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note創作大賞ノミネート作品【ラメントーソ lamentoso】

夜中に目覚めてふとnoteを開いたらフォローしている方の連続投稿。
ん?と思って見てみると小説。
へぇ…小説を書く方だったんだと読み始めたらハマってしまって、このままだと18話一気に読んで翌朝具合が悪くなるパターンだと思い途中で閉じる。そして、朝起きてから続きの投稿されていた18話まで読み切りました。

小説や漫画化やアニメ化された「蜂蜜と遠雷」や「ピアノの森」とか、クラック音楽が好きな方はハマりそうな若きピアニストの物語です。

左片麻痺になった将来有望なピアニストが再生に向かう軌跡が、脳卒中で麻痺を持つ作者によって綴られています。
ご本人も体験されているであろう細かなシーンの数々の描写が手に取るように伝わり映像が浮かんで来るようで、私も左片麻痺がある事もあり辛い事も嬉しい事も自分の事のように感じられました。

私も奇跡的な回復を遂げたと、病院関係の方々に言われていたので、最後の方に出て来た言葉の数々にとても励まされました。

きっとご自身の闘病体験から生まれた作品。
自らの体験が、別の一つの物語を紡ぐ力になるのって素敵だなと感じました。



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