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ロベルト系(8頭) ~種牡馬の歩様と、その走る産駒の特徴を見極める!~


英ダービー馬のロベルト

日本ではリアルシャダイ、ブイアンズタイムが種牡馬として成功し、

現在はグラスワンダーとシンボリクリスエスから派生している父系が勢いがあり、期待されています。

大一番に強い血であり、日本競馬に根強く適応して結果を残しています。

先日、日本に供用されている(過去にされていた馬を含む)種牡馬の歩様と馬体の特徴を解説しました(2019年秋に公開した114頭に2021年2月に加筆しました。)。

馬選びをする際に父の特徴を頭に入れたうえで産駒を見るのと見ないのとでは、雲泥の差になります。

114頭分をまとまており、その種牡馬の走る産駒の特徴も合わせて解説していますが、

今回はその中で「ロベルト系」について限定してまとめています。

一般の馬主さんでも使える充実した内容になっています。

教科書的なバイブルになるはずです。

114頭全てを見たい方はこちらをご覧ください。


※インターネット上で、「Stallions in Japan 2021」もしくは、各種牡馬展示会の動画(Youtube)にて種牡馬の歩様が見れます。
(Stallions in Japan 2021→ こちら

(種牡馬展示会の動画→ 馬市ドットコムのサイト)

今回解説している種牡馬の歩様は上記のサイトで見放題ですので、何度も見て参考にしていただけたらと思います。
(種牡馬引退した馬は、「Stallions in Japan 2021」から抜けていることもあります。)

種牡馬名はアイウエオ順になっています。

解説するロベルト系種牡馬8頭は以下の通りです。


<ロベルト系>
・エピファネイア
・シンボリクリスエス
・スクリーンヒーロー
・ストロングリターン
・ブライアンズタイム
・フリオーソ
・マヤノトップガン
・モーリス


<ロベルト系>

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・エピファネイア(父:シンボリクリスエス)
歩様は硬くも柔らかくもありません。
蹄の返しが素軽く、そして力強く、後肢の運びと踏み込みの力強さから「THE瞬発力」と言えるほど秀でた動きをします。
馬体構造、そして動きが産駒にも伝えられている印象です。
気性が前向きな産駒が多く、競馬で良い方向に働いていると言えます。
今後も大物産駒の誕生が期待されます。

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