風薫る
自分を憐れんで泣くことを許したら
涙がでて少し楽になった
わたしの中に満たされないものたちがたくさんにいて
その存在に気づいたり
そのことを考えたり
そのもののために泣いたりすると
満たされて昇華されるようだ
さみしい
と思って泣いた
わたしはさみしいのだ いつだって
おとななのだから
さみしい と思ったり
それをやり過ごせないのはだめ
みたいなのが染み付いていて
だからそのことを思って涙するだけで
和らぐのなら
いくらでも自分のために泣こうと思う
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