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「手のようす」

動かなくなって知ったのですが、
腕って本当に重たい。

よくこんなに重い物を肩に付けて自由に動かせていたのか不思議な程、重たい。
そして、力が入らないってこんなにフニャフニャなんだというのも実感。
今凄く特別な経験をしています。
おかげで身体を愛おしむ気持ちが深くなったような気がします。

「私は身体の基本的な部分を鍛えて、神経が行き届くように動かして行きますからね。」と仰る理学療法士さんの元、動かしてはほぐし、また動かしてはほぐしの繰り返しを重ねて、作業療法士さんにはピリピリ低周波の電気を当てながら指先や腕を動かしたりの動作も重ねて来ました。
この所、肩がしっかりして来て、肘もしっかりして来て、だらんと垂れ下がってる感じが無くなって来ました。
腕がだらんと垂れ下がってるのは見映えが良くないなあとか、肩が亜脱臼な感じで痛いので右手でしっかり支えていたのですが、それも軽く押さえる程度に。
まだ、ぶらぶらするのを自分で動かないように止められる力がない。
もう少ししたら押さえる必要が無くなりそう。


肩、肘がしっかりするに連れて、指の動きも出てきて、身体の中心から末端に向けて改善されてゆくと、最初の頃に聞いた言葉を実感。

腕の重みの影響が少ない横になっている時が一番腕が動かし易くて、早起きし過ぎた時はベッドで寝ながら腕の自主トレが日課。
日中のリハビリでした事を思い返しながら、腕を上げたり、なんでやねんのポーズを台詞を頭の中で呟きながら繰り返してニマニマしたり。
そうこうしてたら、弾みで指が耳のそばに。

これって耳掻けるんじゃない?って…

残念ながら掻くほどの力は入らなかったー
でも、そっと耳たぶをつまむ事が出来ました。


今、指は日々運動能力がちょっぴり向上していて毎日が発見です。


動かない方の手もなるべく社会参加
ちょっぴり押さえて貰うだけでも
めっちゃ入れやすい
空のカップなら机から持ち上がる
調子の良い時はリボン結びに参加

少しづつ出来る事を増やしてゆこう




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