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玉ねぎの皮は出汁になる べジブロスでつくるチキンピラフ

みなさん「べジブロス」ってご存じですか。野菜の皮やヘタ、根元をつかった出汁のことをいいます。玉ねぎの皮も、じつはおいしい出汁がとれます。
つくりかたはいたって簡単、玉ねぎの皮約3個分をボウルに入れて、かぶるくらいの水と、ティースプーン1杯の酢を加えて軽く洗います。ざるにあげ水気をきったら細かく裂いて、保存瓶に水1リットル(軟水)に塩と砂糖を少し加えて冷蔵庫で一晩おけば、完成です(保存期間は3日程度)。

この、玉ねぎの水出しをつかってつくるチキンピラフは、玉ねぎのうまみとにんじんの甘さ、バターのコクもひきたつ絶品ピラフです。しかも、調理は炊飯器にお任せだから、楽ちんです。

【チキンピラフ】
(材料)ふたり分
米 2合
鶏もも肉 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1/2個
酒 大さじ1
塩、こしょう 少々
バター 大さじ1(10~15g)

(つくりかた)
1.米は洗ってざるにあげ30を分ほどおいて水気をきっておく。鶏肉は小さめの一口大に切って、ボウルにいれて酒大さじ1と塩、こしょうをからめる。玉ねぎは1cm四方に切り、にんじんはよく洗って皮ごとすりおろす。
2.炊飯器に米をいれ、玉ねぎの皮の出汁270mlを注ぐ(なければ水でも可)。にんじん、玉ねぎ、鶏肉をのせて炊飯する。
3.炊き上がったら、バターを加えてよく混ぜて器に盛りつける。

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わたしは、にんじんは皮ごとすりおろしてつかいますが、色をきれいに出したい方は皮をむいてからすりおろしてくださいね。でも皮のほうが実の部分よりベータカロテンが豊富だそうですよ。栄養をとるか、見た目をとるか、むずかしいですね。

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