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ONE REPORT:レジ袋有料化は、商品の購入数を減らす…?

レジ袋有料化のデータ確認、第二弾です。
(第一弾はこちら「レジ袋有料化の効果や如何に?」)

前回は

有料化によってレジ袋は、どれくらい減少できているか

を確認しましたが、今回は

レジ袋有料化によって、消費者の購入する商品数や金額は変化したのか?

を確認してみました。

レジ袋がなくなると、準備をしていない場合は、自分のカバン等に入れられるだけの商品しか持って帰れない、ということになります。
その状況を踏まえると、消費者側の行動として、

レジ袋の有料化 =
持って帰ることができる分だけしか、商品を購入しなくなる
 → 購入商品数や合計金額の減少

上記のようなことが生じるのでは…?と仮説立てました。
(コンビニ界隈では、前向きではない意見もあったとかなかったとか…ニュースの又聞きなので)

ということで、ONEで買取をしているレシート情報を使って、確認してみました。

・・・

有料レジ袋の購入有無での商品数比較:
レジ袋あり > レジ袋なし

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期間:7月1日〜16日
対象:全国に150店舗以上展開をしているコンビニとスーパーマーケットのレシート

有料レジ袋を購入したレシートと、有料レジ袋を購入していないレシートで記載されている商品数を確認したところ、有料レジ袋を購入しているレシートの方が商品数は多い結果でした。
商品を数多く購入する場合、有料レジ袋を利用する場合が多いということでしょう。


さて、第一弾の集計では、7月以降のレジ袋「非」利用者は8〜9割という結果でした。

7月のデータが、施策前の6月と比べて、購入商品数の少ないレジ袋「非」利用者が増えているということであれば、購入金額・購入商品数は6月以前と比べて金額は小さく、商品数は少なくなっているのではないでしょうか。

・・・

コンビニ各社のレシート合計金額・購入商品数

実際にどんな動きをしているか、レシートデータから合計金額と商品数の推移を追ってみました。
なおスーパーマーケットでは、6月以前からレジ袋有料化を続けている場合が散見されたため、大半の店舗が7月から一斉開始されたコンビニに絞って確認しました。

さあ、以下グラフをご覧ください。

レシート1枚あたりの合計金額(中央値)

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レシート1枚あたりの商品数(「有料レジ袋」の数は除く)

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…ほぼ変化は…ない?

金額の中央値は300〜500円付近、商品数は2〜4個(※)と、6月以前からの数字と比べて、顕著な変動はみられませんでした。
※正確には商品の行数で集計 = 同じ商品を2つ購入されている場合でも1行表記なら1点としてカウント

・・・

結論:コンビニでは、レジ袋を利用しないようになっても、購入する商品数・金額に影響はなし

レジ袋が有料化
 → 持って帰ることができる量を調整しそう
  → 購入商品数・金額が下がる?

という仮説を元に検証してみましたが、実際にはそういった動きはなさそうです。

一番最初のグラフで確認した通り、レシート上での商品数は
【レジ袋利用者 > レジ袋非利用者】ではあります。
ただ、そもそも商品数が多い場合はレジ袋が必要になる場合が多いでしょうから、利用・非利用のレシート同士の商品数を比較すると、必然的にレジ袋利用のレシートの方が商品数は多い結果となります。

そして、第一弾で確認したように利用者の9割がレジ袋を辞退するようになった7月現在の値が、6月以前と比べて、商品数・合計金額に顕著な変動がないということは、

・レジ袋があろうがなかろうが、購入する合計金額・商品数へ影響はない

といえるでしょう。


仮説に留まりますが、影響がなかった理由として考えられることは、

・元々コンビニではレジ袋が必要な量の商品を購入する機会は少なかった
・レジ袋が有料化されたことにより、購入商品数が多い場合のみ、レジ袋を購入するようになった

等が挙げられます。

「楽だしタダだから貰っていただけで、もともと不要な包装だった」ということであれば、不要だったレジ袋の利用枚数が減るという結果だけが残ります、、、そう考えると、純粋にただただ良い施策ですね。

・・・

いかがだったでしょうか。

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