格闘ゲーム初心者にこそ #ドラゴンボールファイターズ をおすすめしたい-2021年から始める #DBFZ 超実践的講座-


はじめに

 はじめまして。しがない格ゲー勢です。

◆ドラゴンボールファイターズって何?という方・知っているが買おうか迷っている方はこのまま読み進めて下さい。
◆購入したが、格闘ゲームが初めてで用語等がわからない方は"用語説明"へ
◆とにかく戦えるようにしてくれ!という方は"とにかく戦うために"へ

突然ですが、バンダイナムコゲームズより発売中・販売数600万本突破の大人気格闘ゲーム『ドラゴンボールファイターズ』、各機種のダウンロード版が各ストアのウィンターセールにより非常にお買い得になっています!(2021年お正月まで)

・PS4通常版 ¥2,200
・PS4デラックス・エディション ¥3,355

・Switch通常版 ¥3,740

・Xboxone通常版 ¥660 ← !?

アニメそのもののキャラクター達がアニメそのものの演出で簡単操作でド派手に暴れまわる、DBファンならまず買って間違いなしといえる作品ですので、少しでも興味を持った方はぜひこの機会にご購入を!

で、ここからが本題です。

この記事は何?

 というわけで『ドラゴンボールファイターズ』(以下DBFZ)を買って欲しい・そして既に買った方には格ゲー新規・他ゲー経験者それぞれが手っ取り早く対戦の土俵に立てるようお手伝いができればと思って書き始めたのがこの文章です。

今作は発売から数年が経ち、システム面でも大きなバージョンアップを繰り返したことで初期の情報が微妙に当てはまらなくなってきているので、初心者向け攻略を改めてまとめるのも兼ねて。

購入を迷っている方へ

 ありがちなお悩み・気にしている方をよく見かける点のQ&Aです。
既に購入済みの方は次項へどうぞ!

★ドラゴンボールを知らない
-自分もほぼ知りません。悟空とベジータ達メインキャラクター・超サイヤ人ぐらいは流石に知ってますが、悟天は悟飯の子供だと思ってましたし魔人ブウ(純粋)ってどっちのブウも純粋じゃないのかなあと今でも思ってますし、それでも問題なく楽しめています。DLCキャラもほぼ全員初対面です。
 余談ですが、このゲームの2代目世界チャンプであるプロゲーマーGO1氏はかつて『メルティブラッド』という格闘ゲームでも優勝経験のある方ですが、彼もその原作を知らずにプレイされていました。ゲームが面白ければ原作知識の有無は関係ないってことですね。
 また、後述のストーリーモードを含めゲーム中でのキャラクター同士の掛け合いも豊富で、原作を知らなくてもキャラの人となり・関係性などがある程度わかるので逆にドラゴンボールという作品への入り口としても丁度いい作品ではないかと思います。

★格闘ゲームが初めて/敷居が高いと感じる
-意外に思われるかもしれませんが、そういう人にこそ今おすすめしたいのがこのゲームです。細かすぎる説明は省きますが、とにかくシビアな操作や判断を求められることが少なく「キャラクターを派手に動かしたい」「ある程度対戦を楽しみたい」「自分の上手さに気持ちよくなりたい」という欲求を一番カジュアルに満たしてくれる現行格ゲーは間違いなくこれです。
 もし対戦動画等をご覧になったことがあれば、画面は大量のキャラクターや攻撃が入り乱れるし3人チームを使いこなさないといけないし…と他のゲームより難しく見える部分が多いと思います。というのもこのゲームはやり込めばやり込むほど無限にできることが増えていくゲームなので、上級者同士の戦いは実際ものすごいことになっています。ただしその一方ゲーム始めたての人がまず対戦を成立させるためのパーツは限りなくシンプルに整理されており、入り口はかなり広い作りとなっています。
 現行タイトルの中で格ゲー界隈で所謂"減点法のゲーム"と呼ばれる『ストリートファイターV』や『グランブルーファンタジーヴァーサス』が状況に対する"最適解"がほぼ決まっており、100点満点を目指してミスを減らし的確な判断ができるよう精密性を高めていく競技であるのに対し、
 DBFZは動きの幅が超絶広く、80点までは誰でも取れて、そこから気付きや慣れや研究やキャラ愛で100点が300点・500点・3000点・530000点と加速度的に高まっていく戦闘力で相手を打ち負かすようなゲームです。

★発売から時間が経っているから、上級者しか居なさそう
-長く続いている格闘ゲームには付き物の悩みです。確かに発売初期ほど初心者が多くいるわけではないですが、そこはドラゴンボールという天下の名作ジャンプ漫画原作ゲームの強み。その減少は比較的緩やかな方です。ゴールデンタイムには無差別マッチングにしているといわゆる"ちゃんとやってる人"の動きではない人とも割とよく当たりますし、後述の「ボスバトル」という協力イベントでも連打コンボ+αで戦うプレイヤーは少なくないです。最近は起動していませんが、若年層の比率が高いSwitch版は更にその傾向があるのではないでしょうか。
 また前段とも絡む話ですが、ハイパー強い基本システムを数個覚えるだけでかなり駆け引きが成立するようになるので、特に格ゲー経験が多少ある人なら中級者帯まで追いつくのもかなり容易なゲームとなっています。

★格ゲーはオンライン対戦しかやることがないイメージ
-これも非格ゲー勢からよく聞く言葉で、実際プレイしている側も対戦以外興味ない人がかなりの割合居るので余計に根強いイメージだと思います。が、このゲームについてははっきりそうではない(格闘ゲームの中では対戦以外の要素がかなり多い方)と言えると思います。
 まず対戦中と同じアニメさながらの3Dモデルが動いて喋り完全オリジナルの物語が展開するストーリーモードはボリュームも相当あり、好きなキャラクターを成長させるRPG的要素があったり特定キャラクター同士でチームを組むと特別な掛け合いムービーを見られたりと充実しています。また、ロビーアバターやプロフィール・キャラクターカラー等のカスタマイズ幅も非常に広く、特にアバターの種類は定期的に追加されているのもありサブキャラまで含めて相当な数となっています。チャット等で使えるスタンプの収集なんかもユニークなシステムです。他、定期的にプレイヤー3人でチームを組みボスキャラクターに挑むイベントが開催されていたり、登場キャラクターを師匠としてゲーム中のシステムを教わる「ファイターズ道場」、CPU戦のスコアを競うランキング機能など、対戦以外でも楽しめる部分が非常に多いゲームとなっています。

★アーケードコントローラーが必須なんでしょ?
-これは最近の格闘ゲームではかなり払拭されてきたイメージですが、その中でも特にこのゲームはコントローラーに最適化されています。コマンドはシンプルないわゆる""波動コマンドのみで左手の親指が痛くなることもないですし、またボタンの側もR1R2に割り振られている操作が一応同時押しでも出せるものの非常に多用する関係でアケコンの設定が難しいです。プロゲーマー等はアケコン勢がまだ多いですが、その中でもボタン配置が人によって大きく違っていたりします。ちなみに自分も実際Switch版初期にジョイコンでやってましたがほぼ不自由は感じませんでした。

用語説明

 こちらも主に格闘ゲーム新規の方へ。
格闘ゲーム界隈で広く使われる共通用語や表記について

◆ボタン表記について
 このゲームは通常技が"弱"・"中"・"強"、そして主に気弾を撃つ"特殊"ボタンの4つで構成されています。
コントローラーで言うと□・△・○・✕、あるいはY・X・A・B(Switchの場合)ですね。(箱はややこしくなるので申し訳ないが割愛)
これらは主にL・M・H・Sと表記されます。(Low・Medium・HighとSkill/Special?の頭文字)
ですが、今まで数多くあった3+1ボタン格ゲーの慣例を用いてA・B・C・D表記も同様に使われることがあります。ここや他で情報を探すときに混在していてもなんとなくそういうものだと思ってください。

◆方向キーの表記について
 続いてスティック(十字キー)側の操作について
格闘ゲームの話題の中で、236や623といった数字を見たことがあるかもしれません。
これは以下のようにPCのテンキーや電卓の数字配置で方向を指しているものです。

7 8 9
4 5 6
1 2 3

つまり何も入力していない時が5、しゃがみガードが1、先程の例の236は1ゲージを使う超必殺技や孫悟空を始めとするキャラが持つかめはめ波なんかのコマンドですね。

◆上段・中段・下段
 これらはどのガードで防げるかを表すものです。
中段は立っていないとガードできず、下段はしゃがんでいないとガードできません。上段攻撃はどちらでも防げます。
空中ガードは中下段どちらも防げるので、ゲームによっては斜め上に入力するジャンプガードが非常に強いのですが
このゲームではジャンプを入力してから実際に飛ぶまで少しかかり、その間はガードできなくなってしまうので意外と相手の攻撃に引っかかってしまいます。
また、全キャラ共通システムとして6Mが中段攻撃となっています。

とにかく戦うために・基本の5つ

 それではここからがいよいよ本格的な初心者講座となります。

★キャラクター選択について

 まずゲームを始める際、3人も使わないといけないことに不安を感じるかもしれません。試合中に入れ代わり立ち代わり戦うことになるので、咄嗟に別のキャラの操作を入力していた…となるのはやはり痛手です。ですが本作では多くのボタンで出る技に共通の役割が割り振られており、また技自体も極端に少ないので癖の強いキャラクターを選ばなければその苦労はかなり少なくて済みます。また、特に今のバージョンはキャラクター間の格差も薄く、(多少の苦労の差はあれど)どのキャラクターでも戦っていける環境となっています。好きなキャラクターやコンセプトがあり、この3人でチームを組みたい!という気持ちが既に固まっている場合はそれが一番のモチベーションですしそのままいきましょう。
 もしまだチームが決まっておらず、とにかくゲームに慣れるためのキャラクターを使いたいのであれば、選ぶ最重要基準として「JHで相手を下に叩き落とす」「J2Hで相手を上に打ち上げる」キャラクターを3人選ぶことをおすすめします。この2つがあれば交代しても多くのシーンで同じ入力でコンボが出せるので、複数キャラを使う苦労がだいぶ減ります。また、余裕が出てきてコンボにアシストを絡めたりする際の伸びしろも同様に保証されています。当てはまるキャラは相当人数居ますが、特にここでは特に以下をオススメとしておきます。

孫悟空(超サイヤ人)、ベジータ(超サイヤ人)、ゴクウブラック、孫悟空(SSGSS)、ベジータ(SSGSS)、バーダック、天津飯、孫悟空(身勝手の極意)

誰でもいいのであれば、この中から3人ピックアップすれば安定だと思います。

前述の2項目の他に初心者におすすめしやすいキャラクターの条件としては
・「A連打の前進距離が長く、攻撃範囲が広い」
・「かめはめ波のようなビーム攻撃を本体・アシストとして持つ」
・「Cアシストが使いやすい」
・「アルティメットZチェンジ(超必殺技を出しながらの交代。超必殺技を入力後アシストボタン)が繋がりやすい」
・「2Aが下段攻撃」
等があります。上記キャラ以外でもチーム選びの参考になれば幸いです。


★ひとまずコンボはA連打

 本作には「超コンボ」というシステムがあり、弱攻撃を連打することで、地上では相手を空中にふっとばすコンボが、空中では”空中弱→中→強"のコンボを自動で出してくれます。上手い人のプレイを見ると激しいコンボが当たり前に見えるかもしれませんが、ひとまずはこれで大丈夫です。
いくらなんでも単調すぎるという場合は、エリアル(空中コンボ)部分で

JL>JL>J2H>(2段ジャンプ)>JL>JL>JL

を確実に決められるようにしましょう。相手を叩き落としたら、超必殺技を決めるチャンスです。

★何はなくとも超ダッシュ

 R2ボタンで出る超ダッシュ(以下、超ダ)は、オーラを纏って自動で相手を追尾して高速で突っ込んでいく突進攻撃です。「気弾に対する無敵」があり、更には「ヒット時にはそのままコンボ可能」「ガードされても反撃が確定せず、空中行動可能」という並の格ゲーでは考えられない優秀な性能を持っています。一言でいうと、使わないと損です。
 相手に近づく手段は基本まずこれでいいぐらいです。特に空中に居る相手は超ダに対応するのも難しい(初心者帯では忘れていい)ため、相手が飛んだら何も考えず出してしまっても構いません。ヒットした場合はA連打、ガードされて弾かれた場合は空中ガードor空中バックダッシュが基本ですが、たまに空中ダッシュで更に近づいて攻撃する等も奇襲としてはアリです。

★対空の基本は2C

 そしてそのハイパー強行動である超ダに対する模範解答が2C(しゃがみ強攻撃)です。この技は通常技でありながら「超ダを含む相手の空中攻撃への無敵」がついており、また「ヒット時は相手を大きく打ち上げてそのまま空中コンボが可能」という性能となっています。他の格闘ゲームで言ういわゆる昇龍拳のような対空攻撃がワンボタンで出せるものと思ってください。
ヒット時はカメラアングルが切り替わり派手な演出が入るのでヒット確認も簡単で、そのときに続けてCボタンを押すことで超ダで相手を追っかけてくれます。そこからは前述の空中コンボが入り、ダウンを奪ってから起き攻めにいくのも超必殺技を決めるのも自由自在です。
離れた距離から超ダしてくる相手や、素直にジャンプ攻撃を出しながら飛び込んでくる相手はガンガン2Cで撃墜していきましょう。

★遠距離の基本は飛び道具

 ドラゴンボールといえばエネルギー弾とかめはめ波…つまり、気弾を相手に飛ばす攻撃が特徴の一つです。このゲームでもそれは例外ではなく、多くのキャラはSボタンをポチッと押すだけで弾速の早い超高性能な飛び道具を撃つことができます。これらは牽制として非常に優秀で、特に孫悟空(超サイヤ人)やベジータ(超サイヤ人)のように押しっぱなしで連発できるキャラクターは攻撃がヒットしたかどうかの確認が容易なため強いです。
ただし気弾は前述の超ダには弾かれてしまい、気弾を撃ったところに相手の超ダが噛み合えば一方的に負けてしまいます。そういう場合は孫悟空(超サイヤ人)等で236Sを入力することで出せる「かめはめ波」を使います。これらのビーム等は超ダでは防げない飛び道具となっています。

★飛び道具からはバニッシュムーブ

 連続エネルギー弾やかめはめ波など、飛び道具のヒットが確認できた場合はバニッシュムーブ(B+C 以下、バニ)を使いましょう。これは相手の後ろに瞬間移動して蹴りを決める技ですが、自分の攻撃がヒット中に出した場合相手を壁までふっとばし、跳ね返ってきたところに更にコンボを決めることができます。
追撃の基本は

~バニ>(ダッシュ)>2M>5M>(ジャンプキャンセル)>空中コンボ

です。先程コンボはA連打でいいと書きましたが、この拾い方だけは安定させておくとダメージ効率が段違いになります。ただし、ゴクウブラック等は遠目からA連打、バーダック・孫悟空(身勝手の極意)等はダッシュからA連打でも安定しますのでこれらのキャラクターを使うこともおすすめです。
繰り返しになりますが、遠距離戦から単発で終わってしまうかまとまったダメージを取れるかは勝敗を分ける非常に重要なポイントとなります。頑張りどころです。

★アシストをバンバン呼ぼう

 L1・L2のアシストボタンは、それぞれチームの二人目と三人目を呼び出して攻撃してもらうボタンです。操作可能時はもちろん、本体が攻撃している時も出すことが可能なので立ち回りにコンボにと大活躍します。アシスト技は基本的に必殺技が設定されているのでワンボタンで強力な技を出せることになります。
特に「かめはめ波」などのビームを出すアシストは前述の超ダ対策も兼ねて、遠距離からかなり適当に出しても機能します。これを出しながら自分は超ダで突っ込むと、相手は地上に入ればかめはめ波をガードすることになるので2Cが出せません。回復も早いのでどんどん呼びましょう。アシストヒット時も超ダで追いかけてコンボが基本となります。
また、各キャラクターに3つあるアシスト技の内Cアシストのみ特殊な性能となっており、AとBよりアシストの再使用までのクールタイムが長くなっていますが、ヒット時は自動でコンボを決め、相手を地面に叩き落としてくれる性能となっています。ヒットしたのを見てから落ち着いて地上技で拾えるので、こちらもアシストを絡めた咄嗟のコンボは難しいという初心者の方には非常にオススメの性能となっています。どれにするか迷ったら主にこの2つのどちらかにしましょう。
おすすめキャラの中での特記すべき例として、ベジータ(超サイヤ人)はAアシが「ガード・ヒットどちらでも非常に拘束力の高い気弾」、Cアシが「相手の足元から飛び上がってくる無敵技」となっており、それぞれ立ち回りの軸になるぐらい非常に強力な性能となっています。枠が余っているのならぜひ入れておきましょう。

★こまめに交代を

 攻撃をされた時、体力バーに青い部分がある程度残るのがわかると思います。これは回復が可能な体力であり、控えに居る二人目・三人目のキャラはじわじわとこれが回復していきます。
一人が倒されてしまうのは前述のアシストが一つ使えなくなることを意味するので、極力3人残した状態を維持するのが重要な戦略の一つです。
交代は通常時は「アシストボタン長押し」もしくは「前or下+アシストボタン(オプションで設定変更可能)」で行えます。後ろから超ダで仲間が突っ込んできます。超ダということはつまり2Cで落とすことが可能なので、遠距離で適当に出すと撃墜されてしまいます。これを通すための基本は、「もう一人のアシストを一緒に呼ぶ」・「相手が空中にいるときに出す」等、本体で超ダで突っ込む時とほぼ同じとなります。
また、相手の攻撃をガード中に前+アシストで1ゲージを消費して「ガードキャンセル交代」ができます。これも後ろから仲間が来るので、画面端を背負って相手の攻撃を受けている時はその分発生が早くなります。最初の内はガンガン使っていきましょう。ただし通常の交代や超ダと違ってガードされた場合は着地まで行動不能となるので、2Bから手痛いコンボが入ってしまいます。
そしてもう一つ重要なのが「アルティメットZチェンジ」です。これは本体が超必殺技を出した際にアシストボタンを押すと控えが超必殺技を出しながら交代できるというもので、コンボからの超必殺技であれば安全に確定交代ができることになります。通常は1ゲージ技、後ろを入れながらアシストボタンを押すと3ゲージ技を出しながら出てきてくれます。例えコンボがA連だけでも超必殺技からのチェンジができるだけでまとまったダメージもとれ、自分は体力を回復に回れます。ゲージが2本以上ある時は積極的に狙いましょう。
他、2CやJ2Cなど相手を演出が入る吹っ飛ばし方をしたときもアシストボタン長押しで交代しながら追撃を行えます。最初は少し忙しいかも知れませんが、覚えておくといいと思います。

ここまでの、「飛び道具(→バニ)」「超ダ」「2C」「アシスト」「交代」の5つが基本の駆け引きを成立させる何よりも大事なパーツとなります。まずここまで読んで対戦に飛び込んでもなんとなくそれなりの試合になると思います。

長いまとめろ

気弾!←に超ダッシュ!←に2C!隙あらばアシ!合間に交代で回復!以上!

とにかく戦うために・おまけの4つ


 あとはこれらに肉付けしていく要素として最初に意識すべきことをいくつか書いていきます。

★スパーキングを積極的に使おう

 ABCD同時押し(R1+R2でも可)で1試合に一回だけ使えるスパーキング。完全無敵で相手を吹っ飛ばした上一定時間キャラクターが強化され、攻撃力アップの他「超ダがガードされてもキャンセル可能に」「通常技がほぼ全てガードされてもジャンプキャンセル可能に」等、攻撃面での恩恵も大きいですがまず意識すべきは「効果時間中は高速で青ダメージが回復すること」です。スパーキングはガードをキャンセルして出せるので、大量の青ダメが溜まっている状態で更に相手に触られた時、ガーキャン交代よりも確実に体力を回復する手段となります。
また、「チームの残り人数が少なくなるほど効果時間が長くなる」特性があり以前はラスト一人まで極力温存しておくのがセオリーでしたが、2020年春に入ったアップデートで「最後の一人の攻撃は相手にほとんど青ダメを残さない」という仕様になったため、試合終盤では回復手段としての価値は下がっています。よって一人目か二人目でも惜しまずに使ってしまって問題ないです。
ただ、専用コンボは使えなくても超ダをガードさせJAで無理やり触る等の手段は攻めとして非常に強力なので、ラスト一人で攻撃的に使うのもありではあります。試合の流れや自分のプレイスタイルによって臨機応変に、いずれにしても使わずに負けてしまう"抱え落ち"だけは絶対に避けるようにしましょう。

★相手に触ったときの基本は2A5AA2B5B

 2A5AA2B5B。とにかくコンボにしても固めにしてもここまでは入れ込んでしまってほぼ問題ないです。2Bで浮かせた相手を5Bで拾い、更に空中攻撃に繋げていくのがこのゲームの何よりの基本コンボとなりますので、A連の次に進む余裕が出てきたらこれを意識しましょう。

★崩しはまず「ドラゴンラッシュ」と「リープアシ」

 相手に接近した後、そこからどうやってダメージを奪うかですが、まず覚えたい強力な2つの技がこちらです。
まずはR1で出る「ドラゴンラッシュ」。こちらは多くの格闘ゲームでいういわゆる「投げ」のような存在で、相手にすっと近寄ったあと連撃を決めるガードができない特殊な攻撃です。
ヒット後は2Cヒット時と同じように相手を高く打ち上げた後自動で空中まで追いかけてくれ、空中コンボを決めることが出来ます。
反対に相手に出された時は当たる前に攻撃ボタンを押すことで無効化することができます。相手の起き上がりなどにシンプルに出す他、5Aをキャンセルして出すことができるのでこちらも非常に強力です。

 もうひとつの基本の崩しが「リープアシ」
全キャラ共通で6Bで出せるふわっと浮いて出す中段攻撃を、昔の格闘ゲームの似たような技にならって「リープ」と俗に言います。これは通常コンボには繋がらないですが、アシストを呼びながら出すことで「相手にしゃがみガードが出来ない攻撃を当てたところにアシストの攻撃がヒット→本体でコンボへ」という強力な連携が出せます。またガードされた場合でも技後の隙をアシストがカバーしてくれるため、もう一度攻めに回れる点も優秀です。
リープはAかBの通常攻撃をキャンセルして出せるため、相手はどこから飛んでくるかわかりにくく最初はボコスカ当たります。逆にこれを見てからある程度安定して立てるようになったら初心者脱却と言えるでしょう。
また、スパーキング中はこのリープも各種空中行動でキャンセル可能となり、ヒットorガードから空中ダッシュでキャンセルすることで単体でもコンボ・固めが可能です。積極的に狙いましょう。

★相手の攻めを抜ける色々

 相手の攻撃をガードさせられている状況では、前述のガーキャン交代の他、バニッシュムーブも出が早い上に位置を入れ替えることができるので特に画面端を背負っているときには優秀です。他には後ろ+SのZリフレクトという相手を跳ね返すバリアもあります。
また、ダウンを取られた際の起き上がりは上を入れておくことで空中に逃げることが出来ます。相手の地上ドラゴンラッシュや中下段等での崩しを無効化できる強力な手段なので、最初はこちらをメインに使いましょう。


最後に

 以上、まずこれを覚えたら戦えるだろうという内容をここまでまとめてみました。
ひとまずここまでのパーツを思うように使えるようになれば、キャラごとの応用コンボ等はなくても相当戦えるはずです。セオリーやテクニックは無数にありますが操作自体は簡単なゲームなので、ここまでの動きがある程度できれば対戦相手や動画の真似をして取り入れる余裕もでてくるはず。
駆け引きの具体的な考え方・理論は自分自身まだまだ人に説明できるレベルではないので別の方に任せます。

また、キャラクターごとのコンボ等に関してはTwitterのハッシュタグで検索するのが便利です。
ハッシュタグは #DBFZ_(キャラ名3文字) で検索するとでてきます。

→一覧を記事にまとめましたhttps://note.com/onechanaruto/n/n40c3d4fb03a0


 本当はもっと内容を練って動画にでもしたいと考えていたのですが、セールが来たのでこの機に便乗したほうがいいと思ってとにかく急いででっちあげました。本当に突貫で書いたものですので、既プレイヤーの方でツッコミどころやもっとここをこうした方がというのがあればコメント欄かTwitter(王張アルト@OneChanAruto)までお願いします。初心者の方もここが分かりづらい等ありましたらお気軽にどうぞ。
この記事が少しでも皆さんの対戦ライフや布教のお役に立てば幸いです。では皆さんよいお年を。

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