・売り上げや想定経費を表記した日次決算
・各チームの収支がわかるワンピース式アメーバ決算
※アメーバ経営:稲盛和夫さんが京セラ経営理念を実現するために創り出した独自の経営管理手法
参考URL:https://www.kyocera.co.jp/inamori/management/amoeba/
・PL、BSなどの決算情報
この3つだけじゃなく、その都度必要があれば随時共有しています。

上記の情報が公開されていることにより、
自分たちの今の状態がわかり、自分たちにとっての選択肢が大幅に増えます。
私は、「選択肢が増える」×「自分たち(自分)で考えて、決断する」こそ最高のエネルギーと結果を生み出せると考えています。
※「自分たち(自分)で考えて、決断する」の記事はこちら(writer:mayu)
https://note.com/onepeace/n/n867ce5cf042c

過去の私は、「自分なりに一生懸命やったのに、、、会社としては無意味、それどころか多大な迷惑をかけた」と、働く=毎日の1/3の時間に対する価値、存在意義がわからなくなっていました。今振り返ればとてもつらい時間でした。
この「自分なりに一生懸命やったのに」が会社にとって、個人にとって、最高の価値や意味=最高のエネルギーにするための1つの手段として、ワンピースはアメーバ経営を取り入れています。ワンピース式経営におけるアメーバ経営についてのお話しはまた次回に。ではでは。

writer:HATA


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