腹腔鏡下子宮全摘出術 生々しい情報

グロい話が苦手な人は読まない方がいいかも?笑
でも手術の現実です。

手術は、頭側を少し下げ足側を少し上げる状態でするらしく、動かないよう固定されていたからだと思いますが身体の至る所に小さなアザが出来ていました。

私はあまりに筋腫の数が多かったため子宮だけをスポッと取り出すことが出来ず、まず筋腫がひとつのボール状になるように切り離し、それがお腹の中で行方不明にならないよう糸を通して待機させ、また次の筋腫を切り離してという作業を繰り返し、全ての筋腫をお腹の中で数珠状にしてから、最後に一気に膣から引っ張り出すという工程だったそうです。

手術前の約2ヶ月半、生理を止めて筋腫を小さくするレルミナという薬を飲んでいたんですが、私にはほとんど効果がなかったようで一番大きな筋腫は8cmぐらいのままだったようです。
出産経験のある人は膣に伸縮性があるからその大きさでもスルッと出たのかもしれませんが、出産経験のない私は苦戦したようで陰部が少し切れたらしいんですが、キレイに縫ってもらって退院する時には傷はくっついていたし痛みもありませんでした。
ちなみに、もしどうしても無理だったらおへその下を4cmぐらい切ってそこから取り出しますと手術前に言われていました。

最後にお腹の中をキレイに洗ってその水を吸引するらしいんですが、完全に吸引出来るわけではないので、残った水がしばらくの間出血という形であえて隙間を作って縫った傷口から出てきます。

山場である術後の夜、急な吐き気に襲われ、点滴を引きちぎって嘔吐し、駆けつけた看護師さんを慌てさせるという事件を起こしたんですが笑、点滴の針を無理に抜いてしまったことで腕からけっこうな出血をし、それが至る所に飛び散っていたので私は自分が吐血したのかと思って焦りました(笑)
腕から血は出てるし、外れた点滴は下を向いている私の首の辺りにポタポタと落ち続けているし、動けないし、苦しいし、ナースコールしても来てくれないし、2度目のナースコールをして看護師さんが来てくれるまでの長い時間、途方に暮れておりました(笑)
この事件以外は全て順調にいったと思います。

手術中、お腹の中を含め全て写真に撮って残してあるようで、写真を見ながら主治医に丁寧に説明してもらいました。

摘出した卵管と筋腫がキレイに洗われて、トレイの上にキレイに並べられている写真には思わず笑ってしまいました笑

私の中にいた小さきモノ達がキレイに整列していて、なんだか可愛らしくて笑

小さくサヨナラ。


筋腫が大きかった、数が多かった、子宮が少しねじれていた、取り出した筋腫は全部で500g強あった、等でかなり大変な作業で時間が掛かったんですが、予想出血量が300ccだったところ200cc強で済んだみたいだし、何の問題もなく終わって術後も元気にしているので、手術に関わって頂いた医師・看護師のみなさんには本当に感謝です。

術後、縫った膣の奥が完全にくっつくまで性行為はしないで下さいとけっこうしっかり言われました。
以前それを守らなかった人がいて、膣を突き破って奥から腸が出て来たらしく。。。怖い。。。てかそんなに我慢出来んのか。。。


そんな感じかな。(どんな感じやねん)

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