人に対して普通という言葉を使うことへの違和感
よくあるスーパーにある七夕の短冊のひとつにたまたま目が留まった。
「ふつうのおとなになれますように」
おそらく小さな子供であろうたどたどしい平仮名で書かれたお願いは、まるで子供らしくない表現だったことに少し引っかかった。
普通であるということ。
平凡とはまた違うニュアンスをまとっている表現。
普通ってなに、というありきたりなツッコミで終われせるにはもったいない題材だと思った。
当たり前に世界中の人の数だけ個性があり人格がある。
有り体に言うとみんながみんな違う人間なのであって