今日すーさんとした話

昨日3年関わってる仕事の件でトラブルがあって、相手も私も悪くないんだけど、相手のぶつけようのない不満と怖れから26分も電話対応することになった。

基本的に私を責めるような言い方ではないんだけど、ところどころにある、そっちの展開が足らないよねという意図の言葉に、そもそもきっかけは私達関係なくて、取引先の尻拭いを何年も何年もしなきゃいけないことで、憤りながら、めっちゃ悩みながら、それでもやった方がいいと思って苦労して苦労して、それでも逃げずにやってきたことだったから、途中で泣きそうになってしまった。

なんとか話をつけて、電話を切った後、次長が俺がかければ良かったねって言ってくれたけど、相手のエネルギーとチクチク言われた一言一言がささって、いやいや…と返すのが精一杯で、トイレでちょっとだけ泣いた。

その後整理して、相手も注意して注意してやってきたのに起こってしまった経緯を理解しないで会社に咎められるんじゃないかという不安があるんだなと思ったので、改めて経緯と背景を丁寧に次長に伝えて、ご理解いただけたら幸いですと伝えた。

その後に、先輩との間に誤解というか、私の伝え方が悪くて怒らせてしまって、でも先輩の普段の仕事ぶりだったり、そもそも私に聞く案件じゃないだろうみたいなことだったりして…昨日は本当にメンタルがボロボロに疲れてしまった。

そんなこんなで今日を迎え、朝すーさんとモチベーションが上がらないって話になった。

もう自分達で上げる方法はやり尽くしてるよねって、はっきり言葉にしなかったけど、昇進できなかったなとかボーナス査定低かったなとかそういうのが仕事の評価なんじゃないかと思わされてる状況で、もう「どうせやっても…」っていう気持ちになっちゃってるって話をした。かといって、給料なりの仕事でいいやとも思い切れない。どうせやるならいい仕事したいし、迷惑かけたり、自分のやりたいように振る舞うこともできない。

メンタルが負け組なんだってことになった。

この繊細さのおかげで出来てることや気がつけてることや役に立ってることがたくさんあるんだろうに、どうしても出来てないことに目が行きがちな性格だから、自信も持てないし、傷つきやすい。

せっかく鮮やかに塗られてても、すぐ黒を混ぜたがる。黒をまぜてくすませないと不安になるのなんでなんだろうねって。もともと黒持ってなかったのに、わざわざ買ってきてまでも混ぜるよねって。この気持ちはなんなんだろうね。横田の価格表じゃないんだからさ。

んま、無防備にいることで傷つけられたくないんだよな。

そんな話をした後、ある問い合わせを受けた。前から私のことをビビってるなぁとは感じていたんだけど、失礼な態度をとったりはしないので、そぉっとそぉっと相手をしていたら、少しずつ心を開いてくれて、今日は相談をしてくれた。「前からやらなきゃとは思ってたんだけど、これを機にやってみようと思うんです」というので、手順を説明した。関係が築けたみたいでうれしかった。

前から、ルールルル ルールルルってやってたらようやく里におりてきてくれたよってすーさんに話した。もう、キツネにしか見えないじゃないですかって。すーさんのツッコミはいつもちょうどいい。

こうやって関係を築くことがあるとうれしいって話をして、結局好きなのかもしれないよねって話したら、「34さんは、なんていうか、嫌な思いすることが圧倒的に多いじゃないですか」って言われて、「けど、結局それを招いているのは自分なんじゃないかと思っちゃうんだよ」って話したら、「34さんのせいとかそんなことはないけど、そっちの方向に向かって歩きがちですよね」って言われた。普通は避けるのに。

フラッと未舗装の道路にパンプスで何なにーって近づいて足グネってるって大笑いした。

その後、次長が昨日の話を部長に相談してる時に呼んでくれて、経緯と私の見解を伝えたら、次長が「かといって、全体を考えたら展開しないわけには行かなかったんで」って私が1番言ってほしかったことを言ってくれた。昨日ずっと、こんなことになるなら、展開しなきゃ良かったなって思ってたから、もしかしたら、次長はそれを私に伝えたくて呼んでくれたんじゃないかって気が、今した。

その後、これがなかったらこんなことにならなかったって相手に言われたことをさりげなくチクったら、それは違うよって部長も明確に否定してくれたから、本当に心が晴れた。

そして、昨日の26分を見守っていてくれたすーさんに、今の話し合いで解消されたよって言ったら、よかったですねって。やっぱり心配してくれていた。

そしたら、次長が仕事のトーンで名前を呼ぶから声を整えて返事したら、おととい配ったラングドシャを掲げて、「これー」ってだけ言ったのがツボって、あの人はこういうところがあるから、なんだかんだあってもこうやって信頼して相談したりする関係が続いてるんだと2人で話した。

その後、床が滑りやすくなってて、目の前で私が転びそうになったのを見て顔色ひとつ変えなかったくせに、今危なかったねーって周りが言い出したら、危なかったねーってのっかり出したのをすーさんが見てて爆笑してた。

なんか結局、私は里にいて、周りの動物と少しずつ触れ合ったり、畑を耕したりするのがやめられないのかもしれないって話した。都会に行ってスーパーで野菜買えばいいのに。時々猪に畑荒らされてめちゃくちゃ気落ちするけど、都会に出る勇気もないし。

言わなかったけど、こういう心のめんどくさい動きをすーさんがいつも共感してくれて、理解してくれて、一緒に笑ってくれるから、私はなんとか腐らずにやってこれてるんだと思う。

すーさんがいる日は楽しいし、いないとテンションが下がる。きっと立場が違うから、すーさんから見た景色は居心地よくはないかもしれないけど、こうやって救われている先輩がいたことをいつかちゃんと伝えたいと思う。

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