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『ただしく接する』よりも、『やさしく接する』

どうも。
『こういうのがオシャレなんやろ?』
とベージュのトップスを着てみたら、
鏡に映る自分が裸にしか見えなかった
寄り添いおじさんこと田中です。

タイトル通りとなりますが、
人とのコミュニケーションで最も大切
だと思っているそれについて書きます。


■正しさ優先で相手と接している

相手に指摘を受けて、
”いや、たしかに正論だけどさ…”

こう思ったことはありませんか?

例えば、
「お腹すいて元気が出ないなぁ」
という人に、
「だったら早く食べなよ」
というのは正論ですが、言われた方は
何だか気持ちが悪かったりします。

意図せず相手に分かりきったド正論を
ぶつけていることもあるわけです。

決してそれが悪いというわけではなく、
対人コミュニケーションにおいては
自分も相手も息苦しくなること多いよね。
というのが今回のミソです。


■なぜ正しいをぶつけるのか?

結論から言うと、そういう時って、
『相手を自分の都合の良いようにしたい時』
が多いんです。

では先述の例から、
『どんな都合があったのか?』
を考えてみます。

ほんの一例として、
・早く空腹を満たして欲しい
・それだったら食べるしかない
・話してもお腹は膨れない
などがありそうです。

そこで相手が応えてくれないと、
怒りまでもこみ上げたりしてくるわけです。

言った方はアドバイス感覚で伝えている
わけですが、どちらもモヤモヤした気持ち
になることが予想されます。
(まーまーオッズ高めです)


■正論 + 怒り = 人を遠ざける

こうなると相手も自分を守るために
距離を取らざるを得ません。

上手く関係を築くのは難しいですよね。
極端な言い方をすると支配に近いわけです。

正論を怒りながら言うと相手は、
表面上は繕っても、萎縮したり恐怖したり
してしまい『危険な人』だという認識を
してしまうかもしれません。

” 正論 + 怒り = 人を遠ざける ”
となりそうです。


■結果を見てみる

特別な理由が無い限りは、
『空腹を満たしたほうがいい』
というのは双方一致していると思います。

ですが、今回のような伝え方ではそれも
達成されないので、双方にとって気持ちの
悪いものとなってしまいます。

『同じことを考えているだけ』
なのにそうなるのってめちゃくちゃ
勿体ないと思いませんか?


■やさしく伝えたらどうなる?

さきほどの会話を仕事終わりに
会った際のものだとします。

「お腹がすいて元気が出ないなぁ」

    「元気ないの心配。
       食べれなかった?」

「今日忙しくて食べ損ねちゃって」

    「そうだったんだ。
       じゃあ何か食べよっか?」

「いい? ありがとう!」

こうなると双方一致していた
『空腹を満たしたほうがいい』
という思いは叶いそうです。

そもそも相手の気持ちは聞かなきゃ
分からないので、もしかすると
「お腹がすいて元気が出ないなぁ」は、
「一緒にご飯食べに行かない?」が目的で
気遣いすぎて言えない場合もあるんです。

だからやさしく接して、お互いが安心して
本音をやり取りできる状態が望ましいですね。


■締め

モデルケースで説明しましたが、
「ただしさ」よりも「やさしさ」で
接する方が、結局のところ思い(目的)
の達成に近付きました。

コミュニケーションの基本は
やさしさだと思うよ。
今日はそんなお話しでした。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。


※ONE LIFEのHPです。
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