見出し画像

約85万人のロヒンギャ難民と新型コロナウィルス


ロヒンギャ難民をご存じでしょうか。

ロヒンギャとはミャンマーのイスラム系少数民族のことです。ロヒンギャは迫害される歴史を繰り返し、難民となりました。1982年に法改正が行われロヒンギャはミャンマーの非国民であるとされ、国籍が剥奪されました。ロヒンギャの人々の多くはバングラデシュに避難しましたが、バングラデシュはロヒンギャの人々を自国民と認めず、国際連合難民高等弁務官事務所の仲介事業によってミャンマーに再帰還させました。しかし、ミャンマーの軍事総司令官は、ロヒンギャはミャンマーの国民ではなくバングラデシュからの不法移民であると公式に表明し、バングラデシュからもロヒンギャは不法移民として扱われています。

現在、ロヒンギャ難民キャンプでは約85万人のロヒンギャの人々が新型コロナウィルスと闘っています。極めて危機的な状況です。私たちが感染予防をしているのと同じようにロヒンギャの人々にも感染予防がなされなければなりません。

私たちにできることは、この事実を知り、多くの人に伝えることです。この記事を読んで少しでも難民支援に関心を持っていただけると嬉しいです。


こちらの記事もぜひご覧ください。


<参考>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?