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ONE REPORT:レジ袋有料化の効果や如何に?

2020/7/1〜、全国の小売店で、これまで無料で利用されていたレジ袋が有料となりました。
(※一部基準を満たしたものは無料)

経済産業省公式サイト

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概ねの目的としては、環境問題への対策、および消費者への環境問題への意識を高めてほしい、とのことです。

<本文抜粋>
プラスチックは、非常に便利な素材(中略)。一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題もあります。私たちは、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和2年7月1日より、全国でプラスチック製買物袋の有料化を行うこととなりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。

実際に7/1に有料化が開始され、自分たちのお財布に小さくとも影響を与えるようになって半月。
実際にどれくらいの方がレジ袋を使わなくなっているのでしょうか?

今回はONEで買い取った実際の購買レシートから、7月初週の数字ではありますが、コンビニとスーパーマーケットの「レジ袋利用」割合の推移を確認、どれくらい消費者の意識へ影響があったのか調べてみました。

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有料レジ袋:利用率推移

各割合 = レジ袋 or レジブクロ(※)と記載されたレシート/全レシート枚数
※「レジ袋有料化!」「レジ袋割引」などの広告・割引による表記は除く

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上記は有料レジ袋の利用率の推移ですので、コンビニでは6%強、スーパーマーケットでは4%強が有料レジ袋を利用している…
つまり、約95%がレジ袋を利用していないことがうかがえます。

若干極端に感じる数字、若干ONEのユーザーのデータであるというバイアスは想定されます。
(普段ONEで、レシートを1〜10円で買取りさせていただいているユーザーの皆さんですので、普段から数円の重みを感じている方が多い、ということはあるとは思います。)

それでも多くの方が有料レジ袋の利用を辞退されている様子が見て取れます。

少し補足すると、スーパーマーケットでは元々早期スタートしている企業があったため、6月以前も3%ほどの値が出ていますが、その値は無料の中での利用率です。

7月からは小売店一律、全国で有料化となっているため、100% - 4% = 約96%(※)が有料レジ袋を利用していない、という推論になります。

(※有料化ではなく「レジ袋割引」を実施している店舗(レシート表記)は集計に含んでいません。)

なお、6月にコンビニで約0.5%となっているのは、ミニストップさんなどの早期有料化の影響と考えられます。

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有料レジ袋:利用者の割合推移

各割合 = レジ袋 or レジブクロ(※)と記載されたレシートを買い取ったユーザー/コンビニ・スーパーのレシートを買い取った全ユーザー
※「レジ袋有料化!」「レジ袋割引」などの広告・割引による表記は除く

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7月に入り、コンビニにおけるレジ袋を1度でも購入したユーザーの割合は15% = 85%はレジ袋を利用していないということになります。

5月までは、レジ袋の利用・非利用の表記はないため、元々辞退されている方もいらっしゃるとは思いますが「あると楽だし一応もらっておく」方も多くいらしたのではないでしょうか。

経済産業省の調べ(P13)によると、実施以前では

・レジ袋が有料のお店では76.5%の方がレジ袋の利用を辞退
・レジ袋が無料のお店では28.9%の方がレジ袋の利用を辞退

とのこと。

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(経済産業省 参考資料4より抜粋)

無料店舗では元々3割を切っていた辞退率、コンビニ利用者の85%が辞退する結果でしたので、利用者数から見ても、やはりコンビニでは効果覿面のようです。

さて、興味深い点として、スーパーマーケットでは、施策以前から有料レジ袋利用者が15%ほど、7月の頭から半ばまででは10%強と、利用されている割合は小さくなっているように見えます。

まだ月末(お給料日明け土日の買い込み)を迎えていないため、初月の途中結果ではあるのですが、、、
「世の小売店全てでレジ袋は有料化した」という意識が消費者の中に生まれたとすると、今までスーパーでは有料レジ袋を利用されていた方も、利用しない意識に変わってきたという可能性は考えられます。

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結論:効果は覿面

有料化によるレジ袋利用枚数の削減、コンビニ・スーパーマーケットでは効果が高いと言えそうです。

ONEアプリユーザーの統計データではありますが、「自分のお財布に影響を与えるなら節約したい」と考えるのはごく当たり前の心理のような気がします。
有料化による「消費者への自分ごと化」がうまく回っているのかもしれません。


なお余談ですが、一部企業では衛生面への考慮などから、基準を満たすバイオマスレジ袋へ変更することで、無料配布を継続できるようにしているようです。

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企業側の環境と消費者、両者への配慮が見て取れます。

環境と消費者、どちらにも優しい世界にしていくためには、上記のような企業努力のみならず、消費者側も環境問題への意識を高めていく必要があるでしょう。

著者も一消費者、これ以上環境を汚さないためにも、まずはレジ袋を利用しない生活を当たり前にしていこうと思います。

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いかがだったでしょうか?

ONEでは、毎日全種類のレシートをユーザーの皆さんから買取り、回答いただいたアンケートの情報と併せて、多くの情報を分析しています。

今後も引き続き、データを分析・公開していきます。

もしこちらの記事で興味を持たれた方は、こちらよりONEをインストールできますので、ぜひ一度「画像撮影がお金に変わる体験」をお試しください。

弊社のデータを元に分析されたい、またはユーザーの皆さんとコミュニケーションを取りたい企業の方がいらっしゃいましたら、以下のWebページをご確認いただくか、直接こちらまでご連絡ください。


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ONEではこのようなお悩みを抱えた方に最適なプランをご案内します

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