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ほぼ知識なしでシン・エヴァンゲリオンを観た

現在絶賛公開中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を2回観てきました。
ファンの人だと待ちに待った映画ですよね。

ほぼ知識なしのくせに2回もIMAXで観てきました。
とりあえず…めちゃくちゃ良かったなぁ…という月並み素人感想です。
あと数回は映画館で見たいなー

2回目の余韻に浸りながら感じたことを…。

※ネタバレはしてないと思いますが、不安な人はそっと閉じてください…。

ほぼ知識なし…

どれくらい…知識ないかというと、、エヴァシリーズが始まってかれこれ25年?経つそうですが、わたしは新劇場版の序・破・Qしか見てません。(昔アニメシリーズ見ようと思ったけど挫折した)
漫画は8年前くらいに少し流し読みした程度…。
序・破は何度かテレビでやってたので2回くらい見てるかもだけど、Qは1回だけです。
正直、エヴァの世界観や物語など全然理解できてません。◯◯インパクトや、節々に出てくる「ゼーレのシナリオ通り」、カヲルくんって結局…?サッパリです。
考察ブログ読んでも分からないので、雰囲気で見てます。
というレベルなので、全然エヴァ用語も通じません。。にわかまでもいかず素人ですが。
この程度なので既にお察しですがQ は本当に全然分からなかった。何一つ分らなかった。
「とりあえずミサトさん、シンジくんに少し優しくしてあげて欲しい。ミサトさん別人?」という感想のみ覚えてる…。

それでもなんでかエヴァは好きです。別にロボットが好きとかそういうのではないですが、不思議な魅力があります。
1番の理由は、アスカが好きなだけ…なんですけど…。


アスカがひたすら可愛いだけである

アニメキャラでずーっと1番好きです。そのくせに惣流と式波で劇場版で名前変わったの知ったの最近でしたけど…。
どうしてこんな可愛い子がいるんだろう。という心境です。わたしが男だったらリアコ夢男状態なの間違いない。
まず見た目が可愛すぎる。スラーっとした体系も髪型も明るい髪色も青い瞳も。情熱的な赤色が映えますね。美少女…。
性格も可愛すぎる。一見プライド高くワガママ気分屋で嵐のように激しい性格のように見えるけど、とっても繊細で寂しい心を隠してるだけなんですね。
すごく真っ直ぐで誰よりも人間らしい素直な性格です。
自分の存在価値は自分で決めるという確固たる覚悟もあり、アスカのコンセプトカラー赤色にぴったりです。
本当はとっても他人に冷たくされる・拒絶されるのが怖くて、その裏返しで高飛車な態度や「わたしはあなたに興味ありません」的な態度や言動が出るのかなと個人的に思ってます。
自分があえて冷たくすることで、相手の反応を見てるのでは?や自分は冷たくしたら相手はどうするのだろう?受け止めてくれる?受け止めて欲しい。という欲求、潜在的なSOSに見えて、愛の枯渇が切ない。
相手を傷つけることで自分はもっと深く傷ついていそうな。。
エヴァに乗ることだけが、アスカの心を満たしてくれていたんだろうね。だから誰よりも頑張って自分でいようとしていたと思います。

そんなアスカが…本当に愛おしい精神で見てます。
アスカを支える周りの人たちも、特にアスカマリコンビ好きです。
アスカは「the 姫!」だよね〜〜。って気持ちになってニンマリします。


さよなら、すべてのエヴァンゲリオン

ということで、、アスカ愛話に逸れてしまった…けど、
この長きに渡るシリーズが最後。なので観に行きました。

なんだろう、めっちゃ泣きました。涙腺どうなってるかな?と思うくらい中盤〜終盤泣きました。
そして観終わった後、とても清々しい気持ち。不思議。
アスカもレイもマリも、、、ひたすら可愛い。。

って感じでした。ちなみに2回目の方がボロ泣きしてしまった。
アスカだけじゃなくて、もちろん他のキャラ達も好きなので、本当にこれが最後なのか…とか思うと余計に寂しくなりました。

レイの黒プラグスーツ、アスカとマリの白いプラグスーツ、良きでした…。アスカは赤も白もなんでも似合うね!可愛い。
アスカの白プラグスーツ拝めるだけでももう一回観たい。
個人的に黒プラグスーツのアスカも拝みたい。。

肝心の物語ですが、、相変わらず雰囲気でしか分からないです。。でも不思議なことに、、なんとなくしか分からないけど、それでもしっかり楽しめました。
なので、知識がほぼない人でも絶対楽しめるはず。とっても複雑な物語なはずなんだけど、不思議です。

戦闘シーンの迫力や爽快感、映像美はもちろん、音楽も最高でした。エヴァの音楽センスって本当にすごいですよね。。このシーンでこの音楽?!みたいな。
エヴァっぽい今から始まるよ的な音楽も好きですが、挿入歌が神すぎる。
そしてエンドの我らの宇多田ヒカル先生はもう最高すぎましたね。

今回の劇場版は、日本の昔ながらの風景や自然のシーンが数多くありましたが、まるで自分もその光景を見たことがあるかのようにリアルで素敵で。
日本の自然って本当に美しいけど、それを余すことなく表現しているエヴァが本当にすごい。
特に印象深いのが、シンジくんが田園に座っているシーンがあるのですが、風につられ水面・草・土・空気が揺れていて、太陽光が反射した揺れる水面はさざ波のように繊細で美しかった。
空のシーンも多く、そのどれもが美しかった。広大な空、山、木々、古き良き日本を感じました。
自然の中で自分に自問自答、向き合いたくなります。
現代の日本では自然がだんだん失われていくばかりで悲しいけれど、このエヴァみたいな美しい光景の中で生きていきたいなと思います。

田舎の田園風景もそうですが、エヴァ独特の色彩感覚もすごい。空気感を感じる自然風景からビビットでセンセーショナルな色彩まで。すごすぎ。

超絶話が逸れましたが・・
「どうせラストじゃないよね?でも最後だったら観ないと!」と思って足を運んだ訳ですが、、、
本当に「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」でした。
このキャッチコピーも秀逸すぎますね。シンプルな中に様々な意味や想いが複合して込められている。
エヴァは人の心情や心を描くのがとっても繊細で引き込まれます。好きです。
みんなが幸せだったら、それも良いですね。

監督、声優さん、スタッフさんたち長い間本当にお疲れ様でした。
とても素敵な物語でした。
終演までに後数回観に行きます!

…ところで今更ですがシンジくんのコンセプトカラーが紫って、レイとアスカを混ぜた色?だから?
レイの赤い瞳にアスカの青い瞳、印象的ですよね〜。

おまけ

エンドロールが流れてる時、相変わらずの明朝エヴァフォント(マティスなのかな?)が読みづらい!w
黒と白のコントラストに明朝の独特の線の細さが、絶妙に。。
と思ったら、文字にめっちゃ長体かかってるんですね〜〜文字間も狭い中に長体がかかってるから余計読みづらいのか。と思いました。
かと思いきや、最後は平体で締めるのね!って別のところで少し驚きましたw
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」のタイトル文字詰もすごい!!わたしだったら怖くてもう少し文字間空けてしまいそうw
基本エヴァは文字詰ぎゅうぎゅうなので、明朝での文字組や長体含めて全部エヴァっぽい(世界観)が表現されていて好きです。
相変わらずフォントって本当に奥深くて、世界観を表してくれる素敵なデザインだと改めて実感しました。

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