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ONE REPORT:時短料理の代表格「冷凍食品」の購買数傾向は?

緊急事態宣言が解除され、間も無く1ヶ月が経過します。

緊急事態宣言の期間中は多くの方が外食を控え、自宅で自炊をされた方も多くいらっしゃると思います。ただ、2〜3日ならまだしも、毎日自炊となるとレパートリーが尽きたり、毎食作っている時間が無いなど、かなり大変だと思います。そんな時、救世主となってくれるのが冷凍食品です。

一般社団法人日本冷凍食品協会が出している資料によると、ここ数年、家庭用冷凍食品は国内生産、輸入量ともに増加傾向にあるようです。

今回は新型コロナ前後の冷凍食品の購買数の推移を、ユーザーの属性も絡めながら見ていきたいと思います。

画像買取アプリ『ONE』では毎日、ユーザーの皆さんから様々なレシートを買取らせていただいており、膨大な購買データとして保有しています。レシートに記載された情報を元にデータベース化しているため、レシートに記載された内容から、購買商品の把握が可能です。また、ユーザーのみなさんの性別、生年月日、居住都道府県、職業、未婚既婚、子どもの有無、世帯人数の属性情報をユーザーの皆さんから提供していただき、個人を特定しない形式で分析に使用しています。

4月、5月にかけて購買数は上昇

まず直近半年間での冷凍食品のレシート数の割合です。
(期間中の全冷凍食品のレシート数がONEで収集しているレシート総数に占める割合の推移)

01_全体

4月、5月の購入数が多くなってきています。4/7に緊急事態宣言が発令され本格的に自粛が始まり、ご自宅で食事をする頻度が増えた頃と一致します。

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属性ごとに見ると、年代、世帯人数で変化あり

続いて、ユーザーの属性ごと(性別、年代、未婚既婚、子どもの有無、世帯人数)にどのような変化があるかを見てみましょう。(期間中の全冷凍食品のレシート数に占める、各属性の割合)

02_性別

性別:性別の推移を見ると、男女ともに全体の推移と同様、4月、5月で拡大しています。

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03_年代

年代:年代で見ると、推移に少し差が出ていることがわかります。全体的な推移と同じく、全年代、4月にかけて拡大していますが、特に20代、30代の拡大の幅が大きくなっています。この年代の特徴として仕事の他に、家庭内でも家事、育児と色々な役割があり、忙しいことも関係しているのではないでしょうか。

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04_未婚既婚

未婚既婚:全体の割合を見ると、既婚の割合が大きいですが、推移はどちらも同じ傾向で推移しています。

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05_子ども有無

子ども有無:全体の割合を見ると、子どもなしの割合が大きいですが、未婚既婚同様に推移はどちらも同じ傾向で推移しています。

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06_世帯人数

世帯人数:世帯人数により、差が見受けられますね。全体を見ると、3月から4月以降、割合は拡大していますが、「3人」、「7人以上」は5月になって若干縮小しています。他も見ると、4月から5月にかけては推移は同水準で移行していることがわかります。

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このように、ONEではユーザーの皆さんから、レシートを始めとした沢山の画像データを買い取っています。今後も、皆さんから買い取った画像データから分析した統計情報を、色々と公開します。

こちらの記事で興味を持たれた方は、こちらよりONEをインストールできますので、ぜひ一度「画像がお金に変わる体験」をお試しください。

弊社のデータを元に分析したい、ユーザーの皆さんとコミュニケーションを取りたい企業の方がいらっしゃいましたら、Webページをご確認いただくか、直接こちらまでご連絡ください。


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