見出し画像

こんな時間に起こさんでよ【ワンオペ介護日記 6/12】 

夏場は母も朝のスタートが早くなる。なんと今朝は3時半に起こされた。
1階に寝ている母は、用事があればチャイムを押して2階にいる私に知らせるのだが、0時に眠りについて3時半に起こされたのではたまらない。
ひょっとしてウンチでも出るのか?と心配になり仕方なく降りてみると、澄ました顔で「お腹が空いた」という。
「そんなことで呼ばないでよ! 何時だと思ってんのよ!」と、一応叱りとばす。ここで甘やかすと癖になるからね。
そうくるなら、こういうときのために常備しているウエハースを2枚与えてやる。
「あ~、これこれ」と嬉しそうに食べ始める。しめしめ、ちょろいもんだわ。
「朝食は8時だからね!」と宣言して2階に戻るが、こんな時間に起こされてすぐ寝れるわけないじゃないか。スマホをいじくって5時前にようやく眠る。

 ところが、またしても7時過ぎにチャイムを鳴らしてくるではないか。
今度こそトイレか?と降りてみると、またしても「お腹が空いた」という。なんですと?!朝食は毎日8時からではないか!私の営業時間は8時から23時なのだ。何度も宣言しているではないか。
しかし、怒ってみてもだめなのだ。腹の空いた年寄りを黙らすには食べさせるしかないのだ。「しょうがないなあ」といいつつ朝食用
のバナナを前倒しで与える。

最初からこのくらい与えておけばよかったかも。
昨日はお昼ずっと寝ていたから、おやつにお芋もお餅も食べなかった。それでお腹が空くのかも。母は脳梗塞で半身麻痺があるけれど頭はしっかりしている。認知症の過食症状ではないと思いたい。