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ONE JAPAN事業共創プロジェクトが代表者会議にて本格始動後の第1回スタートアップピッチを開催しました!プレゼンターを務めた三國志乃にインタビュー【PJメンバー記事第2弾】

2022年7月に本格始動したONE JAPAN事業共創プロジェクト。8月にONE JAPANの各社代表者や事務局が集う「ONE JAPAN代表者会議」にてスタートアップピッチを開催しました。スタートアップ企業の紹介プレゼンターを務めたプロジェクトメンバー・三國志乃(東急)に、同メンバー・竹内友里(東洋製罐グループホールディングス/ワンパク)がインタビューしました。
二人は同い年でお互い幼い子どもを子育て中ということもあり意気投合。先日のピッチの様子やONE JAPAN事業共創プロジェクトへの想い、仕事の働きがいについても伺いました。

【三國志乃】
東急株式会社 フューチャー・デザイン・ラボ所属
新卒で大手ハウスメーカー系不動産子会社へ入社し、管理営業担当、経営企画部にて営業支援担当に従事。不動産×IoT、物流関連など複数スタートアップ企業にて営業、マーケティング、事業開発に従事したのち、中小企業へ経営者として携わる。2020年1月より現職。現在は組織風土醸成を主業務とする。

【竹内友里】
東洋製罐グループホールディングス株式会社 イノベーション推進室所属
新卒で東洋製罐株式会社に入社。食品研究所でエビのぷりぷり感について研究し、研究内容をNHKガッテンで披露。知財部門では新規事業の出願戦略や特許分析から新領域・新商品開発の社内提案など。半年間のベンチャー出向を経て、イノベーション推進室にて社内外連携担当として新規事業支援、風土醸成、人材育成に取り組む。

ONE JAPAN代表者会議スタートアップピッチを開催!スタートアップと大企業の出会いの場を提供

-ONE JAPAN 事業共創プロジェクトは『オープンイノベーションという言葉がいらない世界をつくる。企業で働く全ての人が現状の打破と新たな価値創造の手段として事業共創に取り組むことのできる世界』を目指し活動していますが、8月のONE JAPAN代表者会議でのスタートアップピッチはどのような内容だったのでしょうか。
今回はスタートアップ3社のピッチを行い、三國さんは株式会社ライナフさんの紹介プレゼンターを務めていらっしゃいましたね。

三國:はい、HPを通じて応募があったライナフさんは、実は私が以前働いていた会社だったので良く知っているんですよね。とてもいい会社・事業だと思っているので、あれもこれもと伝えたいことがたくさんあって、スタートアップ紹介プレゼンの2分という制限時間内にまとめるのが大変でした。(笑) 
ピッチ後のアンケートでONE JAPAN加盟団体の複数企業が興味を持ち、お声がけできたので、ライナフさんの事業共創の可能性を拡げることができ、ほんの少し恩返しできたかなと思っています。

ONE JAPANの代表者会議にはわたしも初めての参加だったのですが、想像していたよりも多くの企業が参加していて、チャットで質問もたくさん出ていました。ONE JAPAN事業共創プロジェクトのホームページには大企業のニーズをたくさん掲載していますので、スタートアップの方にはぜひ積極的にご応募いただけたらと思います。

-スタートアップ側に立った目線で見られていて、とてもすてきですね。

三國:ありがとうございます。スタートアップで働いていたころ、大企業がこちら(スタートアップ)の事情に寄り添ってくれると本当にうれしいというか、ありがたいなと感じていたので、自分がいま少しでも役に立てる状況にあるのであれば是非という感じです。
むしろ大変だったことといえば、ライナフさんの紹介プレゼン中に子どもがギャン泣きしてしまったことで・・(苦笑)。普段はこんなことはないのですが、あのときだけなぜか・・・

-親が集中していて『今はだめ』ってときに限って、子どもが急に機嫌が悪くなることってありますよね(笑)。途中からONE JAPAN事業共創プロジェクトリードの福井さんがサポートに入ってくれてよかったですね。

三國:はい、ほんとうに助かりました(汗)

スタートアップ、大企業の両方で働いた経験を活かして両社を繋ぐ

-三國さんは子育て、家事、仕事でとてもお忙しい中、ONE JAPAN事業共創プロジェクトに参加されたことにはどのような想いがあったのでしょうか。

三國:会社での仕事は、いわゆる「ビジョン浸透」という活動をしていて、すごく楽しいんです。一方で、自分がスタートアップで働いていた経験を活かしたい、恩返しをしたいと思っていました。そんな中、ONE JAPAN事業共創プロジェクトのメンバーで、同じ東急に勤めている武居さんから本プロジェクトの定例会議に誘ってもらって、ぱっと入ってそのまま居座っているという感じです。(笑)
スタートアップとのやりとりは刺激的で勉強になりますし、単純に楽しいと感じているので、社外でスタートアップと大企業を繋ぐ活動ができる場があるのは私にとってすごく魅力的でした。

-スタートアップでの経験から、大企業との事業共創にはどのようなことが必要だと思いますか。

新卒で入った大企業を出たのは30歳のときだったのですが、その後不動産系ベンチャーで営業をやったりマネージャーをやったり、また別の会社で雇われ社長をやったりと、色々経験をしました。
スタートアップと大企業に限りませんが、会社ごとにスピード感も常識も違う中で、双方が良い形を目指していくわけですから、お互いの違いを理解して協力していかねばなりませんよね。でも大企業側がスタートアップの事情を理解するのって、逆と比べてなぜか特に難しいんですよね・・・。そんな中で、とりわけ私は、大企業側にスタートアップのことをそれなりに説明できるし、また逆も然り、と両方の常識がわかる状態で上手く繋ぐ役割ができたらいいなと思っています。

-スタートアップと大企業の両方にいた三國さんだからできる事業連携が出てきそうですね。
それでは最後に、これから事業共創プロジェクトの活動で期待していること、やりたいことはありますでしょうか。

まずはこの活動を通した事業連携がひとつでも多くできて、それが世の中をよくするようなことになることが一番望むところではあります。個人的には自分のキャリアで携わったことのある不動産や物流関連の事業でそんなことが生まれたらとても素敵だなと思います。

また、個人的な下心としては、この活動を通じて大企業の方の知り合いを増やせたらうれしいですね。

会社でビジョン浸透を主業務としているので、他社の事例をたくさん知りたいなぁと思っていまして。他社の社内施策方に興味があります。わたしと同じような業務に就いている人は、きっと同じ悩みを持っていると思うんですよね。もし違うとしたら、それはそれでなんでうちの会社だけこうなんだろうって悶々と考えたいです。(笑)

-なるほど、ONE JAPANの活動を通していろんな活動の幅を広げられそうですね!
そんな三國さんに事業共創をサポートしてもらえることは、スタートアップにとっても大企業にとっても心強いはずです・・!今回はインタビューさせてくださりどうもありがとうございました。



取材を終えて 
記事には書ききれませんでしたが、転職の裏話や育児と仕事の両立のコツなどについても話しが盛り上がりました・・!今後も個性豊かなメンバー達へのインタビューを通じてプロジェクトの進捗をご紹介します。

お知らせ 
事業共創プロジェクトでは今後も2か月に1回程度のペースでONE JAPAN各社の代表者や事務局が集う「代表者会議」内でのスタートアップピッチを開催します。55社あるONE JAPAN加盟団体のメンバーとスタートアップの双方が希望すればミーティングをセッティングし、事業共創を伴走サポートしていきます!次回は11月代表者会議でのピッチを開催予定です。どうぞお楽しみに!

インタビュー・編集・撮影:竹内友里 (東洋製罐グループ/ワンパク)

■ONE JAPAN事業共創プロジェクト 公式HP
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