ミュージカル 『ビリー・エリオット』とイケフクロウ
入院中に8月なら元気になってるだろう大丈夫だろうと、病室でチケッチングした舞台公演を、ミュージカルやバレエが大好きな友人と8月1日に観に行って来ました。
はじめてとか、何も知らずに、経験するのは人生で一度だけ。
色々と知った上で経験した方がより深く感じられるのは解っているけど、それは後からでも出来る事だと思うのです。なので初めて観る舞台はたとえ自分でチケッティングして友人を誘う立場であっても、私自身はこの姿勢は貫きたい。
このミュージカルの事を知ったきっかけは、
たしか2020年の前回の公演前に、綾瀬はるかさんが子役さん達の練習を見に行くというTV番組。
番組の内容はほとんど覚えていなかったけど、以前夏の風物詩だったミュージカル アニー的な感じで、多くの子供達がオーディションを勝ち抜いて出演するミュージカルと言う事。バレエダンサーになりたい男の子が主人公。映画の舞台版。以上が私が知っている事。
これ以上は何も調べず、知らずに、当日を迎えました。
まず、公演会場は東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)始めて行くホール。
池袋に行く事じたいも凄く久しぶり。
会場の近くにはアニメイト池袋本店があって、広場ではアニメ関係のイベントをしていて、コスプレ?ぽい衣装の女の子が多くてキョロキョロ。
ホールはまだ新しいようで、周りの風景とは違う雰囲気ですぐに見つかりました。
舞台はさほど大きくなく、座席も1階席の後ろの方の席でしたが、思った以上に舞台の迫力を感じられるくらいの席。
主役のビリーは4人の子役が日替わりで演じる。私が観た日のビリー役は、4人の子役さんの中で最年長の中学2年生の井上宇一郎くん。ご本人の気質が現れているのでしょうか生真面目で優しいビリーでした。
真っ直ぐな雰囲気で踊る姿と、小道具を使って器用に踊る姿のバランスがとても素敵。アクロバティックな踊りは回を重ねる毎に、更に磨きがかかりそう。
きっと努力家なのだろうと感じる姿に、公演回数を重ねた時の井上ビリーも観たくなりました。
パンフレットを見ると、4人のビリーはそれぞれに個性があって、舞台の雰囲気も変わりそう。これは4人全員のビリーを観なくては…と思ってしまった。
公演終了後のロビーで、4人のビリーの公演を全て見たらノベルティがもらえるスタンプラリーもあって、そうですよね主催者もそこを狙ってますよねと納得。
ビリーだけでなく多くの子供達が出演する公演なので、東京での約3か月の公演期間中だけでも子供達は目まぐるしい成長を見せてくれそうです。
色々なビリーも見たいし、今回観た井上くんのビリーの成長も観たい。
他の子役さん達も役者さん達も、一つの役を複数の方が演じているので他の方の公演の時はどうだろうと気になる。
何度もリピートして鑑賞する事って私の中ではあまり興味の無い事でしたが、今回はそのリピートしたい気持ちがわかりました。
次はもっと前の方で、お顔もはっきり見えるような席でリピートしたい!
私の観た8月1日はオープニング公演の最終日。
オープニング公演と本公演の違いは、カーテンコールの撮影が可となっていたのが本公演との違いだったのかな?
観てる方々も今年のビリーは初見の方がほとんどだったのでしょう、一階後部の席の私は誰か前の方の方がスマホを出したら撮るぞと思っていたら、流れるようにカーテンコールが始まってあれよあれよと言う間に幕が降り始めて焦る焦る。皆さんそうだったようで幕が幕が降り始めてワーッ!とスマホが上がる感じでした。
きっと皆さん同じようにスマホを出すタイミングを迷っていたのだろうな。
私は完全に出遅れて全然撮れませんでした…
まあ、あたふたしつつも目に焼き付けたから良しとしよう。
バレエに出会ってバレエの魅力にハマり成長するビリーと、ビリーエリオットというミュージカルに出会って成長する幼い役者さん達。演目自体も千秋楽に向けてどんどん成長して行くと思われます。
人の成長を目の当たりにすると、どうしてこんなに感動して力が湧いてくるのでしょうか。
そして、映像にはない舞台ならではの迫力。
お腹の底からパワーを感じて元気が湧いて来ます。私も勇気を出して踏み出そうと思えるミュージカルでした。
一緒に行ったミュージカルやバレエに詳しい友人のnote
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