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立憲民主党はどう旧民主党からフルモデルチェンジしたのか

明日2021年10月31日は総選挙の投開票日です。

なぜ立憲民主党を推せるのか、一枚の画像にまとめました。

「旧民主党とどう違うのか?」「また迷走や分裂しないか?」等のご心配は相当に小さくなった構造的な根拠を整理しています。

もし「今回は立憲に期待しようか」と思われた方が、堂々と投じられる一つの材料になれば幸いです。

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立憲民主党が(旧)から(現)になる過程で、貧困と格差と闘う政治姿勢が確立したのは最も重要と思います。

日本は戦後民主主義そして高度成長期を経て先進国の地位を得ました。

しかし、貧困と格差は現代の日本社会を覆い尽し、暴力、そして治安の悪化を招いています。

立憲民主党は貧困と格差と闘う政治姿勢を確立し、総選挙でも党幹部はじめ、多くの候補者が訴えています。

今回の総選挙では「成長→分配か、分配→成長か」も議論されました。

2020年の日本のGDPは538兆円。同年の一般会計で歳入は102兆円、歳出は106兆円です。

▶︎成長→分配:成長し歳入が増えない限り分配されず。
▶︎分配→成長:仮に成長がない年でも政治で再分配を機能させ、貧困層から所得が底上げし内需拡大し、成長へ。

「成長→分配」で、仮に歳入が102兆円から10%増えても104兆円です。
2兆円で社会保障等の再分配をしても焼け石に水です。

「分配→成長」で、法人税や申告所得税の税率を是正し分配すれば、17兆円以上の財源(下記P33, P34)を確保できます。

再分配こそ政治です。

「成長→分配」なのか「分配→成長」なのかは、砂漠とダムの例えでも考えられます。

砂漠は私たち庶民で、ダムは富裕層で、富の大きな格差と偏在。

現代日本はいわばカラカラの砂漠が広がり、でもダムには水が有り余るほど溜まっています。

自助だけで砂漠が緑地に変わりようはありません。

ダムから水を砂漠に引く、つまり富を政治の意志で再分配せねば、砂漠が潤うことはありません。

立憲が再分配を前面に打ち出してくれたことは、大多数の私たち日本人にとって朗報です。

再分配は少なくとも過去9年で忌避されたのです。

上記が明日の投票の一助になれば、幸いです。

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