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米大統領選挙での若い世代の動き(2020/11の「英語ニュースを読む」講座)

さまざまな角度から報道されているアメリカの大統領選挙。若い世代の投票行動も、話題のひとつとなっている。

以下の記事は、今回の選挙で30歳以下の投票率が過去最高となったことを伝えている。

バイデン氏に投票した30歳以下の有権者数は、トランプ氏に投票した同世代の有権者数をほぼ2対1の差で上回った、という出口調査結果も伝えている。

また人種別で見ると、バイデン氏に投票した30歳以下の有権者数は、黒人で76ポイント、アジア系で69ポイント、ラテン系で51ポイント、トランプ氏に投票した同世代の有権者数より多かった。白人の場合は6ポイント差だったという。

“Young people’s activism, participation and leadership in this election have been historic,” said Kei Kawashima-Ginsberg, director of CIRCLE at Tufts University's Tisch College of Civic Life.


こちらの記事も興味深い。選挙権を持てる年齢に満たない若者を含めたティーン層が、TickTokを駆使してバイデン氏への投票行動を促すキャンペーンを展開したという。

“Your age doesn’t stop you from being involved in what’s going on today and trying to get other people involved in what’s going on today. … Just because you can’t vote yet doesn’t mean you shouldn’t be involved,” said Julia Juarez, 16, of Tennessee, who is a member of the leadership team for TikTok for Biden.


バイデン氏の選挙勝利についてさまざまな要因が語られているが、若者の動きもまた大きく関わっていることは間違いないだろう。



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